もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

旅立ち

2011-11-09 05:38:39 | Weblog

日本は

TPP問題を抱えた今

世界の摩擦の中でどんな旅立ちを図られるでしょうか

 

色々な問題を携えた

日本の何時か来た道

又新たな形が芽生え始めた

三日月の顔をした亡き父母も案じている゛何時か来た道゛

 

こんな詩が色褪せた歳月の中で生まれていました

<空港>

 空港

今私は広いロビーの中の一人

登場案内を耳に

首に巻いた七色のスカーフが

風に揺れている

 

昨日迄汗を拭った汚れたタオルは捨て

新しい息吹を詰め込んだかばんを手に

未知数の旅立ち

ピカピカのオニューの靴が

小気味好く

゛ギュッ.ギユッ゛と鳴っている

 

テラスから見上げた

あの地平線へ

やっと手の届く日が訪れた

窓からは

風を切って走る滑走路滑り込むジェット

心の奥に畳んで置いたプリーツスカートが

青空にパッと広がって行く

 

アナウンスが入り

さあ日本発

昨日地球儀を廻し指を差した地点へ

爽やかなシルエットを残し

足早にタラップを踏んで行く

 

 

きっと総理はこんな心境で

Tpp問題を提げ旅立って行くのでしょう

 

゛がんばれ日本゛

 

 

 


秋の夜長

2011-11-08 05:42:22 | Weblog

目が冴えてしまった秋の夜長

見上げれば11月のRenoir

絵の中で読書をしています

私の好きなルノアール

 

眠られず私の夜はしらじらと明けて行く

こんな日の為にと、、、、

私用の録画をしていたテレビ番組をふと思い出し

見ようと思ったが

夫に全て消されてしまっていた(^-^)

まあ仕方が無い

テレビの番組のチンネル二つを持って

゛逃げた逃げた゛と

長い退屈な一日を持て余している夫に

何も言う気にもなれない

 

ある初夏の入り口で

プツンと脳波の一部分が切れました

あれから七年

毎日座り続けていた為に

椅子のスプリングも夫の病の重圧に負け長く伸びてしまったわ~ん(^-^)

糖尿病と脳梗塞と網膜症

大食いの夫の食も限られ

目もカスミの上を歩くモヤモヤ気分

新聞も本も見出しのページを捲るだけ

歩行は困難

楽しみはテレビとラジオ

私よりも遥かに情報をキャッチして

口だけは(^-^)この夜の風に負けんもんかと饒舌

へのへのも~変んなの~よ~ん

 

窓辺に立つと

11月10日が夫の誕生日

゛お父さん今年も山を超え谷を下り雪が来るね゛

白い雪の妖精の胡蝶蘭が

 

 

 

そっと夫の耳元で囁き出す

プレゼントは、、、、

敬老の日に娘達から

お気に入りの帽子をも貰ったから

誕生のプレゼントはいいからと伝えてくれ、、、、、と

二人の孫への冬期講習塾へ教育費

広告を見て私と語り合ったから、、、、か?

珍しくゴークツ爺々の謙虚さに驚いた(^-^)

 

 

 

日の目見たさに(^-^) こんな純なポエムが出てきました

この種の詩は暮らしだけがやっとの今は

しらじらしい程の

心の貧しさで書けませんね、、、、、(^-^)

 

<胡蝶の調べ>

 

大地を起こす雪の結晶が壊れるような

雨垂れが

浮立つ窓辺で聞え出す

夕べ楽しみに数えて置いた胡蝶の蕾

 

一つ目が咲いた時はクリスマス

イルミネーションの輝きに私のハートはギュっと握られた

二つ目が咲いた日は

初春の喜びが床の間一杯に溢れだし新年の乾杯

三つ目の花には

やっと長い冬のトンネルの向こう側

バレンタインの愛の陽を受けて

゛もう少し障子戸を開けて下さい゛

出窓に飾られた白い妖精の

春への疼き

 

残りの蕾も

旅立ちのステップを踏み始め

雪国の胡蝶の調べは

 春の道程へこんこんとあやされて行く

 

 

 

 

 

 


セリーグのリーグ優勝

2011-11-07 06:25:54 | Weblog

ヤクルトか中日か

日曜の朝

夫の視線が

私のやる事成す事について来る

夫の心中はポーカーフェテス読めないが

来年の事を言えば鬼に笑われる、、、、?

