もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

鴎が飛んだ

2011-11-06 05:18:54 | Weblog

雪が来る前の

11月の秋の出口は寒さばかりが募ります

 渡り鳥

箪笥の奥で

日の目を待っていた

亡父が買ってきてくれた時代は流れて行ったが

あの日の温かそうなセーターに袖を通してみたら

冬の入り口で

父がこの日を待っていてくれました

 

お酒はゆるめな燗がいい

肴はあぶった゛いか゛でいい

女は無口な人がいい

明かりはぼんやり灯すがいい

母の若い頃はきっとこんな古風な人だったのでしょう、、、、?

寒空にほのぼのとした温もりの

舟歌が聞えて来ます

 

心に貼り付いていた

忘れていた海辺

あの日の鴎が飛んで行く

 

 

 

 

 

 

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