ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

未来少年コナン

2020-04-28 21:27:02 | 映画/ドラマ
『未来少年コナン』が再放送されるそうだ。
5月4日から毎週月曜日 午前0時10分~0時40分、NHK。

『未来少年コナン』は1978年にNHKで放映されたアニメで、監督は宮崎駿。

私は個人的に、この『未来少年コナン』に加え、同じ宮崎監督の『ルパン三世 カリオストロの城』(1979)と『天空の城ラピュタ』(1986)を、宮崎駿黄金パターン三部作と呼んでいる。

黄金パターンとはこんな感じ。
主人公とヒロインが出会う。
ヒロインは強大な敵に追われていて、捕まってしまう。
主人公はヒロインの救出を試みるが、手痛い敗北を喫する。
主人公は、元々は敵だった者達と手を組み、再度ヒロイン救出に挑み、成功する。
ヒロインの敵、つまり、ラスボスと対決し、勝利する。

ざっくり書いてしまうと、な~んだ単純な話じゃね~か、という事になってしまうが、これを視聴者に面白いと思わせるのは簡単ではない、たぶん。
実際、明らかにこの宮崎駿黄金パターンを踏襲しているな、と思わせる作品に出合うことがあるが、成功している作品はあまり多くないと思う。

ーー
『未来少年コナン』で重要なキーとなっている太陽エネルギー。
太陽エネルギーによって、人類はエネルギーの枯渇という問題から解放され、我が世の春を謳歌することになるのだが、やがてその太陽エネルギーを使った戦争によって人類は滅亡寸前にまで追い込まれる…
と、物語はそこから始まる。

40年以上も前に作られた作品で、当時は原子力発電による電力開発が着々と進められていた時代だ。
この作品が凄いのは、そんな時代に、太陽エネルギーが原子力発電のアンチテーゼである、などとは言っていないところにあると思う。

何だそれ? と思ったら、ぜひ『未来少年コナン』の再放送を。
というか、余計な講釈なんていらない。
観れば面白い。
ただそれだけ。


駐車場に車を止めて、だらだらと考えたこと

2020-04-26 04:57:36 | 雑感
写真の店は飲食店で、市中心部と郊外を結ぶ幹線道路沿いにあり、市街地から郊外へ向かう場合、左側に位置している。
だから、例えば、郊外から中心部へ働きに出ている人が仕事帰り、夕食に立ち寄るには便利だと思う。
駐車場も広い。
近くにドラッグストアがあり、帰りにちょっとした買い物もできる。
私としては、立地は悪くないんじゃないかと思う。



ところが、これはどうも素人の浅知恵らしく、そうではないらしい。
外食産業の常識では鬼門と言えるような場所なのか、あるいは単に人通り(車通り)が少ないだけなのか。
理由はわからないが、新しい店が出来てはすぐに撤退というのが、ここで何度も繰り返されてきた。

写真の店はここで出店してから、まだ一年も経っていないと思う。
この店が出来た当初、通りすがりに眺めると、けっこう流行っていて、この店は成功しそうだな、と思っていた。
そんな矢先、昨年秋の台風でこの地域が断水してしまい、かなり長い間休業を余儀なくされていた。
断水が解消し、営業を再開した様子を眺めると、またお客さんはよく入っていて、いや~良かったな、出鼻を挫かれて大変だったな、今度はいけそうだな、などと思っていた。
すると、今度はコロナ。

店は営業している。
お客さんも、通常時よりは少ないのかも知れないが、そこそこ入っている。
コロナ禍の中、さりげなく営業を批判するつもりだと思われたくないので、場所や店名は詳しく書かない。

私は昔、都内で小さな店を営んでいたのだが、もしその時にこのようなコロナ禍に襲われたらどうしていただろうな、と想像してしまう。

店を一か月間休むというのがどれほど大変な事なのか。
わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。
そしてたぶん、今の日本では、わからない人が圧倒的多数を占めていると思う。


のん

2020-04-23 04:04:34 | 音楽
清志郎が死んだのっていつだったかな?
確か春だったよな?
と、調べてみると、2009年の5月2日だった。
もう10年以上の月日が流れていることに、少し驚いた。

