砂場隆浩応援団の最長老は酒津の谷澤房雄さんです。お孫さんが、私が市長選に立候補した時に学生ボランティアスタッフを務めてくれた縁で知り合いました。
谷沢さんは大正10年3月生まれの90歳。耳も、目も、しっかりしておられます。旧気高町営国民宿舎「貝がら荘」の料理長だった方で、日本調理師会の技能検定委員、県調理師連合会の師範ですから、料理の鉄人です。しかも、旧気高町の教育委員、行政改革推進委員のほか、民生委員、公民館長も歴任され、地域の発展に尽くしてこられました。
お孫さんに谷澤さんのことを聞き、どうしてもお会いしたいとお願いして、初めてご自宅を訪ねた時、私はびっくりしました。部屋の天井や壁一面に紙が貼られているのです。カレンダーを短冊状に切り、和歌や俳句、川柳から名言までが達筆で書かれています。90歳になっても知的好奇心を失わず、向上されようとしている姿勢に感動を覚えました。
そして、お話をお聞きすると、人間としての筋が一本、ビシッと通っておられることに感銘を受け、心から尊敬をするようになりました。
一期一会。そんな出会いでした。谷澤さんは私のために推薦文を書いてくれ、友人たちに私を紹介してくれました。本当にありがたいことだと感謝しています。私の応援団には特定の組織も、団体も、政党もありませんが、一期一会の出会いから良縁を結んだ人の輪があります。夕方になると仕事が終えた人が次々に差し入れなどを持って集まってくれます。私は1人でも多くの有権者の皆さんと会うため、外を回っていますので、なかなか会えずに恐縮していますが、それでも、笑顔の輪が広がって、事務所が明るいムードであることが、疲れた体を癒してくれます。。大切なのは県民1人1人です。組織や団体が支援するきっかけであってもいいと思います。しかし、そこからは自分の判断でなければなりません。
応援団は利害や欲ではなく、思いと思い出結ばれています。本当に私は幸せ者だと、心から感謝しています。