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TRASHBOX

日々の思い、記憶のゴミ箱に行く前に。

ある公共コンペに参加して

2009年02月16日 | 広告とか
我々のチームは残念ながら予選落ち。
結果は素直に受けとめるけど、残った作品が腑に落ちなかった。
ある国際団体を扱ったものだが、表現アイデアは素敵なのに
テーマへの解釈は「ナイーブな善意」の域を出ていない。

たとえ慈善的団体といえども、その背景の厳しさや、
それと向き合うしたたかさは並大抵ではない。
いわゆる「いい人」では務まらないのだ。
どこか目をつぶったのか、想像力が及んでいないのか、
気持ちを動かし、行動を促すものとは思えなかった。

ま、あんまり具体的に書けないのですが、ちょっとだけ。

ツェッペリンで眠眠打破!?

2009年01月17日 | 広告とか
常磐薬品工業の眠気防止ドリンク(?)眠眠打破のCMは、フロッグマンのアニメを使っている。これも面白いのだけど、この音楽が耳に残る……と思ったら、これってほとんどLed ZeppelinのMisty Mountain Hop(Led Zeppelin Ⅳ)じゃないか?サイトを見た限りでは記述が見つけられなったけど「間違いない!」(古いか)と確信したのであります。

で、久しぶりに聴いたりしたのだけど、やっぱいいわゼップ。ジョン・ボーナムのリード・ドラム(by 渋谷陽一)の竜巻のようなグルーブの偉大さに、あらためて気づくのでした。こんなゲームもありますぜ。

マス広告とウェブ

2009年01月09日 | 広告とか
昨日の続きみたいになるのだけれど、そういう意味では(すみません、わかりにくかったらその記事も)マス広告はプロレスしつつあるのではないだろうか。いまだにテレビCMを中心に考える関係者はまだ多いけれども、見る側からするとウェブの存在はあたりまえ、というかメディアの違いというのはすでに意識にないような気がする。

あれ、だとすると昨日の話とロジックがちょっと違ってきちゃうなぁ。プロレスと総合という対比ではなく、テレビもウェブもひっくりめたメディアとしての認識、みたいなことだとすると。ポピュラーVSマニアックという構図なんて、割とあっさりひっくり返るというところは合っていたと思うんだけど。

てなことで、頭の中の迷走ぶりを晒してしまいましたが、人の意識の変化みたいなものにはちょっと惹かれるのですよ。まぁ、まず俺自身の意識を整理しないと、てのもありますが。

ADC賞授賞式

2008年12月10日 | 広告とか
えーっと会員でもないし受賞作に関係があったわけでもないけれど、上司に行ってこいといわれてのこのこと。さすがに細谷巌さんのような大御所から佐藤可士和氏のようなトップランナー、そして元気な若手たちまで雑誌や年鑑ではおなじみの顔が勢揃いだった。まさにザ・クリエイティブ業界のスター集結なのだが、雰囲気はどちらかというと職人気質な連中の集まり。思いの熱さ、硬さ、強さを感じる硬派な空気が漂っている。

でもその反面妙な落ち着きが、というか時代の先端、みたいな尖り具合とかヤバさみたいなものはあんまり感じられなかった。CMの受賞作は多かったが、このご時世にウェブ関連のものが無いというのは不思議な光景とも言える。

もしかしたら今は、IT関連の起業家たちの集まりの方が時代のノリを備えているのでは(良くも悪くも、だけど)という気もしたりして。広告という仕事の輝きはこれからどうなっていくのだろうか――。

などと思っているうち、「一人前三つまで」と決められたお寿司ブースのネタはあっという間に品切れに。皆さんマメに並んでたけど、このハングリーさがあるうちは大丈夫かもね。

こんどのキリンは伊調親子

2008年11月30日 | 広告とか
「親、子。人はつづく。キリンビール」のコピーのもと、松本幸四郎と市川染五郎に続く競演はレスリングの伊調姉妹と父親。最初見たときは、その滑舌が気になった。

いかんせんリングを降りたら一般の人、親子といえども演じるプロの二人と比べると厳しいのかもしれない。それからビールの飲み方、特に馨のチビチビいく感じはビール好きとしてはなんだかなぁ(ま、ひとそれぞれだけど)。

それでもこの広告には、本当の親子だけが見せる「隙間」みたいなものがあって、ちょっと胸を打つ。そうか、キリンビールって気持ちに隙間をつくる飲み物だったのか、という点で納得。サイトなら、言葉がもうちょっと聞き取りやすくて、雰囲気がよくわかります。なんか俺も誰かとキリンが飲みたくなったなぁ(単純)。スーパードライだとこういう感じじゃないんでしょうね。