the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESを吸う夢を未だに見る。
それとは無関係に・・・。

GITANES(を含め全てのタバコ)の嗜好を休止して2年と2ヶ月経過した。
現時点で会社と自宅にあるカートンのGITANESはもう古くなり、多分味が
変わってもう吸えないだろうけど、その気になればタバコ屋で買える。
誇張でもウソでもなくて、今現在でも
「今晩こそGITANESを吸うぞ。」「明日こそ吸うぞ。」とほぼ毎日
思っているし、それがたまたま翌日になっても吸っていないだけ。
私にとっての禁煙や休煙は、ただ単に
「最後に吸ったのが2年と2ヶ月前。」であるに過ぎない。


父母が以前住んでいた家は今現在空家になっている。
たまに様子を見に行くのだが、そのときに目立つのが
敷地の中に入り込んだたばこの吸殻である。
前面が自動車も歩行者も比較的多い道路なので、そこを通る人が
投げ捨てた吸殻だろう。
投げ捨てたということは、火がついていたはずだ。
これは我が家が火による攻撃を受けていると解釈できなくもない。




数年前コンビニの駐車場で、黒塗りの大きい車が止まっていて
その後部座席窓がすっと開いてたばこの吸殻がポイと投げ捨てられた。
吸殻は私の足元に落ちた。
中を覗きこむと、スーツを着たきちんとした身なりの男が後部座席と
助手席に座っていた。多分それなりの企業の、それなりの人だろう。
白手袋の運転手はあろうことか、駐車場の死角で用便(小)中だった。
どうしても我慢できなくなり、火がついたままの吸殻を拾い上げ
開いたウィンドウから車中へリリースした。
「何や!君は?!」と助手席の男が怒鳴ったので、
「名前言うたら知ってるんかい?!」と答え、とりあえず逃げた。
こういう輩は嫌煙・愛煙共通の敵だ。



引用 J-CAST ニュース
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
タバコ1箱1000円 そんな時代が日本に来る?
2008/3/ 6
「タバコ一箱の値段を1000円にすべきだ」と笹川陽平日本財団会長が
提案している。時を同じくして、日本学術会議がたばこの増税と値上げ
を内容とした要望書を国に出した。1箱1000円時代はやってくるのか。


「1箱1000円」の時代は来るのか 産経新聞の2008年3月4日付けコラム
「正論」に、笹川日本財団会長の主張が掲載されている。それによると、
日本で320円で売られているタバコは、ロンドンでは5ポンド(1045円)。
各国と比べても日本のタバコの値段は安く、

「日本も1箱1000円とするよう提案する。現在の3倍以上になるが、たばこ
増税は喫煙規制が進む世界の大勢であり、厳しい財政赤字の中、実現すれ
ば大きな財源になる。国会には超党派の議員立法として正面から取り組ん
でいただくようお願いしたい」
と書いている。1箱1000円になれば、消費量が3分の1に落ち込んだ場合
も3兆円を超す税収増が見込める計算で、未成年者の喫煙も抑制できる
ため、消費税より先に議論すべきテーマだとしている。

中略

大野竜三愛知淑徳大学医療福祉学部教授はJ-CASTニュースの取材に対し、
「タバコの値段が上がれば喫煙者が減少するが、税収が上がるというのは
世界中で実証されている。ただし、私達は税収に重きを置いているのでは
なく、あくまでたばこが体に悪いことを知ってほしいというのが狙い。是非
『脱たばこ社会』を実現させたい」と話している。

中略

もっとも、日本たばこ産業はJ-CASTニュースの取材に対し、

「色々な意見が出ていることは知っているが、合法的な嗜好品であり、愛好者
が多くいる中で、軽々しく値上げだとか増税だとか言うべきではない」
と猛反発している。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

本当に日本たばこ産業の担当者はそんなコメントを出したのだろうか。

たばこ反対に反対する根拠が
●喫煙は合法である
●愛好者が多い
でしかないところがまずい。もうちょっと目新しいコメントはないものか
といつも感じる。

そして日本たばこ産業が
「軽々しく値上げだとか増税だとかいうべきではない」と言ったとされて
いるが、それがJ-CASTニュースの誇張や誤解や捏造でなく本当にJTが
言ったのなら、適切なコメントではないように思える。

