the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESを入れるためのポケットは今でも
備えている。
それとは無関係に・・・。



どういう訳か縁がなかったカッタウェイの衿の
シャツをとうとう買うことになった。
パターンオーダーのシャツだから手軽なもんだ。


もう少し衿は開いているものだと思い込んでいたので
仕上がりを見てちょっとイメージが違った。

しかし、ノーネクタイで上着を着ても衿の納まりは
それなりによいから問題はない
(私は年間360日はノーネクタイである)。

上から3つ目のボタン位置が、あと1センチか数ミリほど
下ならよかったのだが、ちょっと微妙な位置。
ボタンを二つ開けるときの具合にはやや不満が残る。
誰にもわからないことだろうが、まあ自分の気分の
問題である。


形は概ね気に入ったので、そのままの寸法で
ブルー無地を注文。
シャツ一枚で過ごすことが多くなってくるし、私はシャツの
下に下着を着ないので、透け防止の意味もある。



ついでに、暑くなるシーズンに備えて
あえてこげ茶・リネン100%の生地を探したが
店頭には置いていなかった。

メーカーさんに探してもらい、気に入ったものが手に入れば
シングルのジャケットを仕立てる。

肩パットなし・もちろん裏地なしにしたいのだが、さて
どういう仕上がりになるか。

というより、そもそもうまい具合に気に入る生地があるかどうかが
最大の問題である。




さて、欲しい服が一通り揃ったとして、

いきなりカレーうどんを食べて全てが台無しになってしまう


という様が、人生だ。









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取材  




GITANESを猛烈に吸いたくなるのは
こういう御仁を相手にするとき。
それとは無関係に・・・。



ちょっとした取材(紙媒体だけど)があるとのことで、
ちょっとしたしがらみもあり受けなければならなくなった。

今日そのための予備インタビュー的な原稿が先方から
ファックスで送られてきたが、その内容たるや
まあトンチンカン満載で、よくこれで「○○長」なんて
名乗っていられるもんだと、半ば痛快に呆れた。


質問事項が5つあったのだが、それらがことごとく
ピント外れなのだ。
「こういう記事にしたい」という前提がそもそも
ちょっと間違っているのだろう。




回答自体が苦しいものの、それでもなんとか答えを
ひねり出しつつ、そして同時にその質問がいかにトンチンカンで
あるかを先方に解らせるように工夫したのだが、
こういう人には多分そういう工作はまったく伝わらないものだ。


だからイヤだったのに・・・。







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GITANESを差し入れしても
それほど喜ばれないだろう。
それとは無関係に・・・。


新入社員だった頃は残業続きで、
会社の倉庫で連日深夜まで作業をやらされた。

そのときに取引先メーカーS社の営業マンS氏が

「は~い、これ差し入れ!皆さんでどうぞ~」

と突然持ってきてくれたハンバーガーは
この上なく美味しかった。



世の中で何が美味いといっても
差し入れと夜食ほど美味いものは
ないのではなかろうか。




で、さっき届いたミスタードーナツの
ドーナツ差し入れがまた!美味い。

いや、これは差し入れじゃなくても美味いのだが。






夜中に食べるインスタントラーメンも殺人的に美味い。
あんなに誘惑上手な食品は他にないだろう。
だから私は決して近寄らないようにしている。
誘惑に弱いからである。



世の中は美味いもので満ちているのか。

チャリトレなんかちょっと走ったくらいでは
追いつかない。


ああ、もう腹が減ってきた。


今日の夕食はカレーだ。
ダッシュで帰宅しなければ。










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GITANESの煙には甘い匂いはない。
それとは無関係に・・・。


さてそろそろ昨年作ったジャケットが着られるシーズンだ。

しかし残念ながらうまく合うリネンのポケットチーフがなかった。

2枚ほど購入。


チーフを購入して、これでジャケットを着るのが愉しく
なるなあと思っていたら
「パンツが手薄ではないか?」と急に懸念が湧き上がる。

慌ててグレーとベージュのパンツを購入。
思い立ったらすぐに現物を確認でき、しかも少々安く買える。
ああ、洋服業界にいてよかった と感じる一瞬である。


パンツの裾、カブラ幅(ダブルの幅)は
そのパンツの場合4.5センチぐらいが最もよかろう
などと思案していると、急に
「靴だ靴。靴も見過ごせない」ってことになり、
どんな靴が必要なのか急遽検討に入る。

