フルボ酸は生菌ではない
!
菌(土壌菌)由来の有機物質である。
そこんとこ、少し誤解があるので、
詳論を少し・・・・
12月28日あるコメント氏から、コメントを頂いたが、遅れて公開することにした。それは少し説明と応答を必要とするコメント内容だったからである。
で、今回本稿で取り上げ、解説を試みたい。
そのコメント内容は下記のものだ。
《引用開始》フルボ酸は菌ではありません。フルボ酸の効果は一定ではなくその状況により多種の面を見せています。
あまりに煽りすぎる書き方ではないかと思えます。
腐植前駆物質とは何か?
フルボ酸とはどうゆうものなのか?を説明できていないですね。
困ったものだなあ~~投稿 元田裕次 | 2011-12-28 14:57《引用終了》
このコメント氏は、拙稿『フルボ酸は、地球環境のキーワードとなる!!』に転載した転載記事上のある文に対して、触発されたものと思われる。
それは、
《引用開始》フルボ酸?腐植物質という土壌菌の一種で、今注目の有機物質です。生命を育てる大元の菌です。《引用終了》
だろう。
確かに、少し誤解を与える文章でもある。つまりフルボ酸=生菌という誤解だ。
勿論、
気づいてはいたが、フルボ酸は土壌菌由来の有機物質であるので、フルボ酸=菌体と言えなくもない。我々が日常的に乳酸菌を飲用するのは、生菌の場合もそうでない場合も、乳酸菌由来の有機物質が整腸作用するからである。
仮に生菌を飲用しても、腸に達するまでは保たない。整腸作用を期待する、あるいはその他の活性を期待するのは、菌由来の有機物質であると言うことだ。
まあ、コメント氏が期待するように文章を注意深く改変するのも一手であるが、他人の作文を弄るのは、転載のルールに反するからしなかった迄である。
そして、
コメント氏の論は、正論であるが、枝葉末節でもある。だから、即公開はしなかった。
改めて、解説を加えて掲載しようとして、本稿に掲載した訳である。
フルボ酸?腐植物質という土壌菌(由来の有機物質)の一種で、今注目の(土壌菌由来)有機物質です。生命を育てる大元の菌(由来の物質)です。赤字は転載者注
こうすれば、文句は無かろうと思う。また、生菌という印象を与えずに済む訳でもある。
しかし、
賢明な読者は、枝葉末節な議論を望んでいないと考える。また、不毛な議論は何の益もない。問題はその情報に含まれる知見を生活に活かすことであるから、議論をふっかける議論のための議論は拙ブログの本意でもない。
詳しくは、<コチラも参照>
(Dr.ディック・ミヤヤマ氏の解説がダウンロード出来るよ!)
コメント氏の『腐植前駆物質とは何か?』ということならば、自ら知見を披瀝したら良い訳で、ここで小難しく解説はしない。いくらでも情報はある訳で、その中から収集して自ら納得するのが早道だ。
簡単な話だ。
フルボ酸である。合成液肥にフルボ酸を添加すると腐植が進展するという意味だ。だから、腐植前駆物質と名付けたまでだ。それ以上の説明を要しない。
コメント氏のコメントは、正論であるが、悪意は感じられないまでも、誠意があるとは言えない。だから、即公開はしなかった。解説しないで公開すると、折角のブログ記事が毀損されるからである。意味を成さない。
最後に折角だから、コメント氏に問うておきたい。
だから、何なの? 何が言いたいの? そして、何が『困ったものだなあ~~』なの?
それを明らかにする必要があろうと思うが、できるなら、分かりやすくコメントしてほしい。もう一回だけ議論しよう。
それが出来ないと言うことは、議論のための議論である。議論は目的の主張にある。その目的がない議論など不毛である。
(本稿は、コメント欄に返事でも掲載する。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます