ご近所の方が、田んぼにいたザリガニをとってきてくれて、下の子どもにくださいました。早速、岸田川で砂を採取して、水槽を作り、観察しています。どうも雌なので、「はなちゃん」と名付けたそうです。「はなちゃ~ん、はなちゃ~ん」と呼びながら世話をしています。
ところで最近の猫写真は、下の子どもが撮影したものが多いです。ファイルを見ると、なかなか良い表情が獲れているので感心していたら、どうも、猫に話しかけながら撮影しているようです。それが大事なんですね、教えられました。
名前は人格を表すとも言われます。「お前」と呼ぶのは、相手を格下に見ていることの表れで、「はなちゃん」と呼ぶのは、相手を自分と同じように見ていることの表れでしょうか。そんなイメージが膨らんで親しみが湧いてきます。そのことは、きっと名前を呼ばれた相手にも伝わるものではないでしょうか。相手を名前で呼ばないということは、自己中心的なイメージしか持ち得ていないのか、もしくは、相手を知ろうとしない、イメージも働かせようとしない心の頑なさの表れと言えるのかもしれません。