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TRASHBOX

日々の思い、記憶のゴミ箱に行く前に。

K-1MAX2010~日本代表決定トーナメント(TV観戦)

2010年03月27日 | 格闘のお時間

K-1はMAXが面白い!毎年言ってる気がするけれど、今年もそうでした。
とはいえ佐藤は別枠、小比類巻が欠場&引退の日本代表トーナメント、
どこか小粒な感じは否めない気がしていたが、試合はどれも熱かった。

出場者全員が懸命なファイトを見せてくれた(城戸はもっとがむしゃらに、
名城はもうちょっと作戦があってもよかったのでは、とは思うけど)。
お互い敵でありながら、同じ目的のために殴りあう仲間のようにも見えた。
いやー、なんかいいもの見せてもらいました、今回も。

殊勲賞は長島☆自演乙☆雄一郎。体力もアップし、パンチの連打も
速くなっていたが、それ以上に勝ちへの執念が素晴らしかったと思う。
何度か見せた、カポエラのようなハイキックは不思議だったけど。

21歳の中島も、面白い!中学時代はピッチャーで頑張ってたそうだが、
あの右の伸びと威力は、その影響なのだろうか(そんな気しませんか?)。
今後、選手たちは投球練習を取り入れてみてはどうでしょう。

日菜太も惜しかった………ミドルにこだわるのはいいけれど、
K-1という競技をもうひとつ大きな目線で見てはどうだろうか。
ぜひ理系の優秀な発想をプラスして欲しい。まだまだ伸びるよ。


とはいえもちろん、世界のレベルを考えると差は大きいと思う。
長島のパワーもそこでは並かそれ以下だし、中島もあんなに打たれては
もたないと思う(そこはむしろ日菜太の上手さのほうが通じるのかも)。
でも一方で、いい試合を見せてくれそうな気がする。ともかく思いっきり。

それから、「闘う電通マン」大渡さん、引退試合お疲れさまでした。
残念ながらテレビで試合は見られなかったけれど、これまでも有給で
海外トレーニングに行ったりしつつ、多忙ながらも続けてこられたことに
敬意を表してやみません。甲子園もいいけど、大人のMAXも素敵かも。

まあこのMAXにしても、今後の心配が囁かれたりしているらしい。
テレビ局の経営が厳しい今、パブリックビューイングなども含めた
新しいビジネス展開を考えていくべき時期なのではないだろうか。
どうかこの火をどうか絶やさないよう。オイラも拍手し続けます。


東洋タイトルマッチ@後楽園ホール

2010年03月16日 | 格闘のお時間

会社の人に誘ってもらって行きました。実は初の後楽園ボクシング。
総合格闘技、キックボクシング、プロレスと何度も足を運んだけれど、
ボクシングはまた違う世界のようで、ちょっと緊張したりして。
でもそんなオイラを、あの四角いホールは暖かく迎えてくれたのさ!
ということで、やっぱりいいです、水道橋の聖地。

試合は両チャンピオン(ダブルタイトル戦)がしっかり防衛。
快勝、とはいかないまでも頑張りを見せてくれました。
清田選手(スーパーミドル)も家住選手(ライトフライ)も、
おめでとうございます!

でも自分にとって、今日のメインイベンターは後楽園ホール自身かも。
こんな空間、他になかなかない。ご無沙汰しないよう、また来なくっちゃ。

【改訂!】マニー・パッキャオVSジョシュア・クロッティ

2010年03月15日 | 格闘のお時間

フルラウンドの判定ではあったけれど、パッキャオの一方的な勝利。
ジャッジの1人は120-108(つまり全ラウンド10-9)のフルマーク。
手数、スピード、そしてスタミナのどれをとってもクロッティを圧倒していた。
こうなると5月のシェーン・モズリー、フロイド・メイウェザー戦勝者との
ウェルター級「決勝戦」が楽しみだ………。

しかし、というか野暮な話をあえてすると、KOには至らなかったのは、
着実に勝つためか、あるいは体格の問題か………ちょっと気になったりする。
もちろん、今回のクロッティみたいにガチガチにガードを固めた相手を
沈めるのは、いくらハードパンチャーのパッキャオでも難しいだろう。
でも次に闘う(であろう)モズリーかメイウェザーのどちらにしても、
かわしきれる相手ではない。今日のパッキャオは素晴らしかったけれど、
次回はモア・ベターよ、でなくてはならないのだ。

ま、でもパッキャオのボクシング、やっぱり完成されてますなぁ。
その激しさと美しさ、堪能させて頂きました。次もよろしく!

