気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Bigbang ( ビッグバン )

2008-03-11 | HipHop



빅뱅
Bigbang
ビッグバン
YG Entertainment

〈 Member 〉
      G드래곤 G-Dragon Gドラゴン(本名 권지용:クォン・ジヨン) 1988年8月18日生れ
      T.O.P ティ・オー・ピー(本名 최승현:チェ・スンヒョン) 1987年11月4日生れ
      태양 TaeYang テヤン(本名 동영배:トン・ヨンペ) 1988年5月18日生れ
      대성 DaeSung テソン(本名 강대성:カン・テソン) 1989年4月26日生れ
      승리 SeungRi スンリ(本名 이승현:イ・スンヒョン) 1990年12月12日生れ


       SeungRi      DaeSung       G-Dragon       TaeYang           T.O.P


〈 Music Video 〉
       YouTube BIGBANGのチャンネル

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
       2011.02.24 Bigbangが4枚目のミニアルバムをリリース


      
      
      
      
      
      
      
      


《 Genre 》
      HipHop

《 Audition / Video 》
       Daum Music
       Bugs
       Mnet

《 Profile 》
       Nate
       Daum
       Naver

《 Official / Private Site 》
       facebook
       Daum Cafe




《 Album 》
        MiniAlbum 「Alive」 2012年2月
        MiniAlbum 「MINI4」 2011年2月
        2集 「Remember」 2008年11月
        MiniAlbum 「Stand Up」 2008年8月
        MiniAlbum 「Hot Issue」 2007年11月
        MiniAlbum 「Always」 2007年8月
        1集 「Since 2007」 2006年12月

《 myCollection 》
      1集 / 2集
      Always / Hot Issue / Stand Up / MINI4 / Alive / Special Edition 「Still Alive」
      1stLive「The Real」 / 2ndLive「Great」 / 3rdLive「Big Show」
        Special Edition 2011年4月  




【 2011.03.15 / Alive 】
Bigbangが、事故、事件から深い反省の時間を経て戻ってきた。「MINI4」からは、ちょうど1年ぶりとなる。

まず、いつものごとくジャケット仕様が凄い(扱い難い)。
過去には、同じくYGの거미:コミの4集と次のミニアルバム「LOVELESS」がまったく同じ仕様だったが、Bigbangの今回のジャケットは一回り大きく、それはいいのだが、コミの時のスライドさせるケースカバーがプラスチックから、なんと鉄になった(考えられない)。おまけに、そのバリバリの鉄のケースカバーには、加工した際のオイルの匂いがまだ残っている。さらには、加工面の面取りがなされていないので、下手に触ると手を切りそうだ。(やり過ぎ)

インナーのジャケット写真は、凍死寸前から救い出されたのか、酸素マスクをして写されている。(なんとも)
さすが、Bigbangだと言うべきであろうか。

さらに本筋で驚くことは、今回のアルバムでは、イントロ曲「Alive」を除く、全6曲がリードトラックということである。
ダブルタイトル曲ということは過去にもよくあることだが、今回のようにアルバムのすべての曲がリードトラックとするのは国内だけでなく外国を見てもその例は無いのではないだろうと思う(たぶん)。
しかしこの試みも、やはりBigbangらしいと言うべきだろうか。
ただミュージックビデオが作られているのは、現在のところ「Blue」、「Bad Boy」、「Fantastic Baby」の3曲である。

プロデュースは、今回はG-DragonとTeddyとなっていて、また作詞、作曲も2人の作品がほとんどで、すべての曲がG-Dragonの曲となっている。

Track List
  01. 「Intro (Alive)」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Dee.P & G-Dragon & Teddy  arranged: Dee.P
  02. 「Blue」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  03. 「사랑먼지:愛のチリ」
     lyrics: G-Dragon & Teddy  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  04. 「Bad Boy」
     lyrics: G-Dragon  composed: G-Dragon & Choice37  arranged: Choice37
  05. 「재미없어:つまらない」
     lyrics: G-Dragon  composed: G-Dragon & DJ Murf & Peejay  arranged: DJ Murf & Peejay
  06. 「Fantastic Baby」
     lyrics: G-Dragon  composed: Teddy & G-Dragon  arranged: Teddy
  07. 「날개:翼」 대성:テソン Solo
     lyrics: G-Dragon & 대성  composed: G-Dragon & 최필강  arranged: 최필강 & Dee.P

