
野の花も花弁を開き春向き直す遅い春
夜半の雨が強風にあおられ凍えていました
春窓には又雪がちらちら降って来て心外です
春を告げていた
蕗の薹新芽は凍える風に俯いて可愛そう
゛病みに負け酒に溺れしワイングラスを夫は叩き割る愛しげに゛
舌を出され
゛負けて悔しさ花一匁゛

カチンときたから、、、飲みすぎたのよきっと
溺れたって、、、何に
お酒それとも、、、煙草の匂い

小指の思い出ばかり残した夫のオンザロック、、、あの日のグラスはあっち向いてホイッ
お酒も煙草も断った
あの日のワイングラス
今は埃を被り伏せている

今にも咲きそうな蕾をいっぱいつけて降る雪に震えています

春の陽は裏切りましたね( 一一)心とは魔をさす物ですね
だから油断は出来ません。風邪をひかぬよう