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TRASHBOX

日々の思い、記憶のゴミ箱に行く前に。

これわすごい!@コニーアイランド、NY

2006年08月30日 | NYが好きだ
えーっと、先週は夏休みでワシントンDCとNYに行っておりました。ロンドンのテロ未遂以来、空港の手続きがめんどくさくて…というのはともかく、久し振りに(つっても2回目なんだけど)ブルックリンのコニーアイランドを訪れた。なんつーか時代のとまったような空間で、ビーチというより海水浴場(あんまり人は泳いでないけど)という方が似つかわしい。例のホットドッグ大食い選手権が開かれるのもここで、小林さんという日本人のチャンピオンの写真もありました。もちろん食い意地の張った俺が、そのネイサンズという店のホットドッグにパクついたことは言うまでもありません。

で、ちょっと面白かったのがこの駐車禁止の看板。"DON'T EVEN THINK OF PARKING HERE"―ここでの駐車は、考えることすらダメだ、みたいな思いっきりの否定。思わずスイマセンって退散しちゃいそうだ。しかしコニーアイランドって、いまだにフリークショー(畸形の人の見世物小屋)とか動く人間にカラーボールを投げるゲームみたいな古くて乱暴な出し物が残っている。ほのぼのとした外観の木製ジェットコースター、サイクロンはなんかちびっちゃいそうな恐さだし。(その古さが恐いというのもあるけど)ともかく皆さん、NYを訊ねる際は半日ほど時間をつくって足を伸ばしてみるべし。だいたいのところから地下鉄で行けるしね。

さようなら、Yさん。

2006年03月11日 | NYが好きだ
先日ニューヨークの知人からのメールで、知り合いだったYさんが亡くなったことを知った。Yさんは在NY30年以上、今の日本人ソサエティのようなものを最初から(イーストビレッジのサンライズ・マーケットの立ち上げとか)見てきた人であり、また独自に研究されたある種の運命学を通じて各界の大物とも交流のあった方だ。最近はお歳のせいで出歩くことも少なくなっていたと聞いたが、どこか不思議な佇まいのあるYさんが死んでしまったということには漠然とした違和感を感じる。まあそれが死というもののリアリティなのだろうけれど。

ひとり暮らしだったYさん。しばらく姿が見えないことに気づいた管理人が警察立会いの下ドアをこじあけ、その死が発見されたそうだ。人の運命を読むことのできた彼が自分の最期をどのように捉えていたのだろうか。ご冥福をお祈りします。

'cause I'm a New Yorker

2006年02月19日 | NYが好きだ
先日CBSドキュメント(TBSが金曜深夜に放送)で、パキスタン地震の被害者救済にかけつけたアメリカ人医師の話を見た。国際機関の対応が遅れて被害は広がる一方。そんな状況を見かねて彼らは自腹でパキスタンの山奥に向かったのだが、アフガニスタン国境も近いそのエリアでは、アメリカ人であるだけでテロの標的になりかねない。そんな危険や困難を冒してまで何故、と問いかけるレポーター(彼も同じくアメリカ人なのだけど)にひとりの医師は、「さあ、ニューヨーカーだからかな」と答えた。

それゃーちょっと、カッコよすぎるつーか、いろいろ思惑あっての台詞なんじゃない、とお思いの諸兄、確かにそれも否めない。でも、彼自身の本音がどうあれ、それはNYという街を生きる人間の言葉として、とても似つかわしいと思うのだ。

要は言葉に行動がついてくればいいわけで、だったらどんどんカッコいいこと言っちゃってカラダを動かせばよろしかろう。実は最近、「お前には行動がない」みたいなことを言われてちょっと考えるところもあったのだけど、ともかく人の目気にせずジタバタもがかないとな、と思ったりもして。それにしても日本からは誰も行けなかったのだろうか。制度の問題等いろいろあるのだろうが、ちょっと寂しくもある。

白銀の中の犬たち

2006年02月15日 | NYが好きだ
観測史上最大の積雪、らしいがニューヨークの雪は大変だったらしい。空港で夜明かしもぞっとしないなぁ。でも犬たちが喜ぶのはここでも同じらしい。ニュースで目にしたうれしそうな犬たちの姿に、こんなニューヨークにも行ってみたいと無責任なことを考える。まあいつだって恋しいんだけどね、あの街は。

"Filters" the movie

2005年02月21日 | NYが好きだ
ふと思いついて、友人Jason Liebmanの名前をIMDB(www.imdb.com)に打ち込んでみると、表示されたのがこの映画"Filters"だった。(http://www.imdb.com/title/tt0426463/)

ニューヨークで知り合った仲間の中には、映画製作や役者になることを目指している奴が結構いた。レストランやバーで働きながら自主映画を作ったりオーディションを受けたりといういわゆる"wannabe"たちで、ジェイソンもそんなひとりだった。今もニューヨークに住んで、舞台などに出ていることは時折もらうメールで知っていたが、映画の話は初めて聞いた。

とはいっても約7分ほどのショートフィルム。道はまだかなり遠そうではあるが、それでもこうやって続けている人間がいることがちょっと嬉しかった。メールを送ると、今度ビデオが手に入ったら送ってくれるとのこと。それがいつになるか判らないが、楽しみだなぁ。