スプートニクというニュース記事を読んで、なるほどと思わされました。
日本では、賄賂なんて一般庶民には必要なく、馴染みも薄いです。それは、とても住みやすいということで、役所に行っても、何でも親切に応対してくれます。順番待ちで並んだとしても、順番通りに呼ばれます。実に公正で、信頼できます。
けれども、国の上級の人たちは、自分の利益を追求するために、日常的に賄賂を受け取っています。賄賂を受け取り、悪いことをするのは、不思議なことに国の舵取りをする上級の人たちです。上級と言いつつ、低級で、恥ずかしいです。
昔、聞いたような話ですが、官僚が天下りするのは、一流企業に勤めていたら貰えるはずの給料が、官僚をしたために不足分が生じたので、その分を天下りによって穴埋めしているというような内容でした。
なるほど、と思ったりもしましたが、官僚になったのだから、官僚の給料で満足しておけと思ったりもします。それよりも、あれをこうして、これをあーして、法律の網をかいくぐって自分の給料を確保しようとする、その発想に開いた口が塞がりません。
だから、上級な人たちほど賄賂を受け、不正を働くということについては合点がいきます。国会議員は、自分が有利になるように規制すら利用し、決して自分を取り締まる法律などは作りません。上級の人とか公務員とかが不正をしたら、即実刑になる法律を作れと言いたいです。それをしないのですから、実際はどれだけ低級かということです。
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