八十路の戯言

写真とつぶやきで綴ります。

道東の旅最終章・・・・・・丹頂鶴・ベニヒワ・ハシブトガラ・キタキツネ

2014-02-28 17:26:01 | 野鳥

旅の最終章
三日目の夕刻やっと晴れ間が出ました。
予定していた鶴居村は雪で入れずで宿泊地に便のいい中茶安別へ



日は西に傾きます。





こちらに変更になってラッキーだったことがあります。
近くのお宅の小鳥の餌場に「ベニヒワ」が来ていました。





ベニヒワは北海道・北日本ではよく見られるとのことですが関西では珍鳥です。
折しも今名古屋市内の公園に一羽のベニヒワが現れたとのことで、
連日3~400人が訪れ大フィーバ中です。

そしてベニヒワとともにハシブトガラも餌場に来ています。






北海道の方は心優しい人が多いのでしょうか?
所々鳥の餌場が用意されています。
餌が無くて落命する鳥が多いこの時期、小鳥にとっては大助かりでしょうね。

他にも「ハギマシコ」(写真は撮れず)が群れていたお宅もありました。


写真は以前に岐阜で撮影した「ハギマシコ」です。

鳥追ツアーも最後の日 通行止めで行けなかった野付半島に鷲を訪ねました。
そこで出迎えてくれたのはこの可愛い「キタキツネ」でした。

この後帰りの飛行機は欠航の連絡、急遽釧路にバスを飛ばします。
昼食の時間もありません。飲まず食わずで釧路へ!
旅の幕切れはあわただしいノンストップ2時間のバスツアーとなりました。

 

最後まで天候に悩まされた旅、
エゾモモンガさんともお会いできるかと思ったのですがついに叶いませんでした。

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車窓から

2014-02-27 09:48:16 | 花・樹木

旅でカメラを向けるのは鳥だけじゃありません。
天候が芳しくないので今一つですが道東の車窓からです。

岸に接岸した流氷、霞んでよく見えませんね。

この上に群がる鷲を撮影したかったのですが・・・・・・。
又の機会にって・・・・あるのかな?(笑)

地吹雪の止み間に!。でも何処を走ってるのか判りませ~ん。


若干雲間から薄日が・・・・天候回復が期待できそうです。

三日目風は強く地吹雪は相変わらずですが雲が切れて晴れ間も・・。



正午前、霧多布岬に立ち寄り休憩です。

バスから降りると足元の路面に氷のうろこ模様が

右が風下(海側)です。風に吹かれて出来たうろこ模様?

岬の岩礁です。上の白いのは雪、水面近くは波しぶきが凍りついたようです。




カメラ任せの色温度はいけませんね。シャッターの都度色が変わってしまいます。(>_<)
冷え込みは御想像いただけますでしょうか?

この後最終宿泊地川湯に向かいます。
昨日は通行止めで観光客が足止めされていました。
情報では通行OKということで丹頂鶴を撮りながら川湯温泉に入りました。

途中見かけたキタキツネ。

あと一回道東の最終報告御辛抱ください。

何時も辛抱しながら付きあってるって?m(__)m

 




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「鳥追いの記」・・・・・オオワシ・オジロワシ・ケアシノスリ

2014-02-25 18:12:09 | 野鳥

三日目に入ってやや天候も回復傾向の様子
風は相変わらず強いですが、日の出のころこそ吹雪いていましたが
時間経過とともに多少はおさまって来たようです。
とはいえ予定していた納沙布岬は通行止めで入れません。
そのまま霧多布岬に!
正午近く青空も見え始めました。遠くに鷲の姿も。
どうやら鷲も動き出したようです。

やっと「オオワシ」との出会いです。


今度は頭の上を



案外とぼけた顔してます。

こちらは「オジロワシ」





おまけは「ケアシノスリ」
普段は大きく感じる猛禽ですがこの日はかわいらしい猛禽に思えます。
やはり鷲は迫力がありますね。


天気さえよければもっといろいろな姿をカメラに収められたのではと思うといささか残念です。

今回はは猛禽デーということで

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[鳥追の記」・・・・・・漁港巡り(鴨類の観察)

2014-02-24 14:42:25 | 野鳥

前述通りツアー二日目は大荒れの暴風雪
それでもバスで2日目の行程をこなします。
バスは羅臼から根室に途中の漁港にバスを止め鳥見です。

ということで北の海の水鳥類です。
先ずは珍しい所で「ハシブトウミガラスケイマフリ」(冬羽)


北極海を中心に北太平洋・北大西洋に生息するらしい。
普段は海洋にいて目にする機会は少ないようだ。
荒れた天候が幸いしたのでしょうか?



