ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

間宮兄弟

2020-01-20 05:27:15 | 映画/ドラマ
沢尻エリカが美しい。
役柄がその美しさを引き立てている。

この映画を観て、また沢尻エリカの日々の言動を見て、つくづく思うのは、この人は自分の魅力を、自分のどこが人を強く魅了するのかを、わかってないんだろうなという事、あるいは、わかっていてもそれだけでは満足できない性格なんだろうなという事だ。

どんな役を演じようが、公の場で何を言おうが、私生活で何をしようが、それはその女優の勝手だ。
本人が、今の自分は『間宮兄弟』で演じた本間直美などとっくに乗り越えていて、はるか高い境地に達しているのだと言うならば、否定はしない。
たいしたものだと思う。

でも、それはそれとして、本間直美として、二十歳直前の沢尻エリカの美しさを封じ込めた『間宮兄弟』は、やはり大きな価値があると思う。


ギャラクシー街道

2020-01-19 04:44:18 | 映画/ドラマ
月曜日から毎日仕事をしてきて、体はもちろん疲れていて、でもそれよりは心の方が疲れているような、いや疲れているというより、なぜか、仕事はちゃんとしてるのに世間から隔絶されているような、この先どこにも行きつけないんじゃないか、みたいな不安? 不安は大げさだな、どうも気が晴れなくて、せっかく明日と明後日は休みなのに、何をしていいかわからないし、それより今この微妙にネガティブな心持ちを何とかしたいな、でも、まいったな、これから出かけるようなところも無いしな…
というような金曜日の夜に、コンビニに行ってジャンクフードをたっぷり買い込んできて、それをちびちび食べながら、何も考えずに、この『ギャラクシー街道』を観ると、特に明るい気分になるわけではないけれど、観終わったら、さ~て寝るとするか、明日の事は明日考えればいいしな、ぐらいのごく普通のナチュラルな気分に戻れそうな気がする。
というような映画。
私にとっては。
伝わらないかも知れないけれど、悪くない映画だと思っていて、とても褒めているつもりだ。


パパのお弁当は世界一

2020-01-18 03:59:41 | 映画/ドラマ
離婚をきっかけに、高校生の娘のために父親が三年間弁当を作り続けるというお話。
父親を渡辺俊美が、娘のみどりを武田玲奈が演じている。

みどりは良い娘なんだけれど良すぎもしない。
良い娘というのは、作り始めの頃のしょうもない弁当を律儀に持っていってちゃんと食べる、持っていくのを拒否したり捨てたりしないところ。美味しかったら美味しかったと素直に言うところ。
良すぎもしないというのは~~これは、普通の高校生はだいたい皆こんな感じだろうなという意味で、決して批判しているのではない~~弁当箱を自分で洗うわけじゃないし、食事中にお茶碗を適当に持ったりスマホをいじったり、父親に嘘をついて弁当を二個作らせたりするところ。
リアルな等身大の女子高生という感じで、とても好感が持てた。

そのせいか、話の進行が淡々としすぎているようにも感じるが、だからこそ、ふりかけの袋に書かれたメッセージ等が、わざとらしくなく、シナリオっぽくなく、観ていて感じ入るものがあるんじゃないかなと、そんな風に思った。


エンディングで流れる映画の主題歌『なまえ』片平里菜 https://twitter.com/katarina_81


キック・アス/ジャスティス・フォーエバー/Kick-Ass 2

2020-01-17 04:12:27 | 映画/ドラマ
前の記事で書いた『キック・アス』の続編『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』。
アメリカでの公開が2013年、『キック・アス』から3年経っているため、キック・アス(アーロン・テイラー=ジョンソン)もヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)もかなり大人っぽくなっている。

観て思ったのは次のようなこと。
敵の描き方が雑で無理やり作った感が大きく、説得力に欠ける。
ミンディがヒット・ガールではない本当の自分を見つけるために思い悩む…こういうの必要だろうか?
前作では存在に必然性のあるわかりやすい悪党がいて、そいつらを倒すために遠慮なく暴れまくるという爽快感があったが、本作には無い。

目的もなく結成された悪の組織と、理由も必要も無い殺戮行為。
これはもうサイコの領域というか、サイコですらないというか、スーパーヒーローの出番ではないというか。
政治汚職に仮面ライダーが出てきてもしょうがねーだろ的な不適合感がぬぐい切れない。


キック・アス/Kick-Ass

2020-01-16 06:06:52 | 映画/ドラマ
初めて観たのは、続編の『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』が上映される直前、あるいはそのDVDが発売される直前の2014年頃、テレビで深夜に放映されていた時だ。
B級っぽい映画が始まったぞと思いながらチラ見をしていたら、なんだか面白くて最後まで観てしまったという作品で、実際のところはニコラス・ケイジが出演しているなど、決してB級映画ではない。

フィクションとはいえ子供がこんな事をする映画を作っていいのか? 子供にこんな演技をさせていいのか? という批判が殺到しただろうなと想像できるのだが、面白過ぎてそんな批判には「うるさいよ!」と言うしかない。

子供というのはヒット・ガールを演じたクロエ・グレース・モレッツの事で、作品中では11歳という設定になっている。
ヒット・ガールは小さくて顔も可愛いのだけれどちょいブス感もあるような独特のキャラで、他の人が演じていたら、魅力が半減したんじゃないかと思う。
この作品『キック・アス』が出世作となったようだ。
ナタリー・ポートマンとの共演を望んでいるそうで、なるほど、12~13歳の時に、その時にしかできない重要な役を演じたところはちょっと似ているかも知れない。

クロエ・グレース・モレッツは1997年2月生まれ。
比較として好きな日本の女優を挙げると、武田玲奈が同じ1997年生まれ、学年でいうならば松井愛莉が1996年生まれなので同学年といったところだ。


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2020/04/13 ブログ引越に伴う修正等