ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

十二夜/Twelfth Night: Or What You Will

2020-01-04 23:06:36 | 映画/ドラマ
シェークスピア原作の戯曲『十二夜』をもとにした映画。

以下、ネタバレ有り。

双子の兄妹、セバスチャンとヴァイオラが乗っていた船が嵐にあい、沈没してしまう。
妹のヴァイオラは流れ着いた地で、セザリオと名乗り、男としてオーシーノ公爵に仕えるようになる。
オーシーノは伯爵家の令嬢オリヴィアに想いを寄せている。
しかし、オリヴィアは伯爵である父親を亡くした後、兄も亡くなってしまい、失意の中、誓いを立て男との面会を拒絶している。
オーシーノはオリヴィアに想いを伝えるために、少年のような容姿のセザリオならばと使いに出す。
オリヴィアは、茶目っ気を交えながら情熱的に主オーシーノの想いを伝えようとするセザリオに、女だとは気づかず、心を惹かれてしまう。
そんな中、セザリオは自分に目をかけて可愛がってくれるオーシーノを愛していた。
という感じで、オーシーノ、オリヴィア、セザリオの三者それぞれが報われることのない三角関係が生まれてしまう。
そこへ、セザリオ(ヴァイオラ)の双子の兄、セバスチャンが登場し…

エンディングは真剣に考えると「いいのか? お前らそれでいいのか? 収まっちゃうのか? 簡単すぎないか? おかしいだろう!」という疑問がおおいにわいてくるのだが、ドタバタ喜劇なのでたぶんいいのだろう。

面白かった。

一番強く印象に残ったのは、男装したセザリオがやたらと魅力的だったのに、ヴァイオラとして女性の姿に戻ったら何かとても凡庸に見えたこと。