大きく変わり始めた世界の構造!!
隠されたモノは、顕れる!!
ニューヨークからドバイへ。これも一目退散だ。
モナコへ。
マン島へ。
香港へ。
今度は、シンガポールか。
逃げ回る富豪者の富。なぜ逃げる。隠したののは、顕れるというのに........。イエスは言った。『カエサルのものは、カエサルへ.......。』
ひとときの富も、死んでしまえば、その者の自由にはならない。逃げるのは、朽ち果てるのを怖れてのことだ。盗賊、虫食いに荒らされるのを怖れている。『天に積んだ富は、決して荒らされることはない。』
<お気をつけ下さい!!>
【転載開始】
世界の富豪の資産がスイスから大移動
アジアの小国シンガポールの野望
世界の富豪の資金が昨年10月に発生した金融危機を境にスイスからシンガポールへ流れている。なぜ富裕層はスイスから資金を移動させているのか。
2009年01月12日 13:00 http://moneyzine.jp/article/detail/120949/
シンガポール金融通貨庁がまとめた2007年末時点の同国の資産運用残高は前年比32%増の1兆1730億シンガポールドル(約73兆円)で7年連続の2ケタ増だった。08年中にさらに多くの資金が同国に集まったとみられるが、その資金の流入元の1つがスイスだ。
スイスと言えばスイス銀行と呼ばれる大手プライベートバンク (富裕層向け資産運用サービス)が有名で、その顧客情報の守秘義務においては厚く信頼されてきた。刑事事件が起こっても原則として顧客の情報は外部に漏ら さないことでマネーロンダリングの中継地としてもしばしばスイス銀行の口座が使われることもあったが、永世中立国としての政治的立場や税制の優遇、何が あっても顧客の資産を守るというスタンスから世界中の富裕層から愛されてきた。
しかし最近になって長年にわたり積み重ねてきた信頼が揺らぐような出来事が起こっている。世界最大の富裕層向け銀行であるスイス・ユナイテッド銀 行(UBS)が、米サブプライム住宅ローン問題に端を発した金融市場の混乱で07年通年で40億スイスフランの純損失を計上、昨年10月にはスイス政府よ り5000億円を超える自己資本注入と6兆円近い不良資産買取を受ける事態となり経営危機に陥ってしまった。また続く11月に米国の納税者が脱税目的で口 座を利用していることが問題となった件でUBSが顧客情報を米当局に提供したことが報道されると守秘義務の信用性が疑われ、「いっせいにスイスからシンガ ポールに富裕層の資産が流れ出した」(国際アナリスト)という。
一方、シンガポールは国家戦略として高収益が見込めるプライベートバンキング業務を強化中で、これまで「アジアにおけるスイス」としてアジア系の 富裕層をシンガポールへ誘致してきた。所得税に上限を設け、キャピタルゲインおよび金利収入、さらにシンガポール国外の収入および資産も無課税にするなど 富裕層とって魅力的な優遇を行い、同国のプライベートバンキングは急速に発達してきた。
2007年の一人当たりのGDPは日本を抜いてアジアで首位になったシンガポール。国土面積は世界175位の小国ながら、金融危機のさなか安全性を求める富裕層の資金をスイスや米国からかき集め、東南アジアの金融センターとして不動の地位を築こうとしている。
【転載終了】