気まぐれ五線紙 K-pop

 My Favorite CD Collection ( 284 Artists )

Gummy ( コミ )

2006-01-18 | R&B



거미
Gummy
コミ
박지연(パク・チヨン)
1981年4月8日生れ
YG Entertainment

〈 Bugs MV 〉  ※ 映像が出ない時は再再生 / 速度が遅い時はためてから
   사랑은 없다 (Loveless)
   어떡해 (Loveless)  ※ 映画「下女」
   남자라서 (Loveless)
   그대라서 (OST:크리스마스에 눈이 올까요?)
   님은 먼 곳에 (님은 먼 곳에 )
   거울을 보다가 (4集)
   미안해요 (4集)
   아니 (3集)
   어른아이 (3集)
   날 그만 잊어요 (2集)
   기억상실 (2集)
   그대 돌아오면 (1集)
   친구라도 될 걸 그랬어 (1集)
   그대 돌아오면 (1集)

〈 気まぐれ五線紙 Entertainment 〉
   コミ、4月30日ミニアルバム「Loveless」リリース














《 Genre 》
  R&B

《 Audition / Video 》
   DaumMusic
   곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ 포토:フォト / 정규:正規版 비정규:非正規版 싱글:シングル
   Bugs
   전체앨범정보:アルバム 전체곡정보:曲 뮤직비디오:ミュージックビデオ / 정규:正規版 비종규:非正規版
   Mnet
   아티스트:アーティスト 곡:曲 앨범:アルバム 영상:映像 포토:フォト / 정규앨범:正規アルバム 집:集

《 Profile 》
   Nate
   Daum
   Naver
   KBS World
   innolife

《 Official / Private Site 》
   G Loveless
   miniHP
   me2DAY




《 Album 》
   MiniAlbum 「LOVELESS」 2010年4月
   4集 「GUMMY 4 Comfort」 2008年3月
   3集 「For The Bloom」 2005年9月
   2集 「It's Different」 2004年9月
   1集 「Like Them」 2003年2月 (21歳)

《 myCollection 》
  1集 / 2集 / 3集 / 4集
  LOVELESS
  Unplugged




【 2010.05.12 / LOVELESS 】
4集からは2年1ヶ月ぶりのミニアルバムである。
時を同じくして母親の장숙정:チャン・スクチョンも初アルバムの1集「장숙정」をリリースした。これについては「コミ、4月30日ミニアルバム『Loveless』リリース」を読んで欲しい。
話題的にはコミの大変身である。ずぶんスリムに、きれいになっている。最初、ネットに流れたコミの写真を見て、これ、ほんとにコミ、と思ったほどである(笑)。

ジャケットだが、4集とまったく完全に同じ仕様となっていて、ちょっと驚いた。もしかして、これから、これがコミの標準仕様だったりするのだろうか。悪くはない。(仕様に関しては4集の記事を読んで欲しい)
インナーの写真がなかなかのもので、4集の時の写真も私としては評価は高いものだが、この時の評価はカメラマンに負うところが大きい(カメラは조선희:チョ・ソンフィ)、だが今回の「Loveless」の写真は素材自身にある(つまり、コミなんだが)。そのほとんどがコミとは思えない(笑)。これは、コミ自身とスタイリスト他によるものだろうか。

プロデュースは、4集ではコミとなっていてCo-Producerとして이성우:イ・ソンウと名が記載されていたが、今回の「Loveless」では、Producerが최갑원:チェ・カボンとなっており、Co-Producerにコミの名がある。
収録曲は全6曲で、ミニアルバムと称するには少し多い曲数である。4曲目の1曲を除いて、すべてチェ・カボンの作品と言えるもので、5曲すべての作詞がチェ・カボンとなっている。作曲の方はチェ・カボンが2曲(5曲目と6曲目)で、2曲がSoul-shop(1曲目と3曲目)、残りの1曲が헤어저:ヘ・オジョとなっている。
で、話題のTeddyの曲が4曲目の「남자라서:男だから」で、この曲はリードトラックで、ミュージックビデオも作られている。いままでのコミのカラーとは違った音を作り出している。この曲は作詞作曲、編曲ともTeddyによるものだ。

