明日4月28日(日)は、主日礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「愛こそ唯一」、賛美歌は「ハレルヤ、ハレルヤ」、「地よ、声たかく」です。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。
4月最後の日曜日を迎えようとしています。先週は、浜坂教会の2024年度定期教会総会が行われました。兵庫にある教会のお祈りと御支援によって継続していることを感謝しつつ、気持ちも新たに新しい年度の歩みを始めることができました。
最近の世界情勢、とりわけイスラエルの振る舞いを見ていると、基本的に宗教とは幸せを追求するものであるけれども、それが自分たちの幸せだけの追究になってしまうとき、他人がどうなっても、殺しても構わないという身勝手な考えに陥り、自明性さえ失ってしまうことを思わされます。また、基本的に幸せを考える時、自分の幸せを考えるのが無意識の前提になっているということも思わされます。
イスラエルの振る舞いが宗教的なところから来ているのか、宗教的な装いをしているだけなのか、そのことは脇に置いたとしても、結局のところ、自分の幸せと他者の幸せを同時に考えることがないのなら、宗教であろうが政治であろうが、いつでも争いが起こってしまうし、争いが終わることもないでしょう。
自分の幸せを犠牲にしなさいなどという胡散臭いことは決して言いませんが、他者の幸せのことを考えることができないのだとしたら、それは巡り巡って自分の幸せさえも失ってしまうことになります。そのことにいい加減に気がついて、お互いに的外れな振る舞いを終わりにし、互恵精神によって共存共栄に向かう歩みを始めなければ、人類の未来は暗いものになってしまうでしょう。
そのようなことを考える今日この頃です。