the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESがあのパッケージじゃなかったら
嗜好者は確実に減る。
それとは無関係に・・・。


コンビニで買ったサラダ。
透明容器のフタを開けると、フタの裏にコーンが5粒ほどくっついていた。

当然のことながら、それらをすべて掬い取ってサラダの上に戻した。

コーンだから掬いやすかった、粒がわかりやすいから掬う気になったなど
理由はいろいろあったのだろうが、とにかく私はフタの裏にくっついたコーンを
もったいないと思ってサラダの上に戻し、最終的には一粒残らず食べた。


でも、これがコーンでなければどうだったのか?

キャベツの千切りの、2,3本だったらどうしたか。
昆布佃煮の欠片だったらどうだったか。

青海苔だったらどうか、紅しょうがだったらどうしたか。



そうだ、フタの裏は多くの組織と通じるところがある。

掬い取ってくれるだけの存在感・味・値打ちをアピールできる食材は
フタの裏にくっついてしまったとしても、ちゃんと掬い取って活用される。

コーンにならなければならない!


と、サラダを食べながら
さも奥が深いようなことを考えたが、もちろん本気でそんなことを
考えている訳ではない。







そんなことより、今日も読んでいただいて
ありがとう。


誰だか知らないが、あなたはまったくすばらしい。




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GITANESを作るほどの国なんだから、そりゃあ自分勝手でしょう。
それとは無関係に・・・。


コンビニでひるめしを買って会社に戻り、休憩室の電子レンジで
温めて食べる。そういう頻度が最近かなり高い。
ところが、商品に表示されているアタタメの目安は
1000Wで●分、500Wで●分という表示なんだが
会社の年代モノの電子レンジは「強い」と「弱い」の分類しかない。
この辺がなかなか難しいところである。
調べればわかることなんだが、面倒くさいのである。


電子レンジというのは目に見えない粒粒が縦横無尽にレンジの中を飛び回って
あろうことか食品の内部にまで侵入して、いろんな角度からあっためるのだ
と聞いたことがあるようなないような気がする。
調べれば本当のところはわかるのだろうが、面倒くさいのである。


休憩室に入ると、女性スタッフがランチ休憩だった。

購入した弁当をレンジにいれ、スイッチを入れながらその同僚に訊いてみた。


私「電子レンジに詳しい?」

ス「もちろん詳しくないですよ。」

私「気になることがあるんだけどね。」

ス「はい?」

私「電子レンジって、目に見えない粒粒が飛びまくって、とにかく飛びまくって
  食品を外からだけじゃなくて、いろんなことして温めるンだよね?」

ス「へえ。」


私「電子レンジに詳しくない?」

ス「だから、もちろん詳しくないですよ。」

私「例えば、レンジで2分というモノを2個入れたら、4分かかるのかね?」

ス「そりゃあ、そうでしょ?」

私「でも、そもそも電子レンジは粒粒が飛び回るんでしょう?食品を突き抜けたり
  しながら八面六臂の活躍するんなら、単純に倍の時間が要るってことはないんじゃないの?
  本当に電子レンジに詳しくないの?」

ス「どうして私が電子レンジに詳しいと思ったのか、それを聞きたいです。」

私「誰だって電子レンジに『詳しい』か『詳しくないか』のどっちかでしょ?
  あなたが電子レンジに詳しい確率は5割に近いはず・・・」

ス「一度やってみたらわかりますよ」

私「え?」

ス「レンジで2分のモノを2個入れて、4分温めてみたらどうなるか、
  やってみればわかりますよね?」

私「そりゃあでもちょっと熱くなり過ぎるんじゃないの?」

ス「じゃあ一度2分温めてみればいいじゃないですか?」

私「ひとつでも2分かかるのに二つも入れたら、ちょっと冷たいんじゃ・・・」

ス「じゃあ・・・3分にすればいいじゃないですか?」

私「2分でも4分でもないから3分、ってのはあまりにも安直じゃないのかね?
  そういうことだから電子レンジなんていう人類の叡智の集合体の前に我々は無力な・・・」


チン。

温まったようだ。



取り出した弁当は加熱し過ぎて容器が歪んでいた。









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GITANES嗜好者である時点で、非協力的である。
それとは無関係に・・・。


訳あって二日ほど家に一人きりになった(別棟にはもう一人いるが)。

つまりリビングを独占でき、何をやっても誰からも非難されない状態に
なったはずなのだが、結局狭小書斎でほとんどの時間を過ごした。
家人在宅中は、どういう訳か書斎に篭ることが少々後ろめたく感じられるから
その反動だろう。