6曲全曲どの曲も文句は無い。また、収録曲によるものだろうか、全体的にも声色を少し変えたように感じる。
2曲目ヘ・オジョ作曲の「Because of you」が大衆的でいい曲だ。好きだ。
3曲目の「사랑은 없다:愛は無い」もいい曲だ。そして、この曲のミュージックビデオもいい。
5曲目「어떡해:どうして」はチョン・ドヨン、イ・ジョンジェ主演の映画「下女」で使われているようだ。これも映画のシーンのミュージックビデオがある (この映画は、忘れた頃できるDVDを、忘れないように観なければ(笑))。
ラスト6曲目「누구세요:どなたですか」も、いままでのコミとはちょっと違う音を聴かせてくれる。

この「LOVELESS」、ミニアルバムとしては、完成度の高いアルバムに仕上がっていると思う。いい。


【 2008.03.26 / 4集 】
コミ最高、「Comfort」、最高。このアルバムには全体から熱いものを感じる。

リードトラック3曲目「미안해요:ごめんなさい」のフィーチャリングのTOP(Bigbang)のMVとか、二人が顔が似ているとか、話題となっている。
TOPのMVの話題に助けられたかも知れないが、リリース初日から二日連続してアルバム販売集計チャートのHunterChartで1位が続き、Bugs、JukeOn、cyworldなどの各オンライン音楽サイトでチャート2位を記録している。

この曲、コミが踊っている。踊りと言っても、ちょっとした振り付けって感じなんだが、デビュー以来初めてだと思う。

この4集のジャケットが、またビックリである、文字に書き表すのが難しいが、プラスチックの引き出し状のケースにCDと歌詞カードが収められていて、それを引き出してCDを取り出す。まあ、大きさ自体は通常のCDケース並みなので収納にはそんなに困らないのだが。しかし、いろいろ考えるものだ。
ジャケット写真は今回初めて真正面から撮っている。かなり特異な顔写真だ。それが歌詞カードの表紙となっているのだが、表の表紙が目を閉じて、裏の表紙が目を開けている。このヘアスタイルというか、どうなっているのだろう、興味深い。
インナーの写真は評価が高い(私の(笑))。撮った人は조선희:チョ・ソンフィという写真家のようだが、いい写真が撮れている。これもけっこう最高。

アルバムとしの仕上がりも最高の仕上がりだ。音もいい。クレジットを見てみると、Executive Producerは양현석:ヤン・ヒョンソクとなっているが、Producerとしての名にコミの名があり、また、Recording Directorはコミだ。今回、この4集は、まったく試聴しないで購入。それだけに初めて聴いたときの感激もひとしおであった。

1曲目のイントロ「Work it now」のコミの第一声を聴いて、これは!と、このアルバムを予感させる。このイントロ、フィーチャリングはG.Dragonである。フィーチャリングにはYGから多数参加している。
2曲目「Clap your hands」のべースラインがおもしろい。
3曲目「미안해요:ごめんなさい」(リードトラック)が上にも書いたTOPのフィーチャリングで、Stony SkunkのKuchという人の作詞作曲で、この曲もエレクトロニカジャンルの曲だそうだ。最近、このエレクトロニカが流行りのようだ、よく見かける。(韓国歌謡界も流行ると全部そちらに流れる傾向があるようだ) で、乾いた感じがする電子サウンドとGummyの深い感性が込められたボーカルとが出会い、新鮮な感じを与えてくれる、と言うのだが、あまりよく解らない。たしかにアコースティックは使用してないようで、バックの音は乾いた音ではある。
5曲目の「거울을 보다가:鏡を見て」がコミとしては異色な感じだ。今までのコミの曲に無い魅力がある。フィーチャリングのRed Rocの影響大だ。いい、好きだ。
6曲目「Let's get it party」がこれまた、いい。フィーチャリングは45RPMだ。私としてはいちばんいいかも。(もっとも、各曲甲乙は付けがたいのだが)
10曲目「I'm gonna miss u」のフィーチャリング、どっかで聴いたような声色にドキとして調べると、지은:チウンだ。2コーラス目にひょいと顔を出してくる感じで、少しびっくりした。チウン、いい。好きだ。
そして、最後14曲目にBonus Trackとして「미안해요」のHard Trance Remixを持ってきて締めくくっている。