以下が笹川氏の主張なのだが、これ自体『軽々しい意見』だとは思えない。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
産経新聞 東京朝刊

■たばこ「1箱千円」への値上げを

≪ロンドンは日本の3倍≫
 年明けに仕事で訪れたロンドンの街角で世界的に人気のある銘柄の
たばこ1箱(20本入り)の値段を見ると5ポンド(1045円)だった。
参考までにニューヨークの友人に聞くと、こちらも8ドル(最近まで
960円、円高の現在は約850円)という。対する日本は同じたばこが
320円、わが国の安さをあらためて実感した。

 この際、「暴論」の批判を覚悟の上で、日本も1箱1000円とする
よう提案する。現在の3倍以上になるが、たばこ増税は喫煙規制が進む
世界の大勢であり、厳しい財政赤字の中、実現すれば大きな財源になる。
国会には超党派の議員立法として正面から取り組んでいただくようお願い
したい。

中略

07年の国内消費量は国産、外国産を合わせ年間約2,700億本、これに
伴う税収は約2兆2,000億円。1箱1000円に値上げした場合の1本
当たりの価格は約15円から50円に上がり現在の消費量で単純計算すると、
これに伴う税収増は9兆5000億円の巨額に上る。仮に喫煙率、消費量が
3分の1に落ち込んだ場合も3兆円を超す税収増が見込める計算で、新たな
財源として消費税より先に議論すべきテーマでもある。

≪未成年の喫煙も抑制≫
 この場合、販売価格の90%は税金。たばこは「高級な嗜好(しこう)品」
となり、ほぼ間違いなく未成年者の喫煙は抑制できる。民間の調査によると、
1箱500円を超えた場合、半数が「喫煙をやめる」と答えており、喫煙率は
予想以上に落ち込むかもしれない。
 1000円時代のたばこ文化は大量生産、大量消費の中での漫然とした喫煙
から、高額の税金を納得した上、健康を強く意識したスタイルに様変わりする。
増税分を有効に活用することで、喫煙者が一方的に批判される、とげとげしい
雰囲気も緩和されるかもしれない。
 何時の時代も大きな改革には既得権益を持つグループを中心に根強い抵抗勢力
が存在する。しかし、たばこと同様、心地よい覚醒(かくせい)感を売りにする
コーヒーも安いところで1杯250円。冷静に双方を比較すれば、至福のひと時
を与えるたばこの1本50円は決して高くはない。
 恐れることなく大胆な値上げを提案すべきである。従来のような小刻みな値上
げはその場しのぎの財源づくりの色彩が強く、巨額な財政赤字を前に説得性を
欠く。いま求められるのは本格的なたばこ論議である。

中略

 たばこ増税は数少ない貴重な財源のひとつ。同時に、内外の各種調査を
まつまでもなく、喫煙が健康に与える悪影響、さらに禁煙に伴う効果が
極めて大きいことははっきりしている。増税論議を通じて税に対する意識
が高まり、喫煙率が低下することで肺がんなど健康被害が減少すれば、
伸び続ける国民医療費を抑制する上でも、これに勝るものはない。真剣な
論議により大幅値上げが早期に実現されるよう期待する。
(ささかわ ようへい)

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
日本たばこ産業はこの主張のどこが「軽々しい」とジャッジするのだろうか。
間違っているかどうかは別の問題として、決して「軽々しく」は
ないと思うのだが。
「合法だから」「嗜好者が多いから」を根拠とするコメントを出す方が
ちょっと軽く見える。



嗜好と両者の権利、火の始末と匂い、美観と健康、マナー、エチケット、
全てをうまく解決する方法はないものか なんて考えるときには
かなりたばこを吸いたくなる。

輸入たばこが今後どうなっていくのかはわからないが、
GITANES再開の楽しみを奪われるのは少々寂しい。
しかし、再開するとなればたとえ一箱1000円でも買うだろう。
黒胡椒せんべいやマカダミアおかきを買うのを止めてでも。




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