ニルヴァーナとは、梵語で涅槃のことである。
つまり、あの世、霊界のことだ。
人間は、そこから出て、そこに戻る・・・。
至極、当然の話であるが、
人間ばかりでなく、
全てはそこから居出る・・・。
音楽もそうらしい。
知恵もアイディアも全てがそうである。
よくインスピレーションなどと言われるが、
これらも全てはニルヴァーナーを経ないものはない。
マシュー君も、かつてはニルヴァーナーに居住していたが、
今は、そうではないらしい・・・。
どこだろうか?
さらに高い次元と思われる。
少なくとも宇宙界と言われる星間を貫く次元界に居住し、
活発に活動しておられるようだ。
そうでなければ、アシュター司令官などとも交流はないだろう。
又、
アナンダ(イエスの宇宙名)などと、気軽に話ができるということは、
相当にレベルが高いというべきである。
とは言え、こういう話こそが荒唐無稽と取られなくもないので、
この辺りでやめておくこととしよう。
要は、
唯物論の凝り固まりでは、
マシュー君のメッセージは理解できないのである。
唯物論は、非常に狭い世界の論理であって、
物質を規定する論理であることは間違いない。
それは一定程度有効であるが、
物質主義が限界時点に差し掛かっている今、
分かろうとするか、無視するか、大きな違いである。
生と死、古くて新しい問題も、
この視点を持たなくては、永遠の謎である。
言うまでもなく、古来、生は霊界から霊として魂に宿り、
やがて、肉体を形作るとされてきた。
肉体は、魂の乗り舟、社とも言われてきた。
アストラル体(エネルギー)がエーテル体(幽体)に作用して、
肉体を形作るのである。
やがて、
肉体は朽ち果て、アストラル体(エネルギー)となり、
ニルヴァーナに還るのである。
その後のことは、さらに深遠であるらしい。
とまれ!
とにかく、肉体は終の棲家ではない。
魂は、合意をもって、
あるいは、無意識でもニルヴァーナを経て永遠に生きるのである。
【転載開始】火曜日, 12月 15, 2015
マシュー君のメッセージ(108)
音楽の影響、避難民、恐れ、祈りとは、ニルヴァーナの構成と人口、愛
マシューです。この宇宙領域にいるすべての魂たちから、こころからのご挨拶をします。この1年があっという間に過ぎ去ったように見えたことに異議を唱える人はだれもいないでしょう。でも、時間がどんどん早くなっているように見えるのは、地球が通り過ぎているエネルギー領域であること、また彼女(地球)がさらに高い波動エネルギーレベルに入っていくと、忙しい時間感覚はもっと強くなるだろうことなど誰も知りません。あなたたちはこのことを知っています。でも、今のあなたたちの頭ににあるのは宇宙の法則の仕組みというより、ホリデーになにをしようかについてでしょう。ですからそれに合わせて、僕たちはこのシーズンの伝統音楽について話すことにしましょう。
あなたたちは宗教的な音楽や荘重な合唱音楽、クリスマスキャロル、そしてポピュラーな曲を歌ったり演奏しますね。でもそれがあなたたちの世界にどれほど大きな影響を与えているのかたぶん知らないでしょう。畏敬の念と大きなよろこび以上に・・それ自体も極めて恩恵をもたらします・・あなたたちのよく知っている音楽の響きと歌詞は気持ちを強く揺さぶる波動エネルギーを発します。このように家族や友人たちとのお祝いや宗教的行事、コンサートなどのイベントにワクワクしているすべての人たちと僕たちも一緒に祝います。この波動エネルギーは愛する人を失って悲しんでいたり、病気やホームレスの人たちそして飢えている人たちの感情も強めます。その同じ広く行き渡っている感情の高まりが、癒しやほかのサポートを必要としているそのような人たちに手を伸ばそうという気持ちを個人やグループに起こさせているのです。これまでにないほどに大きく豊かな気持ちの高まりで、思いやりのこころが与えられ、感謝の気持ちで受け止められています。いまそれが創造している光が明るく輝いているのです。
音楽の重要性は季節だけのこと以上の意味があります。それは一年を通してあなたたちの暮らしに大切な役割を演じているのです。一部の人たちが「天球の音楽」と呼ぶもの・・弦楽器による素晴らしい曲で、たぶんそれが天国の魂たちはハープを弾きながら永遠の時を過ごすという発想のもとになったのでしょう・・は、宇宙のバランスを保つ振動数の波動エネルギーを発します。そして宇宙のミクロコスモス(小宇宙)として、あなたたちは受容する能力に合わせたバランスするパワーを受け取っています。
