10月から忙しくなるとは薄々予想していたのだがまさかこんなにとは思っていなかった。
年初に買った安っぽいスケジュール帳は予定で真っ黒になってしまった。
追い討ちを掛けるようにもみじ狩りに連れて行けとの指令。
なんで紅葉なんかするんだよ!と言ってもどうする事もできず今週末は那須の山に出撃する予定。
まあ、11月があるさと無理やり言い聞かせるも、何故かこんな時に限って大型が釣れ盛っていたりするから始末が悪い。
もし、茨城に新しい工場でもできれば真っ先に手を上げるのだが・・・。
という訳で12日から13日のレポートを。
そろそろラストスパートをかけないといけない季節。
ところが10月から仕事が忙しくなってしまいこれまでのようにヒョイヒョイとは海へ出られなくなってしまった。
なんとか調整して早めに抜け出す事に成功したので何か結果が残せればと思う。
ところが、ところが、今日は新月後の大潮、という事はマズメは上げで活性が上がらない。
いつものように朝マズメ勝負ができないので、夜のうちに何とかしないとボーズを食らう可能性が高くなる。
で、夕方に勝負を掛けられそうなポイントへ。
ところがところがところが、1級ポイントにはエサ釣り師が竿を並べていてかなりボーズの文字が色濃くなってきた。一か八かこういう時はあのラインで勝負と小移動。
10投しないうちに結果が出た。
バシャバシャとかなり派手に暴れてフックアウトが心配だったが60cmをキャッチ。
とても次の魚をという感じではなくしばらく粘ったもののアタリなしで移動する事に。
その後はもう移動の嵐で朝を迎えたものの案の定マズメの活性も上がらずかろうじてTOPで1バイトを拾うのがやっとで終了。
今回はかなりくまなく探ってみたのだが魚の居場所を探し出すことができなかった。
例年なら11月まで釣れるはずなのだが今年は早く終わってしまうのだろうか。
少し心配。
今週は法事があって釣りには行けそうも無い。
それではという事で近くの河原へ散策へ行くことにした。
そろそろシドミが良い香りを放つ頃のはず。
とげに注意してガサゴソと草むらを探していくと黄色く色付いた硬い実が目に入った。
今年もりっぱに育ったようだ(特に自分が育てているわけではないのだが)。
嫁さんが1kg、自分が800gとまづまづの収穫があり先ほど天日にさらしたところ。
シドミって言われても何の事やら?という人がほとんどだろうがこれはクサボケという低木の実。そのままでは食べられないが独特の良い香りを利用して果実酒やシロップ漬けにすると恐らく果実酒の中では最高クラスの逸品に仕上がるのである。
まだ青い物も収穫してしまったのだが本当はこれからが香りが立って最高の物が収穫できる季節。草むらに立つだけであの強い香りが漂い存在感抜群である。