つれづれ 2

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

流域紀行八王子 -風景に歴史を訪ねて

2016-12-18 15:31:36 | 馬場先生の野外講座


2016年10月期:第3回
晩秋の横浜を歩く-シーバスで山下公園へ、関内を巡る

野外講座では先生のご配慮で1年に何回か八王子を離れて
ちょっと趣の変った何処かへ連れていって頂いています。

今回は新春に歩いた横浜の再訪になりますがシーバスに乗り
洋上からの眺めや関内の歴史的建造物も沢山見る事が出来ました。

天気までが私達に応援している様で暖かくて風も無く綺麗な青空でした。
今日も みんな馬場先生のプリントを片手に楽しんできました(12月17日)

横浜駅東口から山下公園まで直行のシーバスに乗ります。
私達の乗るシーバスが入ってきました。



先ず後部のデッキを陣取った。
素晴らしい眺めと潮の香りが横浜らしかった。





みなとみらいビル群。
快晴の空と海風が気持ちよくて一生懸命写真を撮った。
まさにクルーズ日和です



何時まで眺めていても飽きない風景。
赤レンガ倉庫が見えてきました。



懐かしい大桟橋埠頭の先端を海の上から眺めた~



雲一つない青空、
ベイブリッチも綺麗に光っています。



日本郵船氷川丸
このアングルで撮れるのも洋上ならではの醍醐味です。
陸からでは絶対に撮れない位置です~



シーバスに満喫した頃、山下公園に着きました。
少し歩いてヘボン博士邸跡を見る。



次のアメリカ山公園からの横浜港の眺望は綺麗でした。 


この公園では冬薔薇が綺麗に手入れされていて
富士山も見えた。(富士山は上手く撮れなかったけど…)



4200人余りが眠る山手外国人墓地。



港の見える丘公園からの眺めは素晴らしかった…
何時まで眺めていても飽きない位の景観です。





この港の見える丘公園に囲まれた「ポートヒル横浜」の1階にある
「山手ローズテラス」で昼食を頂いた。
美味しいイタリアンなのに良心的なお値段でした。
そして窓からは素晴らしい景観が楽しめるお店でした。



フランス山の風車。
説明書きによればフランス領事館とその官邸が建設された時
このフランス山には井戸水を汲み揚げるため風車が設置されていました。
残念ながら当時の物は残されていませんが、かってのフランス山を偲ぶ
モニメントとして風車を設置しています。
風車が回ると水が汲み揚がる様になっているそうです。
風車の色はフランス国旗の色にちなんで青、白、赤に塗り分けられています。



横浜開港広場
中央の“開港の泉”と呼ばれる噴水は
日本近代文明発祥の地を象徴し、文明が広がってゆく様を
時計の文字盤のような12本の放射線で表現して
時刻の文字にあたる所にはサークルミラーとよぶ
ステンレスパネルを立てて現代文明や現代社会を
映し出す姿見としたという。周囲の舗装は
波をデザインのモチーフとし、
樹木や街具とも調和した空間を演出していた。
そのあと、横浜開港資料館(旧館)の中を見学する
この近くで森脇さんが集合写真を撮って下さいました。



クイーンの塔。横浜税関
高さ51メートル、
第二次大戦直後、マッカーサーが初めに
連合国最高司令官総司令部(CHO)を設置した。



ジャックの塔。横浜市開港記念会館
高さ36メートル、
明治42年(1909)横浜開港50周年を記念して
市民から寄付を集めそれを基に大正6年(1917)に完成。
赤煉瓦と白い石積の外壁が調和した建物。
二階のステンドグラス展示物は
震災でめちゃめちゃになったものを修復したものです。





キングの塔。神奈川県庁本庁舎
高さ49メートル、
昭和3年(1928)震災復興建築として建設。
昭和前期の雰囲気を伝えている『帝冠様式』



神奈川県立歴史博物館。
旧横浜正金銀行本店、妻木頼黄の設計で
横浜唯一の石造りで半円形のドームが美しい。



帰りのJR桜木町駅まで歩く途中、大岡川に架かる辨天橋の下で
一艘の繋がれた小舟が とってもロマンチックにみえました~


シーバスは陸上からとは全く違った景観を見せてくれました。
快晴で風もなくて暖かい一日、まさにシーバス日和でした。
いつ来ても何回来ても横浜は新鮮です。

流域紀行もあツと云う間に一年が過ぎてしまいました。
今年も皆様に支えられながら歩く事が出来ました。
色々有り難うございました。
来年1月は又八王子を離れて「湘南のまち 藤沢」です。
どんな景色に出会えるか楽しみです。
馬場ファミリーは来年も元気に歩きます。