ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

坂田莉咲 (16) ~ ab initio 幸せのヒント

2019-03-27 11:55:26 | さかたりさ
ab initio(アブイニシオ)『幸せのヒント』のPVが25日、公開された。


ab initioの3rdシングル。
これに坂田莉咲が出演している。

坂田莉咲:
「女の子目線で歌われていて、共感できます。すごくいい曲で頭から離れないの。最近、バイト中とか、無になってる時間とか、この曲がずっと頭の中で流れてます」
「撮影の時はまだ歌詞がわかってなくて。何回も待ち合わせシーンを撮ったんですよ。使われてないところもあるんですけど。全部私が後から来るの。だから私、最低の人じゃんって思ってた。後で歌詞を見たら『待ち合わせ場所に早く着いたら 君が待っていた』って。なるほどなーと思いました」

私が印象に残ったのは、下の連続3シーン。







たまに坂田が口にする人見知りだとか自分に自信が無いとかのネガティブ発言と『もうこんなドキドキなら 無理かもしれないな』という歌詞が相まって「おい坂田ぁ! がんばれよぉ!!」と、ちょっとウルウルしてしまった。

全体的に坂田の良さが違和感なく引き出されていて、プロの仕事というのはすごいものだと実感した。

ビデオにはab initioのメンバーも出演している。
作詞、作曲は宮崎優人。

ab initio、各メンバーのツイッター
中村勇介(ドラム):https://twitter.com/gnd_yusuke
ナガハタショウタ(ベース):https://twitter.com/nagahata_ab
宮崎優人(ボーカル):https://twitter.com/abinitio_uta
乃村Nolan(ギター、キーボード):https://twitter.com/ab_initio_nomu

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2023/03/08 最終更新


坂田莉咲 (15)

2019-03-09 01:29:42 | さかたりさ
昨年撮影され、一般公開が延び延びになっていた映画「俺は前世に恋をする」が、アップリンク渋谷にて、3月23日(土)~3月29日(金)、上映される。

坂田莉咲はヒロイン河上英里子が演じる枝野凛香の友人、風間響(かざま・ひびき)役の女子高校生。
撮影時は、坂田も高校三年生だったので、年齢相応の役だったわけだ。

映画『俺は前世に恋をする』公式サイト

コスプレには冷ややかな坂田だが、高校の制服だけは別なようで、大学生となった今でも制服を着たい、というか高校生役をやりたいと盛んに言っている。
日常でも、若く見られたい、幼く見られたい、高校生に観られたい、と。
何か高校時代にやり残したことでもあるのかなと思ってしまう。
いや、そんなのは誰でもあるか。

話は変わって、6月に公演が予定されている舞台「HATTORI半蔵Ⅲ-再舞‐」で、坂田が霧隠シュウカ役を演じるとの情報が3月6日に公開された。
霧隠シュウカとは、架空の人物ではあるが霧隠才蔵の子孫ということだろうか?

ミスiDのオーディション中に言われた「薄幸の美少女」的な役だったら面白いな。
初めて好きになった男が実は仇で殺さなければならないとか。
さらに笑いの要素を入れて、イージーミスが原因で、それは勘違いだったとか。
ま、くだらない妄想はいいか。
どの程度重要な役柄なんだろうな?

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2023/03/08 最終更新


ダンス・ダンス・ダンス / 村上春樹

2019-03-03 06:14:21 | 本/文学
「羊をめぐる冒険」の続編ということで、何度も読み返している「ダンス・ダンス・ダンス」。

高度資本主義社会がどうしたこうしたとか、ソフィスティケートされたなんたらかんたらとか、トレンディだとかトレンディじゃないとか、そういったものに批判的でありながらも半分くらいは自分もそれに乗っかっちゃっていて、言う事も局所的で切れ味が悪く、言い訳がましくて、ナルシスティック。
「羊をめぐる冒険」のときのようにいまひとつ感情移入ができないし、好意も持てない。
…そんな「僕」の物語。

舞台がハワイに移るところだけは、スピーディで小気味良いのだが、全体的には冗長で緊張感に欠ける。

「羊をめぐる冒険」の後にどうしても必要だったかというと、どうだろうか?
いちおうハッピーエンドなので、あって悪いとまでは言えないけれど。

ひょっとして、「ノルウェイの森」がバカ売れした後、村上春樹が無意識のうちに、
「俺に過剰な期待をするんじゃねーぞ」
「書きたい事を書いて、静かに暮らしたいんだよ、俺は…」
という心の叫びを綴った物語なのか?
と、今回はそんな事を思ってしまった。

否定的な事ばかり書いたが、これはあくまでも「羊をめぐる冒険」と比べた相対的な感想だ。
絶対的な観点で評価するならば、それほど悪くない。
面白い作品だと思う。

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2019/03/04 追記

作品の中に数多くの音楽が出て来るのだけれど、その中で「僕」に悪くない評価をされている数少ないいくつかの曲のひとつがローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」。
この記事を書く前には、たぶん筆が進まないだろうからスペースかせぎにこれを絶対に埋め込もう、などと思っていたのに、すっかり忘れていた。

The Rolling Stones - Brown Sugar [Live] HD Marquee Club 1971 NEW

71年か。
みんな若い。
この頃の、まだ若いストーンズをリアルに体験できた世代が少し羨ましい。