八十路の戯言

写真とつぶやきで綴ります。

放浪の旅 ⑥ 「サロベツ原生花園へ」

2017-06-30 05:41:34 | 野鳥

休息日の翌日は一泊二日の予定で掲題に車走らせました。

サロベツ原生花園から見る利尻富士(標高1721m)です。

登山はなかなか厳しい山です。海抜0mからの登山1700mを正味一日で往復です。

確か避難小屋が中腹にあるものの、宿泊できる山小屋は今もないと思います。

定年直後登ったのですが厳しい山でした。

今では日帰りでということだとくたばるでしょうね。(笑)

此処での目的はこの鳥「シマアオジ」です。

到着した午後と翌朝頑張りましたがこの程度の証拠写真です。

ともかく遠く(50m以上)で 小生のカメラではちょっと手に負いかねます。

昼食に少しの間現場を離れたらその間に10m程の至近距離に来たというではないか?

良しと気を取り直して夕刻まで・・・・。でも憑きがなかったようです。こんな写真しか撮れませんでした。

広い原生花園に今年は5羽以下ではないかという話ここだけにしかいない種類なんです。

特別にきれいなとか魅力のある鳥ではなく、ただ希少というだけなんですが・・・・。

代わってこいつはいいところに出てくれました。

「ホオアカ」です。

「コヨシキリ」葦に足を踏ん張り懸命に囀ってます。

珍しく木の上に止まった「オウジシギ」です。電柱や電線止まりが多いのですが・・・。

空高く舞い上がりそして地表に猛烈な音を立てて急降下します。

この短い尻尾のどこにどんな音を出す仕掛けがあるのか?

そんなこんなで日が暮れてきました。

夕焼け利尻富士を撮りたくて海岸線まで出ました。

残念ながら太陽は山の北寄り(右)に沈みました。

この対岸200kmほど先は北朝鮮?否ロシア領、ナホトカ、ウラジヲストック辺りになるかな?

翌朝再度挑戦しましたが縁なしでオホーツク海に面するベニヤ原生花園に移動しました。

 

 

 

 

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放浪の旅⑤ 「ベニマシコ」・「ノビタキ」&「アカゲラ」

2017-06-29 05:58:21 | 野鳥

秩父別での休息日、とは言えジッとしてられない性質です。

周辺を散策、犬山では秋まで見られない鳥が畑に・・・・・。

でさっそくカメラ持ちだして鳥追いに!

「ノビタキ♂」

この黒くなった姿は犬山では2000m付近の高原にでも行かない限り見られません。

なかなかお洒落な姿に変身してますね。

「ベニマシコ♂」

すっかり赤く変身してますね。

そして路上に「ヒバリ」

近く林の中から「キョッ キョッ・・・・・」アカゲラの声が響きます。

こちらには小アカゲラもいる。もしかしてと探しました。

残念ながらいつもの「アカゲラ」雌雄でした。(写真は♀)

近くで営巣している様子でしたのですぐそばを離れました。

 

犬も歩けば棒に当たる

この時期北海道は留鳥+夏姿の渡り鳥に色々出会えますね。

この後の行程でもまだまだ鳥との出会いを楽しめました。

 

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放浪の旅④ 秩父別にて

2017-06-28 06:21:36 | 生活

女満別から糠平湖経由で女房の滞在先の秩父別に入りました。

半日かけての200㎞強の移動、些か疲れました。数年前なら平気だったのですが・・・。

とり立てて予定があるわけじゃない旅、安全の為一両日ここで休息です。

 

逗留先の秩父別丘陵

西方には残雪の暑寒別岳(標高1,492m)、7月いっぱいは雪があるとのことです。

八月には遠く一面にヒマワリ畑が広がるとか、女房が居付きたくなった所以のようです。

(秋まで暇を持て余しながら畑仕事に精出してます。玉ねぎジャガイモ ブロッコリetc.うまく収穫できるか?)

夕暮れです。

というようなことでこの日は暮れていきました。

明日は近在を探索です。

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放浪の旅③ タウシュベツ川の橋梁「古代水道橋?」

2017-06-27 05:31:58 | 風景

「クマゲラ」に未練を残しつつも午後は寄り道をしつつ秩父別(女房滞在地)に移動

出発の前日たまたまSWを入れたTVで紹介していた番組に登場した場所に立ち寄りです。

 

場所は1987年に廃線になった旧国鉄士幌線の橋梁です。

古代ローマの水道橋に似るとして全国の廃線マニア?が訪れてるそうです。

ツアー予約なしで時間的にも近くに入れないとのこと展望所からの遠望です。

確かに平屋の水道橋?(笑)

夏には水位が上がり橋梁は水面下に没するということで「幻の橋」として人気の「タウシュベツ橋梁」です。

中央部あたりの2カ所で崩落寸前のところがあります。2003年(平成15年)の十勝沖地震で大きく壊れたらしい。

水没・全面凍結・積雪・水位変動で年々破壊が進み今年あたりが最後になるかもと地元では噂されてます。

拡大すると上部は鉄筋が露出、コンクリートが削られているのが判ります。

場所は大雪国立公園内で景観を配慮してきれいなアーチ橋として建設、石炭搬出に寄与した線です。

傍に行きたかったのですが、4㎞ほど細い山中の道(入り口は施錠)を通り抜ける必要があるとのこと

ヒグマの生息地を通るとのことで、ガイド付きのツアーでないと危険とのことで断念しました。

この日も数人の観光客の姿を認めました。土日は予約のツアー客でいっぱいだそうです。

 

かってここを走ったか?通りがかりのとある小さな公園に置かれていたSLを!

C58(シゴハチ)「客貨兼用蒸気機関車」 

D51(デゴイチ)「貨物輸送用蒸気機関車」

(先の大戦で軍事物資輸送用に一番多く生産された蒸気機関車)

途中休憩に立ち寄った公園でボロボロの姿をさらしてました。

 

 

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放浪の旅 ② 「クマゲラ」

2017-06-26 06:39:27 | 野鳥

「クマゲラ」と言えば十数年前に旅した風連湖の春国岱で初めて目にした。

残念ながら当時のデジカメはAFも遅く、シャッターもタイムラグが大きく撮影は失敗した。

それ以来何度か北海道を訪れる機会はあったが出会いの無いまま幻の鳥の一つでした。

今回は営巣しているという情報をいただいて間違いなく記録は出来るとすぐに現場に近い女満別に飛んだ。

今日はその念願の記録です。

「クマゲラ」♂

  

「クマゲラ」♀ シンボルの赤いベレーが後頭部だけと小さいです。

巣を離れる前に雄と連絡を取り合っているようです。

雄雌共同して懸命に餌を運んでます。雛は4匹確認できました。

餌を運んできて、時々巣にもぐりこんでから飛び出してきます。

どうやら雛の糞を咥えてどこかに飛んでいきます。

巣内を清掃してるようです。鳥は綺麗好きなんですヨ!

外敵に巣を見つけられないように匂いを消す気配りでしょうか。

巣立ちの時まであと何日、もうしばらく懸命の子育てが続くようです。

尚この雛は先週無事巣立ちしたとのことです。


この日は早朝4時から頑張りました。

一番乗りと思いきや夜明け前から先客が数台カメラを並べてましたヨ。(笑)

そして取り巻いてた大砲、道外からの旅行者が2/3を占めているのも驚きでした。

皆さん車中泊で情報交換しながら1~2か月北海道で過ごしてるのですね。

 

 

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