暖かくなり、自動車のエンジンオイルを交換したのですが、オイルキャップの裏側にマヨネーズが付着していました。エンジンオイルと水が混じり合って乳化したやつです。初めてのケースです。
原因として考えられるのが、冬場の短距離走行の繰り返しと、エンジン損傷による冷却水の混入とのことですが、ラジエターのリザーバータンクに水質の異常は見られませんので、冬場の短距離走行の繰り返しのせいではないかと仮定できます。
冬場は、結露によってエンジン内に水分が発生するそうです。そこそこの距離を走り、エンジンも過熱すると、その水分も蒸発するのですが、短距離走行では十分にエンジンの油温が上昇せず、結果として水分がエンジンオイルに残り、シェイクされることによってマヨネーズのように乳化が起こるようです。
考えてみれば、今年の冬は大雪で車も雪に埋まったりで、結露し易かったのかもしれません。北海道に住んでいたときは、車に乗るときは暖気を十分にして室内を暖めないと寒くって乗れませんでしたし、走る距離も長かったので、乳化なんて見たこともありませんでしたが、この冬の但馬は、町の外に出るのもままならない大雪でしたので、こんなことになってしまったのでしょうか。それと、最近は、エコとか何とかで、暖機運転をせずに走り出すのがトレンドらしく、アイドリングストップも加わり、短距離走行の繰り返しではマヨネーズ大量生産になってしまうのかも知れません。
対策としては、結果的に短距離走行の繰り返しになっているので、必要もないのに遠回りできるはずもなく、こまめなエンジンオイルの交換しかないのかも知れません。あるいは、春になって暖かくなったらエンジンオイルとオイルフィルターを交換するで良いのかも知れません。
片隅に浜大根の花が咲いていました