飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ネオナチ、ごろつきに支配されたウクライナ!

2014-03-30 21:54:19 | 国際・政治

目を潰された状態で発見された隊員の死体・・・
恫喝するネオナチ、
武装解除にごねるゴロツキ・・・?!
ウクライナ政変は、
正体見えたり!!



 予想の範疇ではある。


 ナチス張りの親衛隊やら、どうやら、ゴロツキ集団の政変であったことがバレバレである。これは、シリアの政変仕込みと何ら変わりはない。


 聞くところに依ると、ネオナチばかりではなく、アルカイダか、アルカイナか分からないが、何でも有りの寄せ集めである。

280214mccain


 しかも、あの騒動の下手人は、スナイパーからして、全ては奴らののゴロツキの仕業である。

 それが、ウクライナの政変の真相である。

 それをEUや米国のメディアは、あたかも民主革命のごとき持ち上げようであるが、全く似ても似つかない。おまけに、どさくさに紛れて、金塊33トンをニューヨークのFRBに運んだか、しなかったとか?

280214ss


 火事場泥棒も良いところである。

 万事が所詮、まやかしがまかり取っているのである。出来るかどうか? ロシアの消滅まで画策していると聞くが、そうは問屋が卸さないだろう。

Беркуту выбили глаз и оставили умирать.

Музичко розмовляє з прокурором (ПОВНА ВЕРСІЯ)

Украина. Правый сектор отказывается разоружиться и угрожает новой власти.



【転載開始】桜井ジャーナル 2014.03.25

キ エフのクーデターでリーダーのひとりだったアレキサンダー・ムージチコ(別名サーシャ・ビリー)が「警官隊」に射殺されたという。何度も書いてきたが、 チェチェンでロシア軍と戦い、その残虐さで有名になった人物。ウクライナのネオ・ナチとチェチェンのイスラム教スンニ派の武装勢力(アル・カイダ)を結び つける存在で、クーデター後には検察官事務所に押しかけてスタッフに暴力を振るったり武装解除を求めてきた暫定政権の人間を恫喝している様子がインターネット上に流れている。

 ムージチコのような人間がいなければ、クーデターが成功しなかったことは確かだろうが、暫定政権を使って儲けようとしている「西側」の「国境なき巨大資本」としては、公然と暴力を振るう人間を放置しておくことはできないだろう。邪魔な存在になってきたということだ。

  「西側」のメディアは隠しているが、暫定政権がファイストの集まりだということは広く知られるようになりつつある。ムージチコのような集団が暫定政権の正 体を明らかにすることになり、「西側」が描くウクライナ乗っ取りからロシア制圧へというプランを壊しかねない状況になっていた。

 現在、国防省や軍を統括する「国家安全保障国防会議」の議長はネオ・ナチの「ウクライナ社会ナショナル党(スボボダの旧党名)」を創設したアンドレイ・パルビー。副議長は、ムージチコと同じ右派セクターを率いてきたドミトロ・ヤロシュだ。

  パルビーはネオ・ナチの「ウクライナ社会ナショナル党(スボボダの旧党名)」を創設した人物で、クーデターで戦闘集団を指揮、ビクトル・ヤヌコビッチ政権 を倒そうしていた人びとや警官隊、双方を狙撃させていたのは彼だとアレクサンドル・ヤキメンコ元SBU長官は語っている。アメリカの特殊部隊と連絡を取り 合っていたともいう。ネオ・ナチに含まれるUNA-UNSOも2006年頃、エストニアにあるNATO系の施設でメンバーが軍事訓練を受けたと言われてい る。

 こうした情報が正しいなら、ウクライナのファシストを操っているのはアメリカの特殊部隊だということになる。ヤロシュの性格はわか らないが、パルビーやUNA-UNSOはムージチコのように愚かではないだろう。今後、キエフのファシストはムージチコのような「荒くれ者」からパルビー やUNA-UNSOのような組織化された集団が主導権を握ることになる可能性が高い。



桜井ジャーナル 2014.03.27 05:46

 ウクライナの戦いは二重構造になっている。ひとつは西部と東/南部の地域的な対立であり、もうひとつは「国境なき巨大資本」の支配を受け入れるか、ロシアにつくのかという経済的な対立である。地域対立には人種差別がからみ、巨大資本はネオ・ナチと結びついている。