     NameList
       대성:テソン / 최필강:チェ・ピルガン

今回の5枚目のミニアルバム「Alive」は、2月29日にリリースされたようだが、これに先立ち22日に先行公開された「Blue」はBigbangのカムバックを控えたメンバーたちの率直な心境を伝えるテレビ広告のBGMに使われたようで、いつになく、このアルバムの中でも特異に感じるほどソフトに歌いあげている。
gaonchart 2月26日~3月3日上位4曲が、すべてミニアルバム「Alive」の収録曲が占める中でも1位となている。
TeddyとG-Dragonによる曲である(編曲はTeddy)。

そのgaonchart 2月26日~3月3日で2位を占めているのが「Bad Boy」で、この曲もまたいままでのパワフルで軽快なBigbangとは異なる、ミディアムテンポのメロディアスな曲となっている。
G-DragonとChoice37の作曲にG-Dragonが作詞した曲である(編曲はChoice37)。

「사랑먼지:愛のチリ」(※訳は不適かも?)と「Fantastic Baby」は、いままでのBigbangを感じさせる曲で、この曲もTeddyとG-Dragonによる曲である(どちらも編曲はTeddy)。
gaonchart 2月26日~3月3日では、この「사랑먼지:愛のチリ」と「Fantastic Baby」が3位と4位を占めている。
「Fantastic Baby」では、2NE1なフレーズが何ヶ所か現れる(当然だが)。

「재미없어:つまらない」は、「재미없어 재미없어 재미없어 재미없어」を繰り返して、素直でない恋人に対する不満を歌っているようである。テソンがいつもの声色とは異なる声で歌っているようだ。

そのテソンのソロ曲が最後に収録されている。
テソンがロックなエレクトロニックサウンドをバックにパワフルに歌い上げている。「良いことが起こる。いまこの瞬間這い上がって飛んでみる。」というような歌詞の内容のようで(たぶん)、去年体験した痛みを克服して新しい希望を歌っているようである。

Bigbangのミニアルバム「Alive」、ジャケット仕様、ジャケット写真、そしてアルバム収録曲の全曲がリードトラックと言い放つことに、いつものBigbangらしさを感じさせるが、それとともに、やはりいろいろと経験したことが、収録された曲たちに現れたアルバムとなっているように感じる。


【 2011.05.04 / Special Edition 】
ミニアルバム4枚目をリリースしてから、なんと2ヶ月を待たずして、新曲およびメンバー個別の曲を集めたアルバム「Special Edition」がリリースされた。

ジャケットケースは例によってBigbangらしいもので、厚さ3㎝もあるプラスチックケースとなっている。そして、さらに今回初めてなのが、CDメディアの収納がプッシュ式の引き出しとなっているのには驚いた。
そのプラスチックケースの中には彼らの写真集(歌詞カード)が収められていて、これが98ページもの分厚い、なかなかの出来になっている。
また、今回のYGファミリーカードは、私のケースにはスンリのカードが入っていた。

収録曲は全10曲で、今回の新曲が2曲と、「2011 Big Show」で公開されたテソンのソロ曲「Baby don’t cry」のほか、2月リリースのミニアルバムから3曲と、GD&TOPの1集から2曲、テヤンとスンリのソロアルバムから、それぞれ1曲づつで、ソロの収録曲は5人が仲良く1曲づつという計算で収録されている。

プロデュースはGドラゴンを頭にTeddyと2人で、Co Producer及びRecording DirectorにBigbangの名がある。

1曲目の「Love Song」と、2曲目の「Stupid Liar」が今回の新曲で、またCDリリースということでは10曲目のテソンのソロ「Baby Don't Cry」も新曲となる。
4枚目のミニアルバムからは、3曲目の「Tonight」、6曲目の「Cafe」、8曲目の「Somebody To Love」が収録され、今回のアルバムの4曲目の「High High」と5曲目の「Oh Yeah」はGD&TOPの1集から(「Oh Yeah」は박봄:パク・ポムがフィーチャリング)、7曲目の「I Need A Girl」はテヤンの「Solar」から(Gドラゴンがフィーチャリング)、9曲目の「어쩌라고:どうしろと」はスンリの「V.V.I.P」からの収録となっている。

