神港＠三崎港

暑いけど忙しい夏に、ふと一日空いた日ができた（やることは結構あるのだが、とりあえず打ち合わせはなし）。思い立って都営浅草線終点の三崎口まで行って、そこからバスで三崎港へ。訪ねたことは一度もなかったが、ちょっと気になっていた場所なのだ。実家も比較的海に近い場所だったので、もしかしたら港好きなのかも。特に漁港の雰囲気はなんとも言えない。

でも地下鉄一本とは言え、やっばり三浦は遠かった。なんだかんだで２時を回っていて腹ぺこだ。鮪料理が売りの店は老舗系からファミレス風までいろいろあるのだが、どうもピンとこない。空腹を抱えてぶらぶらしていると、港の前から奥の方に入っていく路地を発見。路地って惹かれるんだよね、とか思いながら進んでいくとなんとなく気軽な小料理屋風の店を発見。直感的に（つーかお腹空いてるし）入ったのがこの店、神港だった。

いやー、これは当たりかも。1,500円のランチセット（他に2,000円もあり）はなかなかで、頼んだ生ビールがいつの間にか日本酒に…もう少し食べたくなってわがままお願いしたら、夜のために仕入れてあった新鮮なネタで刺身の盛り合わせを作ってくれた。釣り鯵、蛸、金目にしめ鯖。これが絶品。特に脂がのっているのに切れ味のいい金目は、最高デシタ。

で、チャーミングでしっかり者という感じの女将さんと話していると、なんとその人の従兄弟が俺と同じ会社であることが判明（知らない人だったけど）。他にも遠く離れた俺の街（埼玉が近い）を、縁があってときどき訪れているとか、驚く偶然がいくつか。ちょっと照れ屋なご主人も素敵で、常連客が多いのも頷ける。もうちょっと近ければしょっちゅう来るのになぁ。

という感じのプチ夏休み、その後話のタネにしたり反芻するように思いだしたり、なかなか充実の一日でした。なかなか長期休暇がとれない貴兄、こういうのもよかですよ。