暴風を避けて立ち寄った漁港の岸壁近くに避難していたようだ。
ラッキー!! おそらく再び出会いは無いかも?minojiにとっては珍鳥の部類です。
分類はややこしいですね~。
  コウノトリ目 Ciconiiformes
    チドリ亜目 Charadrii
       チドリ下目 Charadriiformes
         チドリ小目 Charadriida
                     カモメ上科 Laroidea
              カモメ科 Laridae
                ウミスズメ亜科  に属する鳥とのこと。
カラスとは無縁のようです。(笑)
「シノリガモ」


関西方面にまではなかなかやってこない北辺の鳥でしょうか?
三重の海では観察されているようです。



手前は♂後が♀です。



降雪の中の撮影ですので色が出ませんね~。

「コオリガモ」 です。



遠目には可愛いですが近くでは結構強面の鴨ですね。

「コオリガモ雌」


「コオリガモ雄」


「クロガモ」


クロガモ「雌雄」



こちらは各地に分布する
「ウミアイサ」この海ではカワアイサと一緒に浮かんでいました。






立ち寄る漁港でふつうに見られる鴨のようです。
暴風雪の中、写真を撮る姿を不思議そうに眺めていたのは若い漁師でしょうか?
漁具の手入れの手を休め

「何撮っとる?」
「鴨・・・・・」
「ほんなもん何ぼでも居るで~!」

とあきれ顔で船室に!
御当地の人には珍しくもない光景なのでしょうがminojiはめったに見られない鴨類です。

二日目は漁港巡りで北辺の海鳥ウォッチング、夕刻根室に入りました。





 



 

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「鳥追の記」・・・・・羅臼にて(カモメ類・オジロワシ・ホオジロガモ)

2014-02-22 19:40:50 | 野鳥

旅の二日目、船で流氷と「オオワシ」「オジロワシ」のウォッチングです。
今回の旅のメインイベントなんですが・・・・・

昨夜半部屋にすすり泣くような声と笛のような音が響きます。
さては出たか?と目を覚ますと外は激しい暴風雪です。(笑)
どうやら換気口のパイプで笛のようにむせび泣いてるようです。

翌朝も激しい暴風雪が続いています。
船は出せないとの船長の判断、やむなく断念です。
ホテルの前の海にも流氷が押し寄せているようです。



暴風雪で写真はこれが精一杯です。
空も海も区別がつきません。
やむなく遅めの朝食、今日の行動予定は???

船で出られないので旅館の前に餌を置いてみましょうとのこと
鷲が来るかもとのことでしばし食堂でカメラを構えます。

海のギャング カモメはすぐに群がって来ました。



この辺りのカモメは三種(オオセグロカモメ・ワシカモメ・シロカモメ)とのこと
二匹の白っぽいのはシロカモメ、その後ろにワシカモメ、右端がオオセグロカモメ(背中の黒がやや濃い)


何処からかヒトデを拾って来て食べ始めました。(シロカモメ)

一瞬風が穏やかに!・・・・現れました「オジロワシ」


しかし強風で吹き飛ばされるように山手に流れます。
大きな鳥は強風では勝手が悪いようです。そしてそれっきりです。
この強風では鷲も飛べないのでしょう。

岸よりの流氷の間には「ホオジロガモ」が


少し沖合にシノリガモも見えます。でも写真にはなりません。
ホテルで時間をつぶすことしばし、次の目的地根室に向かうとのことに

道路状況は降雪と地吹雪で真っ白です。


道路の↓の意味が判りました。この標識を頼りにバスが走ります。
この後所々の漁港で鳥追いをしながら根室に向かいます。

今日は国後島など北方四島は見えません。

バスのタイヤホイールキャップにはこんなつららが・・・


放射状に出来たツララ、初めて見ました。

次回は漁港で見かけた鴨類です。

 

 

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