「靴 とくればベルトとバッグだろう。」


そうだ、ベルトもここ最近同じようなものばかり連続して
使用している。こうなると傷むのもかなり早くなってしまう。

「めがねのフレームはこれでいいのか?」との疑問も浮かぶ。


「めがねよりもシャツだ。シャツ嗜好者がシャツを後回しにして
どうするのだ?!」と、
ベルトやバッグ、めがねなどより先に
シャツを注文。簡単に採寸してもらい、生地を決定して、
衿をカットアウェイにするよう指示。

そういえば、ブルー系無地のネクタイが手薄だ。これはやばい。
ということになって、勢いでネクタイも取り寄せる。

ネクタイと言えばポケットチーフが、



と、このループはきりがない。


幸い洋服業界にいるから、それなりに色々安く買える。
ありがたい。

でも、洋服業界にいなければそもそも
こんなに買い物することはないような気もするが、
まあ、考えても仕方がない。

そういうシーズンではないか!



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GITANESとライターだけを握って出掛けた頃が
懐かしい。
それとは無関係に・・・。


春は出会いと別れの季節であると多くの人は言うが、



身体に電流が走るような出会いは別として、

「出会い」だったと感じるかどうかは、後々その相手が
自分にとって重要かどうかで大きく左右されて、そして
のちに「ああ、あれが出会いだったのだ」と述懐するものだから
(どうでもいい人と初めて会ったのが春だったとしても
それを『出会いだった』と感じないだろう)、
春は出会いのシーズンだなんてリアルタイムで感じることは
本当は少ないはずだ。




結局春は別れの季節なのである(『出会い』と比べて『別れ』
はリアルタイムで感じるものだからである)。


という訳で、出会いや別れという観点から観ると
私にとって春は後ろ向きのイメージしかない。


ではお前にとって春はそんなに暗黒なイメージなのかと問われると、
いや、そんなことはなくて、


なんと言っても春の
「手ぶら感」がいい。


荷物を持っていてもバッグを持っていても
そんなこととは関わりない「手ぶら感」がいいのである。



で、それがどうしたと言われても、


いやいや、手ぶらはいいじゃないですか

と答えるしかない。



軽過ぎる結論だが、

そもそも春は軽いのだからそれでいいのだ。





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GITANESなど当然持っていなかった。
というより、知りもしなかった頃。
それとは無関係に・・・。


買ってもらったばかりなので
兄や姉のものと比べると明らかにまだツヤはあるものの
カッチカチのランドセルを背負い、家を出る。

私「行ってくるわ!」
母「はいはい。」


集団登校や親の付き添いも必要なかった昔の田舎町。

集団登校ではないが、なんとなく誘いに来たみっちゃんと
タケシが家の前で緊張しながらニコニコしている。


入学式もすでに済み、今日からは普通に小学校に通うのだ。




家を出てすぐ小さい小さい商店街があって
そこを通り抜ける。

まだ開店前の時間帯なので、それぞれの店もシャッターが下り
顔なじみの大人たちとは誰も会わない。


左に曲がる。
同級生の本屋の前で、その家のK子と出会う。

「おっす!」「オッス!」


くれぐれも気をつけるようにと何度も何度も親に注意された、
目的地までの道のりに唯一の横断歩道と信号機。
慎重に青信号と道路の左右を確認し、素早く駆ける。


小さい八百屋の前を通り過ぎるあたりになると
学校へ向かう小学生だらけで賑やかになる。



川にかかった橋を渡る。

鯉やらフナやらがうじゃうじゃ泳いでいる。

タケシが橋の手すりから身を乗り出して川面を眺める。

「なあ、今日もフナだらけや!」
身が軽いのがタケシの取り得だ。

「あ、ほんまや!フナだらけや!」

「川で遊んでる方が楽しいけどなあ・・・」


なんとなく不安げな空気も漂う。

「川もたのしいけど、がっこうは楽しいらしいぞ。
お父ちゃんが言うてたからなあ!」


そんなものはウソだと3人とも解ってはいたのだが、
幼いながらも自分に「そうだそうだ!」と言い聞かせないと
学校に行くことなどイヤになってしまう。
本能的に気付いていた。