ニルヴァーナにいる永遠のハープ奏者のイメージは現実とはかけ離れていますが、音楽はあなたたちの霊界の存在そのものにとって欠くことのできないものなので、そこには数千の、ときには数百万ほどの、音楽家と楽器があります。とくに、弦楽器の波動エネルギーはその境界を柔軟に保ち、その領域内にあるあらゆるものを調和させています。また精神的に傷を負ったり、破壊されたエーテル体を破壊されて到着する人たちを癒すのにそれらは欠かせません。
ほとんど同じような方法で、ニルヴァーナの作曲家や音楽家たちはあなたたちを助けているのです。彼らは絶え間なく地球に音楽を送信して、抑圧された感情を解放する高い波動エネルギーを人びとが吸収できるようにしています ・・言わば精神のカタルシス(浄化)とでも言えます。そして病気が魂の合意選択によるものでないかぎり、その波動エネルギーは健全なからだを取り戻す助けをします。あなたたちの素晴らしい音楽・・シンフォニー、協奏曲といったクラシックの作品が人間、動物、植物に活力を与えることが科学的実験で明らかにされています・・の元は天国でつくられ、あなたたちの作曲家たちに魂レベルで“伝えられた”ものです。その作品は神性なインスピレーションによるものだとする人たちもいます。音楽は魂から来ますから、そのような作曲家たちは称賛の気持ちを当然のところに表したのです。
神性なところから決して来ていないものは、ヘビーメタルやハードロックの不協和音の耳障りな音です。それには非常に低い波動エネルギーも発する歌詞がよくついています。そのような種類の音はあなたたちのエネルギーシステムを阻害し、バランスを崩し、からだの光の吸収能力を低下させます。それはあなたたちに精神的、肉体的、心理的な悪影響を与えるので、結果的にスピリチュアルと意識レベルの気づきを妨げることになります。ネオクラシックの作品にはいくらか同じ効果がありますが、とくに地球のエネルギーに敏感な作曲家たちは彼女の惑星体のアセンションが確実に軌道に乗るまではガイアの苦しみを反映するような音楽を書きました。最近の闇の活動にあるネガティビティー(破壊的エネルギー)が、その後の作曲家たちの無調音楽の土台になっています。
ところで、たとえあなたたちの多くが僕たちのコメントを求めていなかったとしても、本来ならばこの季節の計り知れない思いやり、親切さ、寛容さであること・・シリアの避難民を歓迎している多くの国々の精神です・・の悲しい部分について、僕たちは話していたことでしょう。でもそれに反して、アメリカ合衆国の多くの人びとと何人かの大統領候補たちは、避難民たちについて市民に恐れを吹き込んでいます。扇動された恐れに屈して純然たる不安から行動している人たちもいれば、これをチャンスに政治的に利用して人たちもいます。
恐れは光を妨げるために、共感、同情、思いやり、分別力を阻害する極めて強大なエネルギーであるだけでなく、それは伝染します。世間の注目を集めている何人かの人間たちは、主要メディアの力に大きく助けられて、一般の人びとを“感染”させることができます・・それが、避難民たちに安全な場所を提供することを多くの人びとが恐れているアメリカ合衆国で起きていることです。避難民たちはテロリストではなく、戦争とテロから逃れてきているという事実を考慮して公に声をあげているアメリカ合州国をはじめ世界中のすべての魂たちを僕たちは尊敬し称賛します。
安全な避難先を求めて、彼らは命を冒して人でいっぱいになった小さなボートで荒波を越え、険しく辛い陸路を歩いているのです。家や暮らし、持ち物を捨ててそのような旅をあえてする何百万もの大人や子供たちにテロリストが加わるでしょうか?たしかにその可能性はありますが、理性的に考えれば、生存の保証も爆発物装置ももてない状況では、破壊工作を目的とする人間は必要な資材の輸送が可能な迅速で安全な手段で旅をするのが常套でしょう。
