気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

FT Island ( エフティ アイランド )

2008-03-05 | Rock


アイドルだ。しかも、男の子。が、これがけっこうかわいいと思えてしまうのが怖い。じいさんが孫を見ている心境に近くなってきたのだろうか。しかし彼ら、なんだか清涼感のあるかわいさではある。デビューアルバム時点で14歳から17歳の子供たちだ。

私が購入したのは6月にリリースされた「Cheerful Sensibility」でなく、12月にリリースされた「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」(長い)だ。
この「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」、ずいぶんとデカイ厚紙の箱に普通のCDケースに入ったCDと、けっこうぶ厚い本になった写真集もどきと、そして彼らのカード写真だ。厚紙の箱の大きさは20cm×20cmくらいはある。捨てるに捨てられず置き場に困る。しかし、「Cheerful Sensibility」の方は、なんかもっとデカイらしく、密封パックで26cm×28cmくらいあるそうな。

「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」(長ぁ)は正規1集のRepackageに当たるが(ネットから拾ってきたデータにはSpecial Repackage EditionとSpecialがついている)、このRepackageには「Cheerful Sensibility」の中の2曲が収録されていない。7曲目の「하지말래요:やめろって」と、11曲目「마중:出迎え」だ。
「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」のCDは2枚組で全16曲が入っている。
そして、「Cheerful Sensibility」の方はどうなっているか分らないのだが、「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」の方は、なんだかChapterが3つに分かれていて、Media Playerに取り込んだネットデータを見ると、全曲曲名の後ろに、「Treasure Chapter」、「Emotional Chapter」、「Island Chapter」という文字ががある。つまり、3つのチャプターに分かれているようだ。
1枚目の1~3曲目がTreasure Chapterで、残りの4~10曲目までがEmotional Chapter、そして2枚目の全6曲がIsland Chapterとなっている。各Chapterを意識して聴いてみると、そんな感じもする。そんな感じもするはずで、歌詞カードのデータを見ると、スタッフは各Chapterごとに分けて書かれ、プロデューサーもスタッフも異なる。

このグループは、みんなでパートを分けて歌うグループでなく、曲の内容はともかく、いわゆるロックバンドの標準的な構成で、イ・ホンギがメインボーカルでオ・ウォンビンも歌っているのようである。最初よく知らなかっただが、調べてみるとそういうことのようだ。つまり他の子たちはそれぞれの楽器担当ということだ。
それはそれでいいのだが、いまひとつピンとこないのが、The Nutsもそうだったのが、曲紹介データに記載されている各パートの名前には彼らの名は無い。「Treasure Chapter」には有るのだが、あとの2つのChapterには無い。れをそのまま受け取れば、レコーディングの時、ボーカル以外は参加していなかったということだろうか。
ステージ上の活動曲は、「Treasure Chapter」の曲なのかも知れないが、よく解らん話しだ。

ところで、クレジットに記載されているミュージシャンには、日本人らしき名前がたくさん見られる。というか、「Island Chapter」はプロデューサーも作曲者もそしてミュージシャンもスタッフも日本人だ。つまり、「Island Chapter」の6曲はJ-popということになる。
たしかに、そんな感じだ。

ジャンルはロックとはしたが、ポップバラードな曲が多い。「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」の1曲目の「너 올 때까지:おまえが来る時まで」などは、ストリングスが幅をきかせた編曲となっているが、これをTVなどのステージで聴くと、カラオケのストリングスをバックにギターを弾いたり、ドラムを叩くことになり、アイドルとしてはこれでいいのかも知れないが、私としてはなんだか変な感じは受ける。
それはともかく、彼らのサウンドは明るく、ちょうど「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」の歌詞カードの写真のように青空を感じる爽快さを与える。

最後に、innolifeさんのコメントを要約すると。(「Cheerful Sensibility」の時のコメントだろう)
「このFT Islandのデビューアルバムには、Kを発掘して日本への進出を成功させたハン・ソンホプロデューサーと、SG Wannabe+、SeeYaなどを成功させたMnetのキム・カンスという制作理事の存在がある。ハン・ソンホは、The Nutsの「小言」、ソ・ヨンウン、K、SEE YAなどのアルバムをプロデュースしている。」
CDのデータを確認してみると、なるほど、Treasure ChapterとEmotional ChapterのプロデューサーにはHanSungHoの名がある。
「作曲家陣は、Vibeの「彼、彼女」、「酒だ」などのリュ・ジェヒョン、SG Wannabe+の「アリラン」、「僕の人:Partner For Life」、 SeeYaの「狂った愛の歌」、イ・ギチャンの「美人」などのチョ・ヨンス、そしてBrown Eyes出身歌手ユンゴンの参加がある。また、SMAP、宇多田ヒカル、m-floなどの作曲した日本の有名作曲家たちが参加し、ポルノグラフィティ、SMAPなどをプロデュースした田村充義がプロデューサーとして参加している。これらのことが、「FT Island」や「Reo Reo」、「Primadonna」など、いままでのK-popとは少し異なる曲を作り出している。
「大物企画者とプロデューサー、作曲家たちが意気投合して低迷している韓国歌謡界に新しい期待の主が登場した。アイドルスター誕生という期待と共に、彼らの素敵な歩みが注目される。」と、いうことだ。期待して見守ろう。




