つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

ペチコートスイセン

2019-04-05 16:35:23 | 庭の花


今日は 今年初めての 夏日になりました
衣服の 調 整に 戸惑って しまいます

衣服といえば こちらはペチコートに よく似ているので その名がついた
ペチコート スイセンです

毎年4月に入るとかならず 咲いてくれる スイセンです
草丈は10センチ位 見るからに 愛らしくて 爽やかさを 感じる花です

広がった花の形から 和名を”笛吹き水仙”と呼ぶ 地方もあるようですが
多分 黄色いメガホンの様な ラッパの形をしているからでしょう

花が咲いたあとは 地上部は 枯れて休眠に入り 秋になると再び発芽します

別名を "原種水仙" 叉は "ゴールデンベル" と言います
ヒガンバナ科です




















 

バイモ (貝母) の花

2019-04-04 17:23:51 | 日記



この花を はじめて見た時 「お愛想にも美しい花とは言えない」 と 思いましたが
いろいろな花と出合う中で 何と味わいのある花なんだろうと思う ようになりました
 
誰かが 残土をここに捨てときに この球根が混ざっていたのだと思いますが
緑地の 林の中で 咲いているのを 見つけました

淡い 薄緑色の花が 傘状に咲き 姿がうつむき加減な ところが
奥ゆかしく思いますが 見た目 非常に地味な上に 目立たない花です

そして花を良く見ると 細い葉の先端が 巻きひげのように なっていて
花同士が 絡みあって 強風にあっても 倒 れないように お互いが
支え合って いるように見えました なんて 健気な花 なんでしょう

質素で 気品がある と云うことで 茶人に好まれ 茶室に飾られるようです

ユリ科の球根多年草です
別名を "春百合" とも云われて 仲間 には 黒百合があります

花言葉は ”謙虚な心” ”母の優しさ” だそうです
ますます好きになってしまう花です





















ベニコブシ ( 紅辛夷 ) の花

2019-04-03 16:22:46 | 日記


道を歩いていて キョロキヨロと よく見ないと通り 越して しまいそうでした~
普通の 辛夷より一回り 小さい ベニコブシ と云う木です
このブログでも お初の花です

とにかく 綺麗と言う表現が ぴったりの花で 八重とも思われるような ほそい十数枚の
うす桃色の 花弁が 楚々としていて シワシワ具合が 何とも 健気に感じます 
この控え目な 姿から 茶花としても 人気がある様です

じつは 写真を撮るのに 残念ながら 非常に 条件が悪くて 
ベニコブシの木の 北側からでないと 足場が ないのです 

そのため 花がみんな 反対側の南に 向いてしまっています
南側から 見る事が出来たら もっと この花の 可憐さが わかると思いますが
仕方がありません 見つけただけでもラッキーなんですから~

この花は 白色もあります それは 四手辛夷(シデコブシ)といいます
やはり 小型の 辛夷です

昔の人は これらの花が 開花すると 農作業を 始めたそうです
そのことから 地方によっては「種まきざくら」とも 呼ぶようです~ 

そのためか 別名を ”田打ち桜” と言います
この花が咲くと 苗代つくりが 始まったのでしょう

昔の人は 植物の花を見て 耕し始めたり 種まきをしたり 植えたり したようです
まさに ”花ごよみ” が生活に根付いて いたようです 





















見上げる桜

2019-04-02 14:56:26 | 日記


今年もまた桜の季節がめぐってきました

町内には何本かの桜の木がありますが 今日はちょうど見頃の様でしたので
撮りに行ってきました ほとんどがソメイヨシノのようです

この町が出来た時 町会で何本か植えた苗木が こんなに大きくなりました
「この緑地を桜並木にしましょう」 とおっしゃっていた初代の会長さんも いなくなりました
それもそのはずです もう半世紀以上の年月が 過ぎたのですから~ 早いものです

さまざまな こと思ひだす さくらかな   芭蕉

毎年この桜を眺めていると 芭蕉の句ではありませんが
いろいろな事を思い出してしまいます

桜には そんな気持ちにさせるものが あるようです
なじみ 深い 桜の花です

























 


諸葛菜

2019-04-01 12:35:26 | 庭の花


道端や空き地などで良く見かける ごくポピュラーな花です
日当たりのいいところ日かげに問わず よく発芽して咲いているのを見かけます

歳時記では諸葛菜と呼び季語になっています
ムラサキハナナが俗名として呼ばれることが多いようですが
植物学上は別種とされているようです

別名にムラサキダイコン、とか ムラサキダイコンノハナ があるようです

なんとなく気品を感じるのは色からきているのでしょうか

4枚のきゃしゃな花弁が楚々としていて風に揺れる姿は やさしそうに感じます

花言葉は”変わらぬ愛” だそうです




















暖かさに誘われて今日チューリップの花が一輪咲きました