アイスコーヒーが表面張力でパンパンになったグラスを摺り足でデスクまで
運び、なんちゃってコルビジェのソファに深く座る。
誰のみやげ物か知らないが、兵馬俑のミニチュアを触りながら
何のオマケか忘れたが、バスローブでくつろぐデュークトウゴウを弄くりながら
さてどう過ごそうかと考える訳だ。


ペンを持っても別に書くこともないし、ネットを眺めるならリビングの方が
いい環境である。
未読の本を読み進めるなら、それこそ書斎以外の場所で寝転んだ方が捗るものだ。

さて・・・。

と、ふと手にした既読の本をめくると、これがまた面白い。

それぞれの本にはあの一行、あのフレーズだけ読み直したいと思う箇所がかならず
あるものだ。それがない本なら既に処分している。

だから、何気なくランダムに本を手にとってもそれなりの時間は拘束される。


いや、こんな暇があるなら未読棚の本(もう数えるのをやめてしまったが)の中から
一冊選んで読んでいく方がよっぽど前向きな活動と言えるのだが、私は書斎で
そもそも何か前向きなことをやろうと思ってここに篭っているわけではない と
思い直す。


それでは整理整頓してみよう。うん、それがいい。
ちょうど上手い具合に、滅茶苦茶散らかっている。うん、整理整頓だ。


まず、床に転がったり積まれたりしているあれやこれやを右から左へ、
左のものは右へ前へ後ろへ移動させる。
あの棚にはやはりあのカテゴリーの本を並べる方がいいから、そうすると玉突き的に
あっちはこうなり、こっちはあんな感じになる。
ここには時計を置き、そしてそのとなりにちょっと重要なもののスペースを割き
その向こうにはまったく重要でないものをレイアウトして、



とまず頭の中で手がけるシミュレーションがなかなか愉しい。


いやあ、シミュレーションだけで深夜になってしまった。



整理整頓はまた次回だ。

有意義だったことだけは間違いない。









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GITANESのパッケージの色から逆算するべきだ。
それとは無関係に・・・。


事務所へ飛び込み営業さんがやってきて、おまけにそれが自分に関係のある
業界である確率は、こっちがどれだけ忙しいかに比例するものだ。

飛「ごめんください。●●●という印刷会社なのですが、ご担当の方」

私「はい?●●●さん?」

飛「はい。よくこのあたりを廻らせていただいてまして。」

  廻らせてあげているつもりはどこの誰にもないだろうけど。

私「はいはい。」

飛「御社のことがいつも気になっていましたが、今日はちょっと立ち寄らせていただきました」
 
  それが立ち寄る理由になっちゃうんだなあ。

私「なるほど。」

二人組みの飛び込みさんは、一人がふくよかな若い男性で、ニコニコしているが
まったく喋らず、もう一人は少し年上で名刺の肩書きもそれなりに上の方で
あるらしい様子。

飛「弊社は、○○を得意としておりまして、御社にニーズはおアリかと思いまして」

私「なるほど、なるほど。」

ここからいくつか飛び込みさんからの質問が続く。

デスクの上に放置しているやりかけの仕事が、少々複雑な内容だったので
それを忘れないように、なるべく上の空で聞いて上の空で答えるように努めた。
25年も社会人をやっていると、そんな芸当もできるようになるもんだ。


飛「という訳でございます」

私「なるほど、よくわかりました。」

飛「いかがでございましょ?私どもにぜひ一度お仕事を」

私「まあ、そのあたりは私もペーペーでございますので一存では決めかねます」

飛「そうでございましたか。まあとにかく、会社は遠方ですがこの近くにお取引先様も
  ありますし、軽いフットワークで対応もさせていただけますし・・・」

  あ、まだ話は続くのだ。

私「わかりました。では、一度検討させていただきまして、こちらから連絡させていただきます。」


飛「それでは一度、見積だけでもさせていただきましょうか?」


  させていただきましょうか?何がどうなったらそんな結論になるんだろうか。



飛「大体印刷部数は何部ぐらいでしょうか?見積だけでもさせていただきましょう。」



めがねを外す。決して睨むことのないように注意を払いながら、上役さんの目を見つめる。



私「こちらから連絡させていただきます。よろしいですね?」



それから5秒後に二人は帰っていった。



最初からきっぱり断るべきなんだろうか?

でもそれは、なかなか勇気の要ることなのだ。

察していただきたい。








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