  大まかに言って、暫定政権を支えているのは西部に住み、巨大資本に好意的な人びとなのだが、作り上げたのはネオ・ナチ。棍棒、ナイフ、チェーンなどを手 に、石や火炎瓶を投げ、途中からピストルやライフルを撃ち始め、警官隊(ベルクト)の隊員を拉致、拷問したうえ、殺害している。目を潰された状態で発見された隊員の死体もあるようだ。

  事態を悪化させたのは狙撃だが、アレクサンドル・ヤキメンコSBU(ウクライナの治安機関)元長官によると、最初の狙撃はアンドレイ・パルビーなる人物が 制圧していたビルから。このパルビーはネオ・ナチの「ウクライナ社会ナショナル党」を創設したひとり。この政党は後に党名を「スボボダ(自由)」へ名称を 変えている。今は国家安全保障国防会議(国防省や軍を統括する)の議長だ。

 キエフでクーデターの拠点になった広場への出入りを管理していたパルビー。武器の持ち込みも彼の許可が必要で、スナイパーが彼の指揮下にあったことは間違いないと見られている。しかも、狙撃チームはアメリカ大使館を根城にしていたという。

 エストニアのウルマス・パエト外相がEUのキャサリン・アシュトン外務安全保障政策上級代表(外交部門の責任者)に電話でキエフの状況を報告する電話が盗聴され、インターネット上に公開されたのだが、それによると、パエト外相は次のように言っている:

 「全 ての証拠が示していることは、スナイパーに殺された人びと、つまり警官や街に出ていた人たち双方、そうした人びとを同じスナイパーが殺している。同じ筆 跡、同じ銃弾。実際に何が起こったかを新連合(暫定政権)が調査したがらないほど、本当に当惑させるものだ。スナイパーの背後にいるのはヤヌコビッチでな く、新連合の誰かだというきわめて強い理解がある。」「新連合はもはや信用できない。

 「アノニマス」と名乗る集団がハッキングで入手した「電子メール」なる文書が公開されているのだが、その中にはアメリカの駐在武官補佐官ジェイソン・グレシュ中佐とウクライナ参謀本部のイーゴリ・プロツュクとの間で交わされたものがある。

  それによると、ロシア軍の軍服を着せた戦闘員にウクライナ軍基地を襲撃させ、ロシアがウクライナへ侵攻しているように見せかけようとしていた。ロシア軍の 特殊部隊を装ってメリトポールのウクライナ空軍第25基地を3月15日までに、つまりクリミアで住民投票が行われる前に襲撃するよう、グレシュ中佐は指示 している。

 ネオ・ナチはアメリカ/NATOと結びついているのだが、「EU幻想」からビクトル・ヤヌコビッチ大統領に反対した人びとの中にはネオ・ナチを嫌う人もいる。パエト外相にキエフの状況を教えたひとりは、そうした人だ。

  ネオ・ナチが目立つと、暫定政権は「民主化勢力」とは言いにくくなる。そこで右派セクターを率いていたひとり、アレキサンダー・ムージチコが「処刑」され たのかもしれない。殺された本人が死の直前に録画した映像によると、自分を殺そうとする人間がいて、ロシアの情報機関に責任をなすりつける計画もあるとし ている。

 暫定政権はネオ・ナチのクーデターで成立した。治安機関は勿論、軍の内部にも離反者がいるようで、東部や南部の都市でクリミアの後を追う動きが出てくると、対応できなくなりかねない。そうなるとネオ・ナチに頼るか、傭兵会社の戦闘員を雇うことになる。実際、ネオ・ナチで「親衛隊」を編成するようで、数百人規模の傭兵がウクライナに入っているとも言われている。

 国家安全保障国防会議の副議長を務めるドミトロ・ヤロシュは右派セクターを引き入れいるひとり、つまりムージチコの仲間だが、アル・カイダのドッカ・ウマロフなる人物に支援を求めた可能性がある。アル・カイダがウクライナにも入り込むかもしれない。

  オリガルヒや巨大資本のカネ儲け、ネオ・ナチの暴力、場合によってはアル・カイダの参戦、そしてアメリカの傭兵・・・。ウクライナの暫定政権を「民主的」 だと主張することは難しくなってくるだろう。それでもマスコミは「大東亜共栄圏」的な物語を語り続けていくのだろうか?【転載終了】

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