いやぁ、4集「COMFORT」いい。
そして、いま、 ホームページ「G GUMMY4」がいい。


【 2006.06.28 / Unplugged 】
「Unplugged」を購入した。タイトル通りアンプラグドだ。
アンプラグド・ミュージックは電気コードを使わない、つまり電子楽器を使わずにアナログ楽器だけを使って演奏する音楽だ。
収録曲は1集、2集、3集からの全12曲だが、アメリカで録音され、ミュージシャンもアメリカの最高ミュージシャンのようだ。1集、2集、3集と同じ曲だが、アンプラグド用に編曲されており、受ける印象も1集、2集、3集とくらべ、かなり違って聴こえる。聴くほどに良くなっていく仕上がりになっている。


【 2006.01.18 / 1集~3集 】
コミ、メチャメチャすごい。とくに3集がすごい。視聴して、即、すごいと思って全集購入。CDがきてから最初に聴いたのが、この3集。初めてちゃんと通して聴いた時にはオオォッときた。1集から聴くと、だんだんすごくなっているのがよく分る。1集が普通にいい、2集がかなりよい、3集がメチャメチャすごい。1集を「1」とすると、2集は「2」、3集は「4」、といった感じだ。
テクニックだけを言えば、アメリカにはもっとすごい人がいるのだろが、歌はテクニックだけでない。コミがすごいのは、心に迫る、心うつ歌を聴かせてくれるということだ。まさにSoulといっていい。1集で21歳、2集で23歳、3集で24歳。しっかり年齢を重ねてる感じだ。
ところで、거미って蜘蛛または蜘蛛の巣という意味だ。変わった名前つける。(大きく、美しく、という意味の巨美/거미:コミという話しもある)
それはともかく、コミはぜひ聴いて欲しい、少なくとも3集は聴かなくてはならないだろう。

〈 1集 〉
「그대 돌아오면:君が戻ってくれば」のMVにフィソン(Wheesung)が出演のようだ。1集は、Soul的ともいえるが、スローでバラードっぽい曲が多い。

〈 2集 〉
2集になるとレベルが2段階上がった感じだ。声色も1集にくらべかなりいい。また、2集は女性ミュージシャンのフィーチャリングが耳を引く。
この2集ではコミ自身が音楽的な方向を設定してボーカルのディレクターを担当したそうである。
「내 곁에 잠이 든 이 밤에:私のそばで眠入ったこの夜に」の1コーラスの後半部の絡みがいい。「기억상실:記憶喪失」は、なんかたまらない。コーラスもいい。「Dance Dance」はまさにダンスダンス、ファンキーでノリノリ。(どうでもいい話だが、曲の初めの部分で「あっ、まちがえた」と日本語で聞こえる(笑)) 「Round 1」のフィーチャリングにLexyの名がある。「Singing My Blues」のジャズもいい。(こういった構成はあまり好きくはないんだが、コミの普通っぽい会話が聞けて興味深い)

〈 3集 〉
なんてったって、3集がすごい。声色からして違って聞こえる。アルバムづくりとしても今までとは違うようで、プロデューサーも替わってるようだ。歌唱力がメチャメチャうまくなってる。私の知ってる限りだが、トップクラスでないだろうか。
「아니:いいえ」はやはり最高。この曲、悲しい別れの歌で、アニ、アニのリフレーン部分の意味は、「ちがう、ちがう、ちがうと言って。ありがとうと言って冷たく後ろを向けば私はどうしたらいいの」と歌っているようなんだが、この切々と歌い上げるコミのこの叫びは歌い終わった後も、心に残る。24歳である。
「어른 아이:大人子供」はミディアムテンポで歌い上げる。すごい、たまらない。「아니」 とともにコミの成長をいちばん感じる曲だ。
「Secret」は、なんと作詞、作曲ともコミだ。