のん - 君が僕を知ってる 【cover】#うたつなぎ

微妙に音程を外す、清志郎独特の歌い方をコピーするのはかなり難しいと思う。
でも、のんが清志郎を歌うなんて、ほんとに素敵だ。

のん - わたしはベイベー【official music video】

清志郎の魂は今でも多くの人達に、そして、のんに、受け継がれている。

もうすぐ命日が来るけれど、たぶん、当日は忘れて過ごしてしまいそうなので、今のうちに在りし日の清志郎を偲び、タイマーズの動画をひとつ。
私が知る限り、清志郎の最も過激な曲。

のんからの流れで、これを選ぶか!
って、いや、まあね、なんていうか、さすがに、これはね、確かにね、どうなんだろうね(笑)

「 お前の股ぐら 」 THE TIMERS


『ルポ 貧困大国アメリカ』 ~ 『日本が売られる』/堤未果

2020-04-21 06:22:23 | 本/文学
堤未果著、岩波書店より発行された、
『ルポ 貧困大国アメリカ』 (2008年 岩波新書)
『ルポ 貧困大国アメリカII』 (2010年 岩波新書)
『(株) 貧困大国アメリカ』 (2013年 岩波新書)
および、幻冬舎より発行された、
『日本が売られる』 (2018年 幻冬舎新書)

上記の4冊はノンフィクションである。
ノンフィクションではあるが、出来の悪い小説や映画よりも、はるかに面白くエキサイティングな内容になっている。
面白くて、面白くて、面白過ぎて、読めば間違いなく背筋が凍る事を保証する。

今、世界中で、国境線を超えて進行している恐ろしい事実。
右だ左だ、中国がどうした韓国がこうした、プーチンがどうのこうの…そんな事を言っている猶予など一日も無い事がわかる。
いや、言っててもいいんだけれど、そんな事は些細な事で、本当の敵はそんなものではないのだ。
敵というのは、もちろん、私のような名もなき小市民の敵という意味だ。

「進行している事実」だけでなく、すでに起こり終わってしまった事実についても書かれている。
三冊目の『(株) 貧困大国アメリカ』の132ページから始まる「命令81号」という項目から抜粋する。

『一万年もの間、イラク農家は毎年地域の気候に合わせた小麦を多種多様な選択肢の中から選び、翌年のために保存した種子を最適な形で交配させ、進化させてきた歴史を持っている。
……中略……
二〇万種という多様な小麦を作り出してきたイラクで農業生産率を回復するために、
……中略……
「世界的に有名だった、イラクの在来種はどうなったのでしょうか」
「イラク人の種子バンクは米軍に爆撃されました。フセインの時代の農務大臣が、緊急用にシリアの都市アレッポにあるICARDA(国際乾燥地農業研究センター)に預けていた一部の種子以外、種子バンクに保存されていたイラクの貴重な種子はすべて破壊されたのです。…」』

敵とはアメリカか?
そんな単純な話ではない。
読めばわかる。

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2020/04/23 一部に誤解を招く表現があったため修正した。
2020/09/17 一部修正


ブログの引越 (2)

2020-04-18 01:29:27 | パソコン・インターネット
ブログの引越が終了した。
古いブログの削除も済んで、一段落だ。
アクセス解析などを見ると、古いブログを見てくれていた人達、あるいは単発で見に来た人達の多くが引越に気づいていないようなのだが、仕方がない。
縁があればまた出会うこともあるだろう。

今回、ssブログ(ソネットブログ)からの引越先として、このgoo blogを選んだ理由は、単純に、goo blogがssブログからの引越をサポートしていたからだ。
amebaのアカウントを持っていたので、最初はアメブロを考えたのだが、ssブログから直接引っ越せるかどうか不透明だったので断念しgoo blogにした。

お世話になるブログサービスが変わっただけで、このブログが変わる事は特に何も無い。
今まで通り、書きたい時に書きたい事を書き、書きたくない時は書かない、特にテーマも無い、という感じで、淡々と運営していくつもりだ。

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2020/04/18 3:30 カテゴリーを間違えていたので修正