日中は暑い日もありますが、朝夕の風に季節を感じます。
毎年、この薄い紫色の孔雀草が咲くと、淑やかな秋に心が和みます。
孔雀草は育て易い花で小さな花が密集して咲く様子が、まるで星のようである事と
霜が降りるまで長く咲き続ける事から、フロスト・アスターと言う英名があります。
薄紫の小さな花が 一枝に連なる様に咲く様子が
羽根を広げた孔雀の尾に例えられてこの名前が付きました。
孔雀草には白やピンクもある様ですが、私はこの色がお気に入りです~
この場所は余り日当たりが良くありませんが、もう10年以上も前から、
今頃になると毎年 咲いてくれます。
キク科のシオン属、宿根多年草です。
草丈は1m位で、何本もある様に見えますが、たったの三本です。
たくさん枝分かれした枝先に小さな一重の花が咲きます。花弁の細い所が、可愛い花です。