明日、10日(日)は、母の日を覚えての主日礼拝です。午前9時から教会学校、10時から讃美歌練習、10時15分から礼拝が始まります。メッセージは「お母さんは仕えていた」、讃美歌は「キリストにはかえられません」(今月の歌)、「はぼろしのかげをおいて」、「ナルドの香油」です。礼拝後には、祈りの一時をもちます。その後は、お茶の一時です。役員会の打ち合わせもあります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。
「母の日」は、1907年にアンナ・ジャービスさんが、教会学校の教師をしていた亡き母を偲び、母が大好きだった白いカーネーションを飾って記念会を行ったことから始まったと伝えられています。その翌年には、教会で母を覚える日として「母の日」の集いが行われ、その運動が全国へと広がり、白いカーネーションは天国のお母さんを、赤いカーネーションは生きているお母さん覚えて贈られるようになりました。今から100年も前、アメリカでの出来事ですが、当時、アンナさんのお母さんのアン・デービスさんは、女性の社会進出に貢献された方でもありました。「母の日」もまた、女性の社会進出と地位向上のための運動の一環として行われたのでしょう。
あれから女性の社会的地位も随分と高まりました。同時に、現代では、母親像や女性像といったものも多様化し、変化しています。現代において行われる「母の日」は、母親への感謝の日であることはもちろんのこと、様々な問題や困難を抱えながら過ごしておられる母親とその家庭があることに思いを寄せ、多様な価値観が尊重されて一人ひとりが祝福のうちに幸せな人生を送ることができるようにと祈りたいと思います。
