栃木県 鹿沼の奥地、久我の加蘇山神社の社務所を使って営業している蕎麦屋があるという。
昨年まではその神社の更に奥にある自宅を改造した民宿でやっていたそうだが今は平日の予約のみだそうだ。神社の駐車場に車を停めて店に入った。
こちらが更に奥に2.6km走ったところにある店?
通されたのは掘りごたつのある居間。
二間続きの居間を開け放して一つのテーブルと掘りごたつがありこんな季節なのに家庭用の石油ストーブが赤々と燃えていた。気温は7から8℃といったところだろうか、日陰の社務所は思った以上に寒かった。
掘りごたつに入ってぬくぬくと20分ほど待っただろうか、頼んだそばが運ばれてきた。
自分は鴨汁蕎麦大盛り、娘と家内はもりそばと天ぷらである。ちょっと値段が高い気もするがこの雰囲気の値段も入っているので決して高くは無い。
そばは二八だが水が良いのだろう、みずみずしくてほのかな香りがありまずまずだ。鴨の付け汁はちょっと甘かったが、もりそばのつゆはなかなか良かったと思う。
食べ終わってくつろいでいたのだが、まるで田舎のおばあちゃんの家に居る様な気分になってしまい店に居る事を忘れてしまいそうだった。2階は民宿になっているようなのでハイキングや登山の好きな人は泊りがけで行ってみてはどうだろうか。