結果はすでにこの辺のサイトに出ているので、詳しくはそちらを。
UFCはマメにチェックしている訳ではないので、メイン2試合について。
(クリス・ライトルとか懐かしかったけど)
秋山、よく頑張ったと思います。
1ラウンド目はパンチ当ててたし、判定はとっていたはず。
しかし思うのだが、ミドル級というのは中途半端にキツいのでは?
178センチという身長は、ウェルター級チャンピオンの
ジョルジュ・サン・ピエールと同じ(まあGPSはスペシャルだけど)。
まあ身長で勝負が決まる訳ではないのだが、
微妙に体格のハンデがあるような気がする。
レーベンはタフで、意外にクレバーだった。
ここは勝者を讃えるべきでしょう。
さて、メインのヘビー級。
先日ストライクフォースでヒョードルが負けたこともあって
ますます気になる対決でもあった。
しかし1ラウンド目、あわや!と思ったなぁ。
あのレスナーが怯えているように見えたのは、気のせいだろうか。
でも結局、なんと肩固めでタップという意外な結末。
カーウィンも高地トレーニングでスタミナを強化したそうだが、
オクタゴンでのスタミナは、また違うものなのだろう。
ところで意味不明なタイトルについて少々。
俺は元々、レスナーというファイターには惹かれていなかった。
新日でのプロレスラー時代から、アメリカの食堂で出される
大盛りのプレート料理みたいな大味さを感じていた。
そりゃデカイし、レスリングもちゃんとやってるから
がっちり押さえ込んだら敵はいないよ、みたいな
お腹いっぱい感を持って眺めていた。
格闘技の才能やセンスではなく、体格と努力が生んだ王者。
戦いの場でのマジックみたいなものは、見ることができない。
でもここ一、二戦のレスナーは、
確かにマジックを見せてくれることはないものの、
文句のつけようがない強さを備えている。
オクタゴンでの技術の向上は、日々の鍛錬の結果だろう。
きっとすげー練習しているんだろうな……。
多分レスナーは知っているのだろう。
自分の戦い方はこれしかないと。
自己表現とか夢とかではなく、やるべきことを黙々とやる。
そんな王者の姿を見ていたら、
なんか昔の北の湖(知ってます?)を思いだした。
ね、ちょっと孤高でしょ(強引か)?
ところでヒョードル、負けちゃったけれど
まだまだ強いと思います。
ホント、ふたりの試合が見たい。
実はそれを望んでいるのはレスナーのほうじゃないかと
思ったりもするのですが。