すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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私の名刺には点字が入っています。聴覚を失った方用のDVD、視覚を失った方用のCDも制作しました。

2011年03月30日 | 日記

私の名刺には点字が入っています。そして、応援団長(後援会長)は進行性筋ジストロフィーを患い、首から下は指先しか動きません。そして、視覚にハンディーを持った方用の政策CD、聴覚にハンディーを持った方用の字幕付き政策DVDを制作しました。聴いてみよう、見てみようと思われる方は事務所にご連絡ください。手作りですから1枚10円程度。リーフレットと値段も変わりませんので、事務所でお渡ししています。

ハンディーを持った人たちが、安心して暮らせる街は、元気な人たちにとっても安心して暮らせる街ですし、それが、元気な人にとってのセフィーネットの役目を果たしてくれるからです。

今、障がい者手帳を持っている人は県内に3万9000人居られ、その77%が65歳以上です。そして、視覚を失った人は3300人です。医学の中でも眼科学は進んでおり、角膜移植などにより、視覚を失う人は激減しました。最後に残ったのが角膜と視神経の病気です。そして、4人に1人が罹患していると言われる糖尿病によって、視覚を失う人が多いのだそうです。

私もお酒を嗜みますので、糖尿病予備軍なのかもしれません。ですから、将来、視覚を失う可能性のある1人だと思います。四肢の自由が利かない人もたくさんおられますが、脳梗塞や脳溢血の後遺症である方が少なくありません。市長選で大変お世話になった恩人もゴルフ場で倒れ、右手、右足のリハビリで、毎日を過ごされています。その結果、75歳を超えると要介護の人が急増しますので、障がい者福祉は高齢者福祉と重なる部分が大きいようです。

そして、ハンディーを持った人には家族がおられます。両親、配偶者、子ども2人として、家族は本人を含め、6人ですから、24万人がハンディーを持った人の家族となり、そうなると障がい者福祉はハンディーを持った一部の人の問題ではなく、県民全体の問題と私は考えています。加えて、弱い立場の人に寄り添うのが政治の基本だと思います。

これまでハンディーを持った人は、投票所に行くのも大変ですから、かなりの人が棄権されていたようです。ですが、大切な権利なので、頑張って行使してください。それが鳥取県の障がい者福祉の在り方を決めるからです。

 

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