 

オレがオレがと主張する

来年は夫の干支の龍年

昨日の広告

年賀の印刷には孫のドラゴンボール

龍が強そうに尾ひれ迄インパクトを付けていた

 尾っぽ迄燃えているよ

世知辛いこの世

フアンの願いの予想が狂ったら、、、、

 勝負の怖さに敵味方を変え

胸に付けた裏技のボアが均衡を保って行く(^-^)

 

 

カーテンを引いた就寝前テレビを見ながら

゛ダイジェスト今日一日を振り返りつつ拾ひ楽しむ至福時゛

 

 ナイスキャッチの グット(^-^)モーニング

へのへのもへ女

 

勝て嬉しい花一匁

負けても嬉しい花一匁


鴎が飛んだ

2011-11-06 05:18:54 | Weblog

雪が来る前の

11月の秋の出口は寒さばかりが募ります

 渡り鳥

箪笥の奥で

日の目を待っていた

亡父が買ってきてくれた時代は流れて行ったが

あの日の温かそうなセーターに袖を通してみたら

冬の入り口で

父がこの日を待っていてくれました

 

お酒はゆるめな燗がいい

肴はあぶった゛いか゛でいい

女は無口な人がいい

明かりはぼんやり灯すがいい

母の若い頃はきっとこんな古風な人だったのでしょう、、、、?

寒空にほのぼのとした温もりの

舟歌が聞えて来ます

 

心に貼り付いていた

忘れていた海辺

あの日の鴎が飛んで行く

 

 

 

 

 

 

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今は冬の入り口

2011-11-04 07:13:44 | Weblog

気まぐれな快晴に

一日を家に閉ざしていても

もったいないので

隣の町のベストム迄

朝の広告を畳みホケットに弾ませ自転車を漕ぐ

 

収穫の終わった刈田の跡は

北海道の広大さを主張している

冬の入り口の遠く山々

白妙の美景に見とれ

眠っていた心が揺さぶられる思いに

目先だけの近視眼的な拘りや

私の小さな悩みは消えて行く

 

店頭には冬囲い用品や

大根、人参、牛蒡、じゃが芋、玉ねぎ、キャベッ、白菜、の山積み

視線を移すと

柿、蜜柑、りんご、梨

鮭、さんま、すずこ

海の幸、山の幸

冬への道程に呼び止められ

私はチラ紙の目玉商品

ショウ油、キャノラー油を買い

一日介護のひだまりさんへ行った病夫への土産に

柿とりんごを籠に入れ

長い上り坂への道のりを

゛こんな坂、、、こんな坂、、、何んだこんな坂゛

゛人生の七坂八坂゛

゛負けてたまるか゛

風に逆撫で思いっきり自転車を漕いだ

 

 

この世の何をやってもどうにもならない閉塞感に

人々はストレスを感じ

異端児的な発想や心に

何かを求め

傾いて行くのだろう

 

゛徹ちゃん、、、遅くなってごめんね゛

呼び止められて行くその心

人々は時代の流れに変革しているのでしょう、、、、

 

 

 

 

 

 

 


今日は文化の日

2011-11-03 05:48:19 | Weblog

文化芸術に貢献した

表彰者名簿が新聞に記載されていましたが

知人は居ないかと目を近つ゜けてみましたが

視野が大きすぎて

私の目では探せません

 

゛まあ゛未だこの寒空で、、、、

夕焼け小焼けの赤トンボ

温もりを求め外壁に貼り付いています

 

友は消えて行く中で

丁度このトンボは

この世に命さながら生き残っている

゛百歳ばんざい゛

羽根を広げた一匹の赤トンボ

明日は我が身

宿命を意識したその意地らしさに

掴んでみたが、、、、

連れて帰る事も出来づ

後ろ髪を引かれる思いで

夕焼け小焼けの夕陽の空へ

そっと返してやった

 

あの日の病門の出口

何時までも手を振り見送ってくれた

亡き父の面影

今日の夕陽に貼り付いた父の呟き

私から離れない