ここの日本語、書き方間違ってました!
(個人的にはパッキャオに、メイウェザーを相手にKO勝利をおさめて欲しいのだが)

UFC110(WOWOW)

2010年02月23日 | 格闘のお時間

ミルコ・クロコップにヴァンダレイ・シウバ、そしてアントニオ・
ホドリゴ・ノゲイラと、プライドを思いだす顔ぶれの揃った今回、
でも彼らには勝っても負けても厳しい展開が続いた大会となった。
(そういえばミルコはこの両者と闘ったのだよなぁ)
年齢的なものか、オクタゴンへの対応力か(たぶん前者?)、
ちょっと切なくもあるが、皆そうやってのし上がってきたのだ。
選んだリング(リングじゃないけど)で燃え尽きてくれ。

しかしキース・ジャーディンを倒したライアン・ベイダーをはじめに、
息をつかせぬエキサイティングな寝技のジョージ・ソティロパロス、
(U時代の「回転体」――田村とか垣原を思い出した)
そしてレスリング出身とは思えないシャープな打撃のケイン・ベラスケス。
(あのパンチとキックのコンビネーションは、総合用打撃のお手本。
上手いし、強いし、見せて金を取れるレベルに達している)

そんな期待できる新顔もいれば、前転しての膝十字で、本人曰く
「もう古いテクニックかと思われているけど、よくきまったね」という
懐かしい勝ち方(昔垣原が健介からとったなぁ)を見せてくれた
ベテランのクリス・ライトルと、やっぱり層の厚さはさすがだ。
現在の試合を見ながら、過去の勝負を思い出させられるあたり、
なんか完熟してきた気がする(単に俺がオタクという説も)。

ということで、秋山はヴァンダレイとやるのだろうか。
もしかしたら日本開催のカードに温存していたりとか……。
ともかくUFCはプロデュース上手だと、あらためて思う。
谷川さんや他の日本の皆さんも、この辺は見習っていこうよ。

UFC109~あわせて91歳対決

2010年02月09日 | 格闘のお時間

メインイベントは、ランディ・クートゥア対マーク・コールマン。
46歳と45歳というベテラン対決だが、お互いグッドシェイプだ。
レスリング出身で、グランドでのパウンドが主体というスタイルも近く、
興味深い対決だと期待した。

……のだが、オクタゴンに入ったコールマンはちょっと辛かったなぁ。
動きも反応も、クートゥアと差があり過ぎた。試合後のインタビューでは、
まだ闘い続けると述べていたけれど、正直?という気がしてならない。

コールマンはいい選手だと思っているし、総合の歴史を作ってきた
ひとりとしてリスペクトしている。でも、もうちょっと頭を使って
試合をした方がいいんじゃないかな、と感じる。素直すぎるというか。

ところでコールマンのインタビュー中、ティト・オーティスが
野次を飛ばしていたようだが、もしかしたら対決とかするのだろうか。
なんかプロレス的なシナリオみたいで(それはそれで好きです)、
UFCのWWE化を感じてしまうのは、考えすぎかなぁ。

他にもライトヘビーのフィル・デイビスは注目だなぁとか、
マット・セラの勝ちっぷりにはもうひと華期待できるかも、とか
それなりに見どころのある大会ではあった。
でも、なんか煮つまったような感じがするのは俺だけだろうか。
オクタゴンが「闘い」から「ビジネス」の場になったような、
すっきりしない気分が残るのですよ。でもまた見ちゃうんですけどね。