【 PS 2008.10.22 2集 】
まず、CDジャケットを実際に手に取って、見て、何だ! と思ってしまった。これはネット上の写真ではさすがに分らなかった。なんか、いろいろ考えるもんだ。(1集にもまいったが)
何かと言うと、縦・横のサイズはCDサイズで、これはけっこうなのだが、色とりどりの紙袋が全部で7枚、透明のプラスティックケースの中にゴムバンドで束ねられて収められている。
まあ、次の瞬間想像はついたが、一袋づつ中を確認してみると、最初にCDが入っていて(これは普通だが)、やはり、メンバー5人の写真が、裏表で10カットづつ1枚の折りたたんだ紙に、5袋に分けられて入っている。そして、歌詞カードの袋と合わせて計7枚の袋というわけである。面白い。私としては初めてである。

この2集、またも本源が流出したようだ。保安警戒令を出していたようだったが。
(最近、エピックハイ、イ・ヒョリ、ソ・イニョンなども相次いで音源流出しているようだ)
で、当初、8月23日・24日に発売記念コンサートを行い、25日に発売日を迎える予定だったようだが、22日にあるサイト(?)に公開されてしまい、アルバムの発売を前倒し、当日(22日)の午後には、急きょオンライン発売をスタートさせたようだ。

2集、作詞作曲のほとんどが한성호:ハン・ソンホで、作曲には한승훈:ハン・スンフンの名も多く見られる。
クレジットを見ると、1集の前半もそうだったが、2集はすべてプロデュースはハン・ソンホである。この人ストリングスでの編曲が好きなようで、1集、2集そして2集追加版のリードトラックはすべてストリングスが登場してくる。これが「FTアイランド風」ということだろうか。
今回、クレジットを見ると、FT Islandのメンバーの名の記載が見られる。ただし、曲ごとのクレジットが無いのでどの曲なのかは分からない。もしかするとMusic 2.0の最初の2曲か。
(ただしMusic 2.0についてはよく知らない)

ところで、なんと、2集を8月にリリースしたばかりだが、2集のパート2と言うか、2.5集と言うべきか、ミニアルバムが今月(10月)18日にリリースされた。なんだ!?
曲は、1曲Remixが有るが、他はダブってはいない。やはり2.5集という位置付けだろうか。しかし、試聴した限りでは、2集を2枚に分けたって感じで、0.5集の印象は無い。やはり追加版といった感じだ。で、今のところコレクションの予定はしていない。




에프티아일랜드
FT Island
エフティ アイランド

■ Member
이홍기 LeeHongGi イ・ホンギ 1990年3月2日生れ (vocal)
오원빈 OhWonBin オ・ウォンビン 1990年3月26日生れ (guitar & vocal)
최종훈 ChoiJongHun チェ・ジョンフン 1990年3月7日生れ (guitar & piano)
이재진 LeeJaeJin イ・ジェジン 1991年12月17日生れ (bass)
최민환 ChoiMinHwan チェ・ミヌァン 1992年11月11日生れ (drums)

■ Genre
ロック

■ Profile
innolife
empas
Daum
Naver

■ Album
1集(Cheerful Sensibility) 2007年6月 (イ・ホンギ17歳)
2集(Colorful Sensibility) 2008年8月

■ myCollection
1集(Repackage:The Story of Five Treasures is a Sweet Journey)・2集(Colorful Sensibility)

■ cdComment
「The Story of Five Treasures is a Sweet Journey」は小包になっている
(「Cheerful Sensibility」もデカイらしい)
2集「Colorful Sensibility」は袋の束になっている

■ Audition
Bugs
Mnet

■ ReleasedCD
Sound Space
innolife

■ Official/PrivateSite
FT Island 02




◆ 1集 ◆



01. 사랑앓이:恋煩い
02. 행복합니다:幸せです
03. 천둥:雷
04. 한사람만:一人だけ
05. 집착:執着
06. 남자의 첫사람은 무덤까지 간다:男の初恋は死ぬまで
07. 하지말래요:やめろって
08. FT Island
09. Reo Reo
10. Primadonna
11. 마중:出迎え
12. 사랑하는 법을 몰라서:愛し方を知らなくて
13. 첫키스:ファースト・キス




◆ 2集 ◆



01. 사랑후애:愛の後で
02. 여자는 몰라:女は分からない
03. 그대는 사랑입니다:君は愛です
04. Love Is
05. 멋쟁이Vs예쁜이:おしゃれな人Vs 可愛い子 (Ft Vs Pri)
06. 외워두기:覚えておくこと
07. 미워하고 원망하고:憎んで恨んで
08. 1분 1초도:1分1秒も
09. 사랑하지마요:愛さないでください
10. 사랑이라 부르는 이름:愛と呼ばれる名前
11. Troublemaker
12. Train

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