明日6月16日(日)は、主日礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「神の言葉」、賛美歌は「羊飼いの羊飼いよ」、「私たちを生かす」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。
私が小さかった時代、学校の先生たちは子どもたちが喧嘩をしたら、当事者を集めてそれぞれから事情を聞いたものです。その上で、総合的な判断をして仲裁してくれました。双方の意見を聞く土壌があったように思います。ところが最近は、一方の主張のみで判断がされているような世の中になっているような気がします。あれをやったらアウト、こういう発言はアウト、そんなテンプレートみたいなものが存在しているようです。そして、誰でもアウトなテンプレートにはめ込んでみると、あら不思議、何だかその人が悪者に見えてしまうようになるのです。
そうなるためには、事前に人々の心にテンプレートを植え付ける必要があります。それは、新聞やテレビの役割です。新聞やテレビとは、一方通行です。そこで、親しみのある芸能人などを使って人々の注目を集めて繰り返し語りかけ、テンプレートを植え付けるのです。考えて見れば、ニュース番組に特定の芸能プロダクション所属の芸人が多いのは何なのですかね。芸人さんって、お芝居が上手・・・、以下省略。ああ、そういうことなんですね。
いずれにしても、偏った情報からは、正しい結論が導き出される訳がありません。私も以前、偏った情報から間違った結論を持ってしまったことがあります。しかし、忍耐して頑張って広く情報にあたるうちに、間違いに気がつくことができました。私のようなおっさんが自分で間違いに気がつくのですから、他の人も気がつかない訳がないと考える今日この頃です。