もしもしウインドー

僕の前に道は無い
僕の後に道は続く、、、
さ迷い歩む、
未来の窓もしもしウインドー

冬への衣替へ

2010-10-21 05:13:52 | Weblog
゛風に鳴る軒に吊るせし青南蛮が赤き衣に早変わり゛






夏の陽に育った青南蛮が
何時の間にやら季節を告げる衣替えになっていた(^-^)


゛電池を替へてカチカチと小気味良くひと冬潜る時の躍動゛


あの過ぎて行った青春の日がカチカチと音を立てる



左手で止まっていた秒心が
電池一つで
ひと冬潜る時の躍動

何時ものお店で何時もの場所で
おじさんに
ひと冬潜るのに電池を入れ替えて貰いました
時代は変わっても一日は24時間
時計の音は今も昔も同じ音
カチカチ時を刻んで行く



冬囲い

2010-10-20 06:23:22 | Weblog
木枯らし


季節の移りに


群れから離れた赤蜻蛉が
我が家の鉢の青葉に陽を仰ぐ



雪虫が飛び交う裏庭は
七日もすると
雪がこの街を冬を知らせにやって来る
初雪は26~27日頃かなと
なれない手付きで雪囲いをする

夫が病になって6度目の冬になる
プツプツと傷みで切れる縄に
来年は新しい縄を買ってやろう

夫の雪囲いを思い出し
見よう見まねで
囲いを終わらせた
その私の足元から
離れない一匹の赤蜻蛉
秋の群れから離れたのでしょう
家に入れると
白いレースのカーテンに寄りそって陽を仰いでいた




木枯らしが連れて来る物、、、、



雪の知らせが

2010-10-19 06:39:46 | Weblog
ひと雨毎に冬への近つき゜


初冬の雨は冷たい



季節は思いもよらづ
残暑の夏が占領したために
ついつい油断をし
昨日は霙に出会い
゛もう冬の入り口のこんな時期゛
満弁の微笑みで咲いている芙蓉の呟き


北見峠は零度の
初冬の便りをテレビから受けた

自転車を漕ぐ通り
孫の犬を連れた散歩路

小雨がぱらぱらと固く白い粒
霰と言う形に化して行く
思わづ゛寒い゛
私の心に
子犬は喜んで駆けだした(^-^)゛

これからは
ひと雨毎に冬に傾いて行く
今日も雨の通り路





この雨も何時しか雪に変わって行く

一つ屋根

2010-10-18 06:02:30 | Weblog
風の子



雪国の主婦のひと冬潜る編み物



二人暮らしの一つ屋根

゛余り毛糸マフラーに繋ぎ繋ぎて編んで行く冬の入り口゛


家族中の冬のカラフルな色糸を寄せ集めて編み込んで行く
手編みのマフラー
だんだんと仕上がって行く
母さんの温もりの冬の入り口





゛意味も無きのに愉快なり過ぎし悪戯の胸算用が穴捲り゛

振り向くと
病夫がクックックックーと笑ってる
否な予感
又やられたか
゛つるべーのしるしなり゛




゛吾の声に持ちた茶碗を落とす夫の伸びた顎鬚摘みし頃゛


゛お父さん゛と言うと゛ギク゛っとして
朝の納豆ご飯を床に落とし
゛びっくりしたひっくり返った゛よ
この人誰~れ?
それとも私は誰にみえるのだろうか

へのへのも~への
信じられない一つ屋根





2010-10-17 05:03:36 | Weblog


夏はアイスで
冬はホットで
コーヒー一杯で
そしてそしてで昨日を今日へと繋ぐ接続詞
今日という日に向かって身を立てる
読み書きソロバンの中での
詠んでみる短歌もその一つ
今年も佳作の出来で拙いので
゛やめれ゛゛止めれ゛のコールを他所に
これも癖の一つ
止めようと思っても
気が許さないのです
積み重ねて来た自分を失うようで、、、



゛この齢になり癖と言ひしの身に付きし物離るるに苦労せし゛

癖とは十人十色いろいろな癖をもって人生の中で
影になり日向になって歩んでいる
゛今更何さ゛
離れるにはきっと苦労する物であろう
癖と言う曲者に付きまとわれてと苦笑する(^-^)