新曲の1曲目「Love Song」の作詞・作曲はGドラゴンとTeddyで、作詞はGドラゴンが、作曲はTeddyが頭に書かれている。「Stupid Liar」の方はGドラゴンの作詞・作曲で、作曲は최필강:チェ・ピルガンと共作となっている。
10曲目「Baby Don't Cry」は作詞・作曲が(そして編曲も)E.KNOCKの曲である。
「Love Song」は、いままでに聴いてきたBigbangの曲とは、少し違う雰囲気に編曲され、電気加工とモダンロックな面が合わさったような、ちょっと変わった曲となっている。
また、「Stupid Liar」は2月の4枚目ミニアルバムリリース時に、「Tonight」とリードトラックを競った曲だそうで、これも少し変った編曲でメロディラインが面白い曲だ。
最後の曲の「Baby Don't Cry」は、テソンがソロで静かに感性的にメロディを歌いあげ、Bigbangの曲とは思えない曲で(笑)、なかなかいい。

今回リリースの「Special Edition」、4枚目のミニアルバムからの3曲はダブルが、新曲3曲と、コレクションしていない私にとっては、ソロアルバムからの4曲は、新曲で、またソロが1枚のCDに収録されているもいいかも。


【 2011.03.30 / 4thMini 】  ( ※震災の関係で開封がかなり遅れた )
Bigbang、久しぶりのオフラインンでのリリースである。
2008年11月の2集「Remember」以来2年3ヶ月ぶりとなる。この間ライブアルバム、IisのOSTなどもあるが、ほとんどが日本へのリリースとなっている。

今回リリースされたアルバムは4枚目のミニアルバムで、ジャケットはBigbangにしてはめずらしくノーマルな仕様になっている。なお、ジャケットの中にはYGファミリーカードが入っていて、私のには태양:テヤンが入っていた。
収録曲はイントロを含めて6曲となっていて、最近のG-Dragonがリリース曲を考えると、今回のBigbangのリリースは、どうなるんだろうと思っていたのだが、意外にも電気加工のサウンドの中に、アナログ的な要素も組み込まれたアルバム作りとなっている。

プロデュースは、そのG-Dragonで、ほかのメンバー及び양현석:ヤン・ヒョンソクがCo Producerとなっている。
作詞・作曲もイントロも含めすべてG-Dragonで、作曲はすべて共作となっている。

1曲目(イントロを除いて)の「Hands Up」は電気加工の曲だが、サウンド自体は意外にソフトに作られている。
2曲目「Tonight」がリードトラックで、この曲でアコースティックギターが使われた。この曲も優しい感じを受けるが、なんだかBigbangらしいサウンドに仕上がっている。いい曲だと思う。
3曲目「Somebody To Love」バリバリの電気加工の曲だが、軽やかに駆け抜けるような曲で、この曲好きだ。
4曲目の「What Is Right」は、3曲目とテンポ(速度)が同じということもあってか、ちょっと「Somebody To Love」の色違いな感じを受ける曲だ。
最後の「Cafe」が、このアルバムではちょっと毛色が異なるが、G-DragonのハイトーンがBigbangのサウンドらしいとも感じる。

今回のミニアルバム、サードミニアルバムと同じくイントロに5曲という構成にしているが、曲そしてサウンド自体はかなり違った姿を見せていると思う。もちろん、いまの流行りに合わせるということもしていない。
ただ、5曲中4曲のテンポ(速度)がほとんど同じで、体感するリズムに変化が無く、アルバムとしてのその部分は、いまひとつな印象も受ける。
アルバム全体から感じるサウンドの印象としては、一言で言えば、意外にもソフトという言葉だ。


【 2009.05.26 / 3rdLive 】
1月30日から2月1日までの3日間にソウルオリンピック体操競技場で開かれたビッグバン「2009 Big Show」のLiveだ。3日間4回公演で5万名余の観客があったようである(国内史上最多の観客だったそうだ)。
総16トラックの、全曲、全員、最高のパフォーマンスを想像させる収録で、2007、2008 Liveにくらべ、かなりいい音で録音されている。
ジャケットはいつものBigbang仕様だ。(例によって扱いには困るが(笑))

通勤の行きと帰り、1週間続けて聴いたが飽きは来なかった。収録は全部で16曲だが、最後の2曲はアンコールだろうか(と思うが、でかいアンコールだ)14曲目で一度終わったような印象を受ける。そして、その最後の2曲の内「Oh My Friend」のイントロに日本でいう和太鼓のような音が使われていて、なかなかいい。そして、フィーチャリングの女性ボーカルの声が2人はいるようなのだが、太鼓も含め、このあたりのコメント、クレジットが無いのが残念。

