フレディ・マーキュリーよりも、クイーンの存続を何度も危機的な状況に追い込んだのはブライアン・メイとロジャー・テイラーの対立だと思うのだが、それはほとんど盛り込まれていない。
フレディがソロアルバム制作でバンドから離れる際に、他の三人、ブライアン、ロジャー、ジョン・ディーコンに無礼な言葉を投げつけるシーンがあった。三人が並みのミュージシャンでないのはフレディ自身がよくわかっているはずで、ちょっと信じがたい。
他にも細かな不満がいくつもある。
この作品はフレディの一面のみを強調し過ぎていると思う。
でもまあ、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが「良し」というならば、文句のつけようもないか。
「クイーン」B・メイ&R・テイラーが明かす、映画「ボヘミアン・ラプソディ」と事実の違い
私の感想などクソみたいのもので、多くの人がこの映画を観てクイーンが好きになったのなら、喜ばしい事だと思う。
最後に日本のクイーン・ファンが決して聞き逃してはいけないこの曲を。
Queen - Teo Torriatte (Let Us Cling Together) (Official Lyric Video)
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2020/04/13 ブログ引越に伴う修正等