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わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

古文書検定2級 回答提出

2021-07-22 09:02:24 | 古文書

古文書検定2級の問題が送られてきました。4問あり、1問目が一番難しく、次に2問目、3、4問目は初見でもかなり解読できました。最初に難しい問題を出して、心をくじけさせる作戦なのか、そんなことはないでしょうが、1問目は、せめて何の話しか分かれば糸口も見つかるのですが、最後まで解読しきれませんでした。

いつまでも悩んでいても仕方ないので、きっぱり諦め提出することにしました。合格するかどうか、自信のほどは五分五分といったところです。合格すると次は準1級です。ここからが本当の勝負です。かみさんも、1級あるいは準1級が取れたら経歴にもなるといっていますが、準1級が取れたら、中級あるいは上級者といえるのかもしれません。

準1級からは会場試験で、辞書なし、制限時間ありで、初見でどれだけ正確に素早く解読できるかの実力が問われます。これまでは辞書に頼ってましたから、初見での解読力、それと難しい漢字でも正確に書けるようになる必要があります。それで、インターネットで公開されている古文書講座で、少し挑戦的な練習をしていきたいと思っています。

 


2021古文書解読実践 第2回課題 

2021-06-29 16:12:09 | 古文書

第2回課題の添削が返ってきました。評価は久々の◎Aでしたので気を良くしてますが、口内炎などが出来て腹具合も悪く、さあ~といったようなやる気が出ません。

第2回目と第3回目は関西の古文書で、地名などに馴染みがあり興味にそそられ、第3回の課題もすでにほぼほぼ出来ています。気力不足ですが、もう一度確認して提出することにします。

今回の課題は、淀川の北側の西国街道にある板橋を石橋にする話しです。私の地元には京街道が通っているので興味がありました。京街道は京都から大坂へ、西国街道は京都から兵庫そして西国へと通じる街道です。この二つの街道が淀川を挟んで接近するのが、山崎宿と淀宿です。だから山崎が昔ながらの交通の要所だったのですね。そういえば、木津川もこの辺りで合流し、今回の課題で出てくる板橋がこの木津川に今も残っているのを思い出しました。


2021古文書解読実践 第1回課題

2021-06-06 08:22:59 | 古文書

今年度初回の課題の添削結果が返ってきました。かろうじてA評価でした。

今年度の10回の課題を一通り見ましたが、その中でも第一回目はかなり難度が高いように思います。自信がなかったので、A評価だったので少しほっとしました。

昨年、解読実践コースを開始したときは、初見ではほとんど歯が立たず、四苦八苦していましたが、今年は初見である程度読めるようになったので、かなり実力はついてきたと実感しています。しかし、頻出の文字でも認識できないことや誤解読がまだまだ多いため、数多くの古文書を読んで解読の確実性を高めたく思います。

 

 


2021年度 解読実践コース開始

2021-04-26 21:04:49 | 古文書

先週、2021年度のNHK学園の古文書講座 解読実践コースの課題が送られてきました。これから毎月1課題づつ、全部で10課題を解読していきます。5月から始めると来年2月に終わります。

さて、第一回の課題は毛利家文書からのものでかなり難解です。私の苦手な平仮名が多くあります。とくに、小さな仮名文字は色々と悩みます。今回は、同じ形の悩ましい仮名文字に〇をつけ、文脈から特定できた文字に合わせて解読するといった方法をとりました。

提出範囲についてはほぼほぼ解読できましたが、確たる自信はありません。それに、提出範囲外の部分に分からない箇所が多く残っていて悔しいです。連休明けには提出したいので、それまでには提出範囲外についてもほぼほぼ解読したいと思っています。

第2回と第3回の課題は地元淀川筋の内容で馴染みのある地名が出てきます。今、調べている大坂代官の話しとも関連する内容なので楽しみです。まずは、第一回の課題を解読することが先決です。


第3回 古文書講座(続徳川実紀)

2021-04-22 09:52:34 | 古文書

コロナの緊急事態宣言が発出されるとのこと、中止になるのではと心配してましたが、無事開催されました。

今回は私を含めで参加者は3人、各テーブル一人ずつで十分なソーシャルディスタンスでした。緊急事態宣言の関係なのか、急遽、市長が視察にくるとのことでしたが、古文書講座をしている二階の大広間には上がって来ませんでした。その代わり、十数名の老人の団体が見学に上がってきました。中年の男性が黄色い旗を持ってガイドしていたので何かの団体でしょう。ガイドが「この向こう側が淀川でして」と説明すると「オ~」との声が上がっていました。そんなに驚くことかと怪訝に思いながらも、徳川家茂の大坂還御の古文書を解読を続けます。家茂が献上されたくらわんか餅を御付きの人や船の乗組員に分け与え、幕末の緊迫感はあまり感じられないのんびりとした船旅の記録でした。

今回が最終回で、昨年12月から3回シリーズがようやく終わります。次回は、昨年、麒麟が来るにちなんで予定していた筒井順啓の洞が峠の日和見の古文書だそうです。ただ、開催は7月以降になりそうです。


久々の古文書講座(続徳川実紀)

2021-04-15 08:15:18 | 古文書

昨年の12月に中止になった古文書講座が今月から再開されました。3回シリーズの残り2回を今週と来週実施します。

14時開始なので、10分ほど前に到着。参加者は私を含め老人ばかりなので、10分前ならばほとんどは来ているはずなのに誰もいません。しばらくするとおばあさんが一人やってきて、席は決まっていますかと聞くので、自由でしょうと答えます。結局、出席者は2人だけ、講師によると午前中に4人から欠席の連絡があったそうです。