彼らのLiveアルバムは、2007年は2月、2008年も2月、そして今年2009年は4月と、毎年ほぼ同じ時期にリリースされてきており、今後も毎年Liveのリリースはされそうで楽しみである。


【 2008.12.24 / 2集 】
いやぁ、Bigbang、最高。Single、Miniからの別バージョンも加えてはいるが、1集に対しては正規2集のリリースだ。
今回も例によってオマケ付きだ。どんなおまけって、・・・ 文字で書くにはちょっと難しい(笑)。

作詞作曲は共作も多いがほとんどがG-Dragonである。G-Dragonでないのは、4曲目の「반짝반짝:キラキラ」とラスト11曲目「 Remember」である(7曲目「멍청한 사랑:まぬけな愛」の作曲も違う)。プロデュースも、もちろんG-Dragonである(バックには当然양현석:ヤン・ヒョンソク)。
この2集、何もコメントの必要も無い。ただ聴けばいい、って感じで文句無しだ。どの曲もテンションが高く、いい曲ばかりである。あえて、タラタラ書くと、
Introの「모두 다 소리쳐:みんな叫べ」を最初に聴いた時は、いや、最初にこのアルバムの第一声が聞えた時だが、私のPCのMediaPlayerが壊れたかと思った(笑)。
2曲目「오, 아, 오:オ、ア、オ」はどこかで聴いたような ・・・ 。だが、この曲、好きだ。いい。
リードトラックの3曲目「붉은 노을:赤い夕焼け」は、2週連続でSBS人気歌謡のトップだ。
5曲目「Strong Baby」は승리:スンリのソロなんだが、いつものBigbangとは少し違うように聴こえる面白い仕上がりになっている。好きだ。もしかして作詞作曲が違うのかと思ったが、やはりG-Dragon。やはりこの曲もいい。
6曲目の「Wonderful」は、まさにワンダフルだ(笑)。


【 2008.10.07 / 3rdMini 】
話しとしてはずいぶん遅くなったが、さすがのBigbang、8月8日リリースの3rd Mini Album StandUp。
ミニアルバムではあるがアルバムとして最高の出来といってもいいのではないだろうか。

まず、CDジャケットだが、これはBigbangらしく、いつもどおりの扱いにくい、ぶ厚いケースだ。だた、材質的にはいつもと違い、少ししっとり感がある。おまけはテヤンの折り紙だ。
インナーの歌詞カードブックレットはミニアルバム6曲にしてはけっう豪華版の14枚。彼らの写真もなかなかいい。

音の方だが、このMiniAlbum3集「StandUp」、Bigbangの新しい姿が見えるだけでなく、音楽的にもかなりいい作品に仕上がっている。コーラスが随分まじめにハモッていて、新しい試みも随所に見られる。
作詞作曲は、「착한사람:いい人」の除いて基本的にG-Dragonだが、今回それぞれの個性は編曲者に現われているのだろう。intro「STAND UP」がTeddy+Kush、「하루하루:一日一日」と「천국:天国」がDaishiDanceで続き、「착한사람:いい人」がKush、「LADY」がTeddy、そしてロックの「OH MY FIREND」がNoBrainだ。もちろん、彼らを私が知っているわけではないが、彼らの個性がそれぞれの個性のようで、なんか納得してしまう。

intro「STAND UP」に続く「하루하루:一日一日」はいかにも、という感じのBigbangらしい曲で、まずはいつもどおりに安心させてくれる。
トラック3曲目の「천국:天国」もその世界からは出てはいないのだが、4曲目の「착한사람:いい人」で、おやっと思わせる。いままでとは違うアコースティックのギターサウンドから入り、迫ってくる。いい。
5曲目の「LADY」でも、いままでのBigbangのイメージからは、ちょっと、らしからぬリズムだ。そして、ラスト6曲目の「OH MY FIREND」で、なんと驚かされる。ロックである。ロックとしては特別変わった作りににはなっていない、むしろサウンドとしてもオーソドックスなもではないかと思うのであるが、なんかBigbangがやると新鮮に聞こえてしまう。じっさい、綺麗なハーモニーで、なんかまじめに迫ってくるロックだ。
実質5曲で、リードトラックは「하루하루:一日一日」だが、ほとんどの曲がタイトルと言っていいほど、それぞれ個性有る曲が収録されている。また、introから6曲目「oh my firend」へ行く、曲の配置もいい。