ガイアと、そして彼女の惑星体のあらゆる生命体への無条件の愛から、あなたたちの想像を超える巨大さとパワーをもつ、はるかに遠い宇宙文明社会人たちが、あらゆる人びとがこころを開いて愛を受け入れるように、強力な光を送って怖れを消しています。愛こそが世界の鍵であり、あなたたちはそれを創造する助けをするためにそこにいるのです。もしあなたたちが、それに呼応しているすべての魂たちから放たれている光を見ることができたら、僕たちと同じように勇気づけられるでしょう。ある読者からのEメールの1行をここに引用しましょう。「私もすべての人たちが愛され、温かい気持ちになれたらと思います・・すべての王国のすべての生命体です」。このような気持ちがあなたたちの世界の隅々に行き渡れば、地球はかつての美しいエデンの園に回帰し、あらゆる生命はかつてのように平和に栄えるでしょう。
「すでに亡くなっている人たちを祈る必要があるのか、マシューに尋ねてください。もし私たちがある決まった方法で、決まった日にちと時間に死ぬことを選ぶのであれば、祈ることは魂にどのような恩恵があるのですか?いまの世界のこのようなドラマに祈りとメディテーションが解決になるのでしょうか?」
まず、前のメッセージで言ったことを繰り返しましょう。“あなたたちの思いと感情のすべてが祈りです。”お母さん、この質問に答えるだけでなくそれ以上の祈りについての情報を僕たちはあげたいと思います。僕が昔ニルヴァーナに住んでいたときに、お母さんに話したことをここにコピーしてください。
(以下は、『天国の真実』の“祈り“の章からの抜粋です)
スージー:マシュー、集団のエネルギーのパワーを知っていても、人びとが教会に行かなくなったら、祈りの効果はなくなってしまうの?
神は教会を建物のことだとは決して言わなかったんだ。荘厳な大聖堂は人間の考えついたもので、神の意志ではない。教会とは魂の内にあるすべてだ。教会とは人の敬う気持ち、感謝の気持ちだ。それは、精神が高まって神の愛と光の中に入っていくことだ。このような点から、教会は宇宙とつながる力をもつただ一つの祈りと言える。
教会の建物の中に祈っている人びとが溢れるほどいても、その祈りが純粋で力強いエネルギーの流れをもつ人たちはわずかかもしれない。多くの人たちはただなんとなく宗教的なしきたりにしたがって祈るので、そこに本当のエネルギーはない。中には極度の苦悩や不安の気持ちで祈るために、そのエネルギーが歪んで、彼ら自身に悪影響を及ぼすだけでなく、宇宙のネガティビティー(破壊的エネルギー)を増大している人たちもいる。なだらかなエネルギーの流れがそれぞれの魂と宇宙にポジティブな影響を与えるのであって、特別な状況のために熱心に祈ることではない。持続し癒すエネルギーはそのバランスにある。
僕は祈りの目的についてではなく、祈りに関わるエネルギーの効果についてだけ言っている。まったく利己的で貪欲な目的の祈りから発するエネルギーは、愛する家族や友人たちの安全のための祈りから発するエネルギーと同じ強さかもしれない。その目的はひとつのこととして記録され、エネルギーの流れ、あるいは強さはまた別のこととして記録される。
そのうえ、だれかのことでなにか特別な結果を祈るとしても、その魂の生前の合意を知ることはできない。祈っている人が変わってほしいと願っている状況や出来事は、その魂が人生の学びとして選んだ通りのことかもしれない。同じことが自分自身のことで祈る人にも言えるのは、あなたたちの意識が魂とつながることはほとんどないからだ。だから、自分自身にしても、相手のことにしても、最善のことを祈るようにして、選んだことへの結果にあまり強い気持ちを向けないことだ。結果はあなたたちが意識的に選択するものではないとわかれば、あなたたちもホッとするし、それはあなたたちの感性に安心感として記録されるだろう。それによってエネルギーはあなたたちの肉体的と精神的な存在の中に妨げられることなく流れるだけでなく、地球の意識と調和していく。
お母さん、あなたは“死んだ人たち”のために祈ることは大切だと聞いているけれど、どうしてそれが必要なのだろうと思っているよね。そう、私たちが“死ぬ”ことはないけれど、その言葉はこの宇宙領域にいる魂たちに向けてのことなので、たしかに僕たちへの祈りはとても重要だと僕は言いたい。ここに到着する深い慰めと癒しが必要な魂たちのためだけではなく、元気に活気ある暮らしをしているけれど、つねに学びとスピリチュアルな成長をしている僕たちにもという意味だ。もちろん、僕たちはあなたたちの祈りが必要だし、歓迎するよ。そして、知っていてほしいのは、それがエネルギーのバランスがとれた祈りであれば、とくにうれしいことだ。というのは、そのような祈りが僕たち、そして愛する魂たちのあなたたちにとってもっとも恩恵をもたらすからだ。
