「僕は自由だ!」
頭のねじが外れたわけではない。
ついに仕事が一段落どころか、三段落ぐらいしてして、
しかも今日から3連休というスペシャルな連休を迎えることができ
少々テンションが上がってしまっただけの話だ。
どれほど待ちわびただろうか。
今日は都内の行ったことのないジャズ喫茶を巡ろうと予定していた。
が、「いーぐる」で急遽連続講演が行われることになった。
原田和典氏の『ジャズ・トランペット』(シンコーミュージック)の発売記念で
著者たちの選曲会が開かれることになったのだ。
前回の『ジャズ・ピアノ』の時にも参加したのだが、
こうした様々なものがかかる講演会には行っておく必要がある。
特にトランペットアルバムというのは、なかなか選び出すのが難しい。
(僕が勝手に思っているだけかもしれないが…)
そんなわけでいつもと同じ新宿回りで四谷「いーぐる」というコースになった。
新宿では当然ながらディスクユニオンに顔を出す。
半ば義務化した行動になってしまっているのだが、
ちょうど3枚で10%、5枚で15%オフという超ラッキーなセール中であったため
普段よりも気合いを入れて、レコード、CDを選び出した。
「さぁ、どうするか?」
4時からの講演なので時間が余っている。
なのでもう一軒新宿のレコード屋に行くことにした。
「HAL’s」ジャズ専門のレコード店である。
店には本当にお宝物のジャズレコードが大量に並ぶ。
ここで手に入らない物はないというほどに商品の質は高く、また値段もやっぱり高めだ。
僕はあまり音などにこだわるつもりはないのだが、
普通とオリジナルが並んでいたら、高くてもやっぱりオリジナルを選んでしまう。
まぁ、長生きできるタイプではないだろう。
ディスクユニオンで今日の予算を遙かにオーバーしていた。
だが、「ちょっと見るだけ…」ということで訪れたのが始まりだった。
見つけてしまったのだ。
ドン・チェリーの『エターナル・ナウ』を!
前に『オーガニック・サイエンス・ソサエティー』を見つけたことを書いたが、
探していた幻のドン・チェリーを発見してしまったから大変だ。
ドン・チェリーがスウェーデンに移住した後のアルバムは本当に見かけない。
それが今、目の前にあると驚きよりも本当に運命的な出会いを感じてしまう。
予算はグンッとオーバーである。
迷った。が、迷った時点で心は決まっている。
「あんまり見かけないんですよねぇ」と店長さんが囁けば、これはもうGOだ!
視聴をさせてもらったが、とにかく感涙物だった。
ふっと今まで探していたアルバムの名前をいくつか並べてみる。
「あぁ、それ。人気盤だけどたまに入ってくるよ」
よかったぁ~。今、お店に無くって、と思うと同時に沸々と希望がわいてくる。
「また、来ちゃうなぁ」
店を出て、僕は思った。
嬉しくもあり、財布が心配でもあり、でも嬉しすぎる出だしだ。
ドン・チェリーをしっかりと胸に抱えて、次は四谷へと向かう。
頭のねじが外れたわけではない。
ついに仕事が一段落どころか、三段落ぐらいしてして、
しかも今日から3連休というスペシャルな連休を迎えることができ
少々テンションが上がってしまっただけの話だ。
どれほど待ちわびただろうか。
今日は都内の行ったことのないジャズ喫茶を巡ろうと予定していた。
が、「いーぐる」で急遽連続講演が行われることになった。
原田和典氏の『ジャズ・トランペット』(シンコーミュージック)の発売記念で
著者たちの選曲会が開かれることになったのだ。
前回の『ジャズ・ピアノ』の時にも参加したのだが、
こうした様々なものがかかる講演会には行っておく必要がある。
特にトランペットアルバムというのは、なかなか選び出すのが難しい。
(僕が勝手に思っているだけかもしれないが…)
そんなわけでいつもと同じ新宿回りで四谷「いーぐる」というコースになった。
新宿では当然ながらディスクユニオンに顔を出す。
半ば義務化した行動になってしまっているのだが、
ちょうど3枚で10%、5枚で15%オフという超ラッキーなセール中であったため
普段よりも気合いを入れて、レコード、CDを選び出した。
「さぁ、どうするか?」
4時からの講演なので時間が余っている。
なのでもう一軒新宿のレコード屋に行くことにした。
「HAL’s」ジャズ専門のレコード店である。
店には本当にお宝物のジャズレコードが大量に並ぶ。
ここで手に入らない物はないというほどに商品の質は高く、また値段もやっぱり高めだ。
僕はあまり音などにこだわるつもりはないのだが、
普通とオリジナルが並んでいたら、高くてもやっぱりオリジナルを選んでしまう。
まぁ、長生きできるタイプではないだろう。
ディスクユニオンで今日の予算を遙かにオーバーしていた。
だが、「ちょっと見るだけ…」ということで訪れたのが始まりだった。
見つけてしまったのだ。
ドン・チェリーの『エターナル・ナウ』を!
前に『オーガニック・サイエンス・ソサエティー』を見つけたことを書いたが、
探していた幻のドン・チェリーを発見してしまったから大変だ。
ドン・チェリーがスウェーデンに移住した後のアルバムは本当に見かけない。
それが今、目の前にあると驚きよりも本当に運命的な出会いを感じてしまう。
予算はグンッとオーバーである。
迷った。が、迷った時点で心は決まっている。
「あんまり見かけないんですよねぇ」と店長さんが囁けば、これはもうGOだ!
視聴をさせてもらったが、とにかく感涙物だった。
ふっと今まで探していたアルバムの名前をいくつか並べてみる。
「あぁ、それ。人気盤だけどたまに入ってくるよ」
よかったぁ~。今、お店に無くって、と思うと同時に沸々と希望がわいてくる。
「また、来ちゃうなぁ」
店を出て、僕は思った。
嬉しくもあり、財布が心配でもあり、でも嬉しすぎる出だしだ。
ドン・チェリーをしっかりと胸に抱えて、次は四谷へと向かう。