最終的な数字は知らないが各サイトでのチャートも連続トップがかなり何週も続いたようだ。
それを推して知るべし、というCDの売上枚数の記事が有る。innolifeさんによるものだが、9月19日の記事によると、既に14万枚を越え、2万枚の追加となっている。それ以後どれだけ追加されたかは分らないが大体の想像はつきそうである。
過去、1集、2集もかなりの売上枚数で、1集、2集、3集とも10万枚以上を売上たことになるのだが、1集と2集が10万枚を越えるのに6ヶ月以上かかったのに対し、今回の3集はわずか2週で超えたようだ。CD作成工場が連日夜通し作業をして、嬉しい悲鳴を上げたそうである。
なんにしても、彼らが作り出すサウンドには驚くばかりだ。


【 2008.03.18 / 1stLive ・ 2ndLive 】
まず、2007年2月8日リリースの1st Live Concert The Real。これは2006年12月30日オリンピック公園体操競技場での2時間のライブのようだ。前売りは完売し、かなり高値で競売されたみたいだ。観客数は1万人。
忘れそうになるが、彼らはまだ新人である。考えられないのが、正規1集がリリースされたのが、このライブがあった同じ月、12月22日であるわけだから驚きである。
サウンドの方はライブにしては悪くはないのだが、つい最近聴いたM(ミヌ)のライブと比較すると音質はやや落ちる。そして意外だったのが、ステージでのBigbangの音は落ち着きのあるものだった。これもM(ミヌ)と比較してみると、M(ミヌ)の場合ライブの音はCDとは違って、かなりハイテンションでいい音を出しているが、彼らBigbangの音はCDで聴く音とあまり変わらない落ち着きある音であると感じた。このことも、新人で、しかも10代のグループであることを考えると大したものだと思う。
興味深い話しとして、収録曲には当然「Dirty Cash」は収録されているのだが、このライブ版に収められた「Dirty Cash」は、この日のファンのためにメンバーたちが直接改詞したものらしい。言葉が解らないだけに何とも言えないが、ファンとしては嬉しいものだ。

2008年2月リリースの2nd Live Concert Greatは、2007年12月28日から30日の3日間にソウルオリンピック公園フェンシング競技場で開かれたライブのようだ。当初 2回公演を計画したのだがチケットを手に入れることができなかったファンのために 1回追加して3回公演となったようである。その追加チケットも、あっという間に売り切れたそうである。観客数は、ネットの記事によると1万 5千人と書かれているのだが、これが1回の公演での数かどうかが定かではない。(フェンシング競技場の規模が分れば分るのだが)
このセカンドライブも、さすがと言うべき内容である。音質はファーストにくらべ、いくぶんいいように思える。大きく違いを感じるのが、プロデュースというか編曲というか、音楽的レベルはファーストにくらべハイレベルではある。また、彼らのテンションもファーストの時の落ち着きと言うより、ハイな感じで、彼ら自信も楽しんでいる印象を受ける。セカンドライブの余裕ということだろうか。しかし、その分、音としての粗さ、不安定さは感じるが、それはそれでライブとしてはいい。
このライブで初めて聴く曲「Wild Wild West」、なかなかいい。アレンジがいい。それと、5人それぞれ1曲づつ個性あるソロを収録しているのもいい。
全体的にライブとしてはセカンドの方が点数は高いと感じる。もっとも、収録は3日間の中でいいものをチョイスしているかも知れないが。
ところで、彼ら、これで2年連続年末にライブを行っており、これは恒例となるのだろうか。


【 2008.03.11 / 1集 ・ 1stMini ・ 2ndMini 】
Bigbang最高、と言い切ってここに書けるまでに少々時間がかかってしまった。去年2007年の前半は、まだHipHopというジャンル(というか人種)にまだ少しなじめないところがあり、Bigbang 1集リリース時点では彼らをスルーしてしまい、そのまま、その後のミニアルバムもチェックから外してしまっていた。
しかし、2007年後半から、彼らの天才ぶりはネット上で十分聴かせられ、HipHopという言葉に関しても、既にLexyやtなどにより洗脳(改心)させられていたので、今年に入ってからのリリース済CDをチェックした際には、当然、コレクションに加えるアルバムに決めていた。
さすがに、シングルは原則どおり購入は控えたが、1集及びMiniAlbumの2枚は購入。さらに現在、Liveの2枚も注文し、届くのを待っている。