゛秋雨やザーつと言ひしの音を立て蛇足の一語消して詠み行く゛

一語に迷っている時に
ザーっと雨の音がして私を迷いから救ってくれた雨の音



゛冬大根の束抱へ時代の影のおふくろさんを呼びてみる゛

お袋の味
晩秋の空から色々な形で家族の帰りを
温かく待っていたくれた物です
あの鄙びた空の
雪の日の沢庵漬けに思いが馳せます



貯蔵用の野菜が(^-^)秋空に山積みの店頭の前
ふと思い出すのが、、、亡母の顔










秋の出口で

2010-10-16 05:52:37 | Weblog
紅葉して行く過程に戯れた一日

あの山の向こうに重ね合う青春

ポンポンダリアが夏空に弾き返した微笑

芙蓉の花の燃え出る力





゛南京豆の殻を剥きつつ新聞を広げて食みぬ暇つぶし゛




テレビを見ながらポリポリと
南京豆食べる長い夜の居間での和み





゛有るべき事の未来と過去を結びつけ芙蓉の花の寛大さ゛

未だ寒空に蕾を抱え咲いている
芙蓉の大きな花の力
あるべき姿とこのままにして置こう





゛夜半の月野辺の紅葉のひと片を本に挟めて詠む嬉しさや゛

ハッとして振り返った
赤く燃えた紅葉の葉の美しさを
読見かけの本に挟めて


゛冷たくて黄金の色に染まりつつ銀杏の夏はあでやかに散る゛

銀杏並木をで潜ったあの日
もう冬が其処迄来ていて冷たかった



秋は深く煮詰まって行く

去って行った出来事の中に

2010-10-15 05:27:55 | Weblog
嬉しかった事の
あの夏の日を思出だします

落ち葉カソコソあの日が蘇って参ります


今夜はグラタン(^-^)焦げた表面に満足


楽しい我が家のあの日です





゛巡り合わせのよき人は窓を開けても渡るこの世に鬼は無し゛


落とした一万円札を
届けて戴き
本当にありがとうございました(^-^)

私だったら、、、きっと猫婆ーしてたのに
思わずの下心に
襟を正す思いがしました
あの日から
好い人になろうと生きて行く上での
私のいい教訓になりました
そして又
機械だったら冷たく処理され
一万円札は消されていたでしょう
人には温かなやさしい心が有りました
亡父がよく病院のベットで
゛血が通わなくて、、、゛と
語った言葉を思い出しました
この世はまだま未だ捨てた物ではありません




゛香ほばしき計算づくの仕上がりをレンジの窓のグラタンの音゛


具だくさんの素材を順々に重ねて行く
グラタンの焦げる匂いに
レンジ窓で確かめる心の時めき
今夜の家族の喜びが溢れだす



進歩の影に

2010-10-14 07:05:43 | Weblog
しとやかな和服美人

こんな後ろ姿に見とれてしまった

帯の絵柄にも時代々の菊の絵柄が美しくデザインされて行く




゛豪華なる金糸銀糸の娘の帯は菊花錦の蒔絵なり゛

日本文化を象徴する
菊の花が沢山盛られている
絵巻のような
懐かしい歴史に触れる
娘の袋帯




゛小銭を握りバスに乗る時代遅れの違和感が臆病にする゛

バスに乗るにも、、、
汽車に乗るにも、、、
機会機械文明の力は
読み書きソロバンで育った
時代を狭間にした
違和感が
不自由な身にとなって行く



嬉しい反面
うろうろと立ち止まるのは
私だけでしょうか、、、(^-^)






off

2010-10-13 06:16:38 | Weblog
来春を意識して、、、たんぽぽの種子


大衆文化
我々の秋刀魚
心配をした値段も安定し
我が家の膳に(^-^)を出す






何の煙かなー゛怒ってる゛CO2、O3の悩み
文化の付け





冬の入り口で悩んでいた
offの暮らしに触れる


テレビを見ていると
きれいな女性が
コマーシャルの
カロリーoffの缶ビールに輝いていた

豊食時代から抜けだす
゛off゛と言う
新鮮なる言葉
メタボリックなボデーを意識して
食生活の門までも流行り出す

贅肉をつまみなから
風が連れだす
民主の傾きかしら(^-^)、、、?




もしもしウインドーの窓

2010-10-12 07:25:13 | Weblog











今日はどんな日が
我が家の窓にまっているだろう

暗示ながらカーテンを引く

朝の太陽は大きくて
目がくらくらとくらみそうです


心の中迄通して行く
隠しきれない透明感

爽やかな民衆の風に
朝から幾度もくしゃみの連発

美しい顔をした
あの人の穴捲りかと、、、
思わず゛はっ゛として
苦笑する

今日は野も山もカラカラと風に
乾いて
日和良し