著者の大久保氏はフードコンサルタント。「カラクリ」とあったので、てっきり裏話系の話かと思ったら、すこぶる真面目な、そして寿司屋ラブのこもった一冊だった。この本のメインは、どちらかというと回転寿司チェーンや各地の地元に根ざした企業としての気取らないお店。でもだからこそ、価格と味、そしてサービスへのさまざまな工夫が見られるのだろう。
で、やっぱり読んでるうちに寿司が食べたくなった(わかりやすいなぁ、オレ)。まずは寿し常(割と近くにある)、銚子港(あまり近くない)、さかえ寿司(千葉に行くことがあれば)、活種鮮寿(岡山の親戚を訪ねる機会があれば)あたり、行ってみたい。
自分がSNSでフォローしている方で、やはりフードコンサルタント的な方がいらっしゃるのだが、その方の投稿にも、同じような趣があって興味深い。食のビジネスには、マーケティング感性と職人のこだわり、そして作り手としての思いやりのバランスが欠かせないのだろう。だから食べ物屋さんの仕事は奥が深く、楽しいのかもしれない。ま、オレはバランスの悪い人間なので、今生では食べる方に専念いたしまする。
で、やっぱり読んでるうちに寿司が食べたくなった(わかりやすいなぁ、オレ)。まずは寿し常(割と近くにある)、銚子港(あまり近くない)、さかえ寿司(千葉に行くことがあれば)、活種鮮寿(岡山の親戚を訪ねる機会があれば)あたり、行ってみたい。
自分がSNSでフォローしている方で、やはりフードコンサルタント的な方がいらっしゃるのだが、その方の投稿にも、同じような趣があって興味深い。食のビジネスには、マーケティング感性と職人のこだわり、そして作り手としての思いやりのバランスが欠かせないのだろう。だから食べ物屋さんの仕事は奥が深く、楽しいのかもしれない。ま、オレはバランスの悪い人間なので、今生では食べる方に専念いたしまする。
![]() | 寿司屋のカラクリ (ちくま新書) |
大久保一彦 | |
筑摩書房 |