暑中のハガキに、、、、

毎日来てもらっても困ると
しみじみと云っていた
亡父の顔が目に浮かびます。

゛お変わりありませんか゛
貴方小指が痛みませんか

惚けた病夫を手玉にとってか、、、、
未だ言いたげに
2～3日置いて同じ方から
暑中のハガキ
私はぬくぬくと遊んでは居られない
日々この否だー否だーと云う
惚けた夫の世話やら
我が家を守る事で身をすり減らしているのに

水の悩みも水道の工事でやっと去って行ってくれたのに、、、
その安堵も束の間
もしかして
この地下の断層の水も
夜の燈火に集まる
゛この群れの嫌がらせ゛
と、、、知りつつも
否定してきているのに
未だ私に何んなのさー

狂い算で
なかなか御和算にはしてくれない
夫のむかし昔のひと恋しさ

夫の側にある扇子を
畳んで開いて又畳んでみる
暑中見舞いの身内風

私は関係が無いのに、、、
その時だけは
妹つらをして、、、それだけに
手の着けようがない

お金が欲しい欲しいと云ったって
どう答えましょうか
私は病夫を抱えた年金暮らしなんですよ
ご理解の程を、、、、
忙しくて身をすり減らして
ひと日ひと日を送っております