ありがとうございます、お母さん。「いまの世界のこのようなドラマに祈りとメディテーションは解決になるのでしょうか?」には、“はい、いいえ”という答え以上のことが必要です。もちろん、光に満ち溢れた考えと気持ちが欠かせません・・それらは宇宙の集合意識に入って、それとマッチするものを見つけ、それらのエネルギーのストリーマー(流れ)をあなたたちの世界に持って帰るのです。
しかし行動も同様に重要です。あなたたちがなぜ未来について楽観的なのか、家族や友人、仕事先の同僚たちに話すことで彼らの恐れを和らげ、低い波動エネルギーをもつその悲観的な見方を変えることができます。たとえば、平和、公正さ、環境保護、動物擁護問題に取り組んでいる国内や国際的組織にだれでも参加できるわけではありません。でも誓願書に署名したり、経済的余裕があれば寄付することから創造されるエネルギーによって、そのような活動を支援することができます。たぶん地域のボランティアグループに参加して社会奉仕活動ができるかもしれません。公職選挙候補についての情報を調べて、最適だと判断する候補に投票できます。そして、ただ神性な生き方をすることで、光を世界に送っていることを思い起こしてください・・光のパワーを決して過小評価しないでください。
「地球人口は60億を越え、さらに増えています。マシューは、エーテル体には質量があると言いました。それらは場所をとらないのですか?ニルヴァーナに入る場所がなくなったらどうなるのですか?」
ええ、エーテル体は“場所をとります”。でもニルヴァーナが混雑することはあり得ませんし、ましてや場所がなくなることは決してありません。形や大きさが変わらない地球のような惑星と違って、ニルヴァーナの相互につながっている柔軟な各層は無限に拡大する能力があります。
各層のすべては学びのさまざまな利点と快適な居住施設を提供していますが、その高い次元には比類ない美しさと多様性そして具現化するパワーがあるので、ほかの世界から数え切れないほどの魂たちがそこにバケーションに来たり、上級クラスを教え、またはそれに出席し、あるいは困難な転生後の休息にやって来ます。ニルヴァーナの訪問者や一時居住者たちは、すべて第四密度以上の魂の進化の過程にいますが、エーテル体をはるかに超える質量の肉体を持っている可能性があります。
さまざまな肉体的容姿、衣装、関心、才能の人びとがお互いや地球の動物たちと楽しく交わるこの多層文化的な環境への参入を可能にしているのはスピリチュアルな進化の過程です。ニルヴァーナのそれらの部分の暮らしはまったく壮大です。そして、あなたたちの宗教の間違いを知っていますが、ニルヴァーナの訪問者や一時的な居住者たちは地球からの住人たちに加わって、この聖なる季節の精神をあなたたちと一緒に祝います。その高い波動エネルギーが合わさって、あなたたちの世界の光の輝きを増しているのです。
最愛のファミリー、“もろびとこぞりて(Joy to the World)”と”地に平和を、人びとに善きこころを( Peace on Earth, good will toward men)“・・すべての魂たちに・・を、愛と人生の恵みへの感謝、そしてそのような言葉が真実だと思いたくない人たちへの許しの気持ちを込めて歌ってください。その言葉が真実であることは、コンティニュウム(時空連続体)にある地球の黄金時代のすみずみにすでにあふれています。それが、いまあなたたちがリニアル(線形)時間の中で創造する助けをしている世界に刻々と近づいています。この季節のよろこびを新年までつづけて、あなたたちの光を輝かせて行きましょう。
僕たちの無条件の愛はいつでもあなたたちと供にあります。そして、ほかの星から来ているたくさんの兄弟姉妹たちがあなたたちのすぐ脇で一緒に旅をしているのです。
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愛と平和を
スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Messages
訳文責:森田 玄