Bigbang、いまさら私が、彼らについてここに書くには手遅れなほど、既に、ちょっと別格なグループとしての存在感がある。まさに名前が示すとおりビッグバンである。
また、CDジャケットにも他のアーティストのCDとの差別化の主張に成功している。シングル3枚に関しては一般的と言っていいのだが、1集とMiniAlbum2枚、そしてLiveの2枚のジャケットデザインには、強烈な自己主張を感じる。この路線はきっと今後も続けて行くのであろうと思うが、これらジャケット模様を見た瞬間に彼らのアルバムであることが認識できる。このジャケットデザインはきっと事務所の誰かの発案であろうが(もしかして天才の彼ら自信かも)、まさにヒットである。
その事務所は、SE7EN、GUMMY、JiEunなどが所属するYG Entertainmentである。ここYG Entertainmenの顔ぶれを見るに、R&B系、HipHop系ばかりのアーティストで賑わっている。
(ただし現在、LexyはYG Entertainmentに名を連なれていないようだ)

このグループ、ここで私が改めて書くことでもないかも知れないが、YG Entertainmentが6年もの長きに渡って大切に育ててきたG-Dragonとテヤンを中心に、テソン、TOP、スンリが加わった5人組のグループである。とくにG-Dragonについては、小学校6年生の時にYGのヤン・ヒョンソク理事の目に留まり、6年間のトレーニングを経てビック・バンのリーダーに育てあげられたようである。
そして、これもよく知られた話しのようだが、デビュー前に結成までを追ったドキュメンタリーが、インターネットとケーブルTVで公開されたようで、デビューした時には既にしっかり彼らの顔と名前が知られていたのだそうだ。
彼ら、けっこう尖がった写真が多く、それを売りとしているようだが、この尖がり方に臭みが無いのがいい。

とにかく、歌のうまさはバツグンである。しかも、1集時点での彼らの年齢は、18歳から16歳のまだ子供と言ってもいい年頃なのである。その子供と言ってもいい彼らが、曲、編曲がいいとはいえ、これだけのサウンドを創り出せるというのは、いくら英才教育を受けたとしても、やはり天才と言うべきではないだろうか。
そしてその曲だが、1集から彼らの作品が多い(その多くはG-Dragonだが)。そして、1st Mini Album「Always」は、ほとんどが彼らの作品であり、プロデューサーの名にはG-Dragonの名が見られるし、2nd Mini Album「Hot Issue」にいたっては、1曲の作曲のみを除けば全曲G-Dragonの作詞作曲である。もちろんプロデューサーの名にはG-Dragonの名がある。
ネット上の記事などを読んでみても、G-Dragonは既にシンガーソングライタとしても認められているようだ。

彼らの曲、どれをとっても名曲と言っていいが、私としては1集では、やはりリードトラックの「Dirty Cash」と、そして「My Girl」がいい(月並みだが)。「My Girl」はソロがテヤンで作詞はG-Dragonだ。
そして、5曲目と6曲目でフィーチャリングされている이은주:イ・ウンジュ(この名前にはドキッとするが)という女性ボーカルがけっこう調味料となっている。(もちろんYG所属)
そして、1集に限らないが、彼らが創り出すハーモニーがかなりいいのである。(これは、正直ちょっと想定外)

1st Mini「Always」では、これもやはり月並みに「거짓말:嘘」いい。作詞作曲はG-Dragonである。(なんと、電話の声はGummyだそうだ)そして、3曲目の「아무렇지 않은 척:何でもないふり」、ソロはTOPだが、フィーチャリングが지은:チウンだ。曲の中ごろで唐突に女性ボーカルが入って来る感じで、なんかいい。誰だろうと思ってデータを見ると、김지은:チウンだ。いいじゃないですか。

2nd Mini「Hot Issue」は、甲乙付けがたく全曲すばらしいが、3曲目「But I Love U」はとくに曲の作り方がうまい。もちろん作詞作曲はG-Dragonである。そして好きなのが最後の「마지막 인사:最後の挨拶」だ。これももちろん作詞作曲はG-Dragon。(この上記2曲の作曲は共作)
2曲目の「바보:ばか」と、「But I Love U」にも女性ボーカル(コーラス)が入っているが、この声は誰の声かデーターは無い。
Bigbangのプロデュース、ステージもそうなんだが、女性ボーカルの使い方がうまいと思う。

しかし、何度も言ってしまうが、これでメンバーはみんな10代なわけで、とりわけG-Dragonなんか将来どうなるんだろう、と思ってしまう。