「そやな。まあ、行かんとアカンのやから
 楽しいはずや。みんな行ってるんやから楽しいはずや。」

「そや、そや!」



橋を渡りきる。

柳の木がずっと続く。

桜の木も、校門までずっと続いていた。




タケシ「重いなあ!こんなもん6年生まで担いで歩くんか?!」

みっちゃん「そのうち軽くなるやろ。身体大きいなるし。」



私「3人バラバラの組(クラス)やなあ。」

タケシ「そうや。」
みっちゃん「そうや。」


私「終わったら一緒に帰るか?」

みっちゃん「そやな。」

タケシ「うん。じゃあここに来るか。フナも見えるし。」

みっちゃん「タケシ、フナ好きなんか?」

タケシ「フナは好きやないけど、学校で勉強するよりは好きや。多分。」







川沿いのその道は桜の花びらでピンクに染まっていた。

みっちゃん「これ、花ですべるなあ。」

タケシ「なんやこの、そこら辺にある花は?」

私「え、桜やったっけ?」

みっちゃん「ああ、そうそう。さくらってお父ちゃんが言ってた。」

タケシ「さくらかあ。ジャマやなあ。」

みっちゃん「すべるからジャマやなあ。」

タケシ「川の水もさくらだらけで、フナも見えへんやんか。」

私「お前、そんなにフナ見たいか?」

タケシ「テレビがあったらテレビ見るけど、フナしかおらんから
    フナ見るしかないやろ。」

タケシ「お前、ちょいちょい言うてることがわからんぞ。」






校門のそば、ひときわ大きい桜の木からも
花びらが絶えずヒラヒラ吐き出されていた。

大きい枝の下を通過すると、そこは小学校である。



タケシ「トンネルやなあ、さくらの・・・。」

みっちゃん「うん・・・。」

私「学校なあ・・・。楽しいんやろか?」

タケシ「まあ、一日中フナ見てるよりは楽しいやろ。」


みっちゃん「なんか、タケシはええなあ。いつもそんなんで・・・。」






小学生の足でも10分で着くこの距離だったが、
それ以降毎日スリリングだったような気がする。


もうあれから随分時間が経ってしまった。






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花粉  




GITANESの毒性は甘んじて受け入れているのに
花粉におびえるのはおかしい。
それとは無関係に・・・。


ちょうど今頃の季節になると、花粉症で辛くなると
思い込んでいた。

目がシバシバ・痒くなるし、くしゃみは連続して
止まらなくなったり、変な咳が続いたりする。

どう考えても花粉症なんだが、病院に行って
「あなたは完全に立派な花粉症です」というような
お墨付きをもらっていないので、自己診断の花粉症だ。



で今年はどういう訳か、まったく症状が出ない。


マスクなどの対策をまったく施していないが
症状がまったく出ないということはつまり、

花粉症ではなかった


ということである。


毎年律儀にこの時季になると鼻かぜをひいていた
ということなのかも知れない。




と書いているうちにどんどん目が痒くなってきた。


よくわからない。






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GITANES嗜好者はGITANESで花粉を撃退する。
それとは無関係に・・・。


4月である。


エイプリルフールの日に今の会社に初出勤した。
それから一度も転職せずに23年経った。


あの日は、今年の4月1日よりはもうちょっと
暖かかったような気がする。
まだGITANESを吸っていなかった時代で、たしか
ラークだったかフィリップモリスだったか。


4月である。




ちょっと厚手の黒ジャケットではもう重く感じるような
気温になってきた。
だからといって、薄手の黒ジャケットではまだちょっと
頼りないような気がする。
だから、ちょうどいい黒ジャケットを羽織って出勤するが、
それでは日中は暖かすぎて夜は涼しすぎる。
一日中ちょうどいい黒ジャケットを探す必要がある。


4月である。



タイガースはもうタイガースらしい戦い方をしている。