コロナの「まん延防止措置」が出されて、皆さん真面目に不要不急の外出を控えているのだと感心しました。ただ、広い会場(63畳敷きの大広間)に講師と私、それと老婦人の3人が部屋の3隅に座って、講師がマイクで解説します。感染リスクは皆無だと思います。

内容は、続徳川実記の御在坂日次記、14代将軍の徳川家茂が京都二条城から大坂城まで三十石船で還御する内容です。慶応元年9月23日に二条城を朝出発、その時、一橋(喜慶)と井伊掃部頭(直憲)、松平式部大輔(定昭)が見送っています。井伊直憲は桜田門外で殺害された直弼の次の彦根藩主で、戊辰戦争では新政府軍に加わり、維新後には伯爵にまでなっています。その人物が幕臣として喜慶を見送り、後に直弼と同様に喜慶と対立するのは因縁というものでしょうか。

 


近世の研究

2021-03-22 10:23:20 | 古文書

古文書で生涯学習インストラクター1級の資格を取るには、近世、つまり江戸時代から明治初期の古文書を題材に小論文を作成しなければなりません。テーマを何にするか問題で、とりあえず天保の大飢饉のあたりから明治維新までの期間で、大坂代官を中心に調べていくことにします。

天保の大飢饉に起因して大坂では大塩平八郎の乱が起きました。大塩平八郎は大坂東町奉行所の与力でしたが、大坂奉行所と大坂代官所との関係はよく分かりませんが、この乱がなぜ起きたのか、その背景や評価についても見ていきたいと思います。

大塩平八郎の乱の3年後に大坂代官になった竹垣直道が「竹垣日記」を残しています。この日記から大塩平八郎が我慢しきれずに起こした乱をどのように受け留めていたのか、どのような影響を受けたのかを推察してみたいと思います。この中に出てくる色々な人物の中に一人に気になる同僚の代官が一人います。その代官の経歴や足跡、あるいは思想や信条のようなものを調べ、大坂代官が明治維新につながるこの時期に果たした役割、あるいは置かれていた状況なども調べていきたく思います。

まず、「天討 小説大塩平八郎の乱」(松原誠 著)と「大塩平八郎・堺事件」(森鴎外 著)を読むことにします。

 


古文書解読検定準2級 合格

2021-03-10 18:19:13 | 古文書

2月の初めに郵送検定を受けた古文書解読検定準2級の結果通知が届きました。合格しました。
合格は嬉しいですが、点数が思ったほど良くはありませんでした。20点満点で16点、つまり100点満点ならば80点ということです。全く間違って解読していた字が一つ、これで1点減点です。その他は解読は出来ていましたが、回答が間違ってました。「者」(かな文字)を小文字で書かなかったで1点減点、「躰」(俗字)を「体」(正字)で書かなかったで1点減点、「箒」の真ん中がヨになっていて誤字1点減点でした。この3点減点は残念です。
次は、5月ごろに2級の検定です。ここまでは郵送方式の検定で、準1級と1級は試験会場での検定になります。それまでには初見での解読力をアップさせ、つまらないミスを防ぐ必要があります。今は、群馬県立文書館のインターネットの古文書講座を活用しています。この講座は豊富な古文書の解読演習があります。とりあえずどんどん解読にチャレンジして実力アップを図りたいと思います。


古文書解読コース 2020年度修了

2021-03-08 14:26:19 | 古文書

NHK学園の古文書解読コースの第10回レポートが返却されてきました。評価はAでした。これで2020年度はすべてA以上の評価で修了できました。
2021年度は4月ごろから始まりますが、2020年度の受講で少し自信がついたので、さらに10回のレポートがすべてA評価ならば、生涯学習インストラクター1級取得に向け一歩進むことができます。1年以上先の話しですが、次は、古文書を解読して小論文を作成します。これは難しい。まずは題材を見つけなければなりません。
昨年、地元の図書館で郷土史を借りて読みましたが、これといったアイデアも湧きませんでした。そもそもどんな古文書があるか知らないのですから探しようもありません。 少し歴史の勉強でもしようかと思っています。それには1年先の話しでも今から取り掛かっても早くはありません。
余生は長いので焦ることはありませんが、せっかちな性格なもので。


中之島図書館で古文書講座

2020-12-07 18:18:29 | 古文書

大阪はコロナで大変なことになっていますので、古文書講座も中止になるかもと思ってましたが、その連絡はありませんでした。午前中、大阪市内で別の用事があり、昼食後、14時の開始まで中之島公園のベンチでボーとバラを観て時間をつぶしました。
会場に入ったのは15分程前でしたが、もうほとんどの人が来て着席していて、空いている席を探すのにちょっと戸惑ったぐらいです。私より遅かったのは一人だけでした。
参加者はほとんど年配の人で、私同様にリタイヤした暇な人ばかりなのでしょう。決して密ではありませんが、こんなに入って大丈夫なのと思うぐらい盛況です。
講座の内容は道修町三丁目の古文書です。道修町のオフィスに4年ほど勤務したので、馴染みがあり楽しみです。町の寄り合い後の会食の献立の話しで、華美にならないように一人分は取肴三種と吸物壱ッ限りと定められていました。それでも、吸物や鉢で料理を追加したりして、柔軟に運用していたようです。
参加できない人には手土産を渡すことになったようですが、どうしても出席してもらわなければならない場合、その手土産は出ないと案内して出席を促していたようでした。
今も昔も、気の遣い処は同じような気がします。