民放でのオンエアをビデオで観賞。「意外に泣けた」という評判をいろいろ聞いていたので、その泣かせのテクニック(?)にも興味があったのだけど、いやー松雪泰子や蒼井優などの踊りもなかなか。一所懸命に作られた映画という印象が強く残った。
ストーリー自体はベタなのかもしれない。でも「泣かせ」には、その予測できる感じが必要なのだと思う。なんていうか、「こうなって欲しい!」というタイミングでそれが実現するところがグッとくるわけで、俺もついついやっちゃいました。
父親を炭鉱事故で亡くした直後の小百合(山崎静代)が、公演中止かという状況で「踊らせて欲しい。父ちゃんもそう望むと思う」と願い出るシーンとか、村を出るために列車に乗った平山まどか(松雪泰子)に、残って欲しいというメッセージを娘たちがフラの踊りで伝える場面とか。
もちろん予想はついていてもそのボタンの押し方には技が必要で、セリフの間合いや映像の切り取りのセンスは光っている。監督も上手いけど、カメラも大したもんでねえの。
まあ展開のゴツゴツした感じ(これも結構指摘が多かった)など気にはなるけれど、まんず立派な仕上がりでした。
ストーリー自体はベタなのかもしれない。でも「泣かせ」には、その予測できる感じが必要なのだと思う。なんていうか、「こうなって欲しい!」というタイミングでそれが実現するところがグッとくるわけで、俺もついついやっちゃいました。
父親を炭鉱事故で亡くした直後の小百合(山崎静代)が、公演中止かという状況で「踊らせて欲しい。父ちゃんもそう望むと思う」と願い出るシーンとか、村を出るために列車に乗った平山まどか(松雪泰子)に、残って欲しいというメッセージを娘たちがフラの踊りで伝える場面とか。
もちろん予想はついていてもそのボタンの押し方には技が必要で、セリフの間合いや映像の切り取りのセンスは光っている。監督も上手いけど、カメラも大したもんでねえの。
まあ展開のゴツゴツした感じ(これも結構指摘が多かった)など気にはなるけれど、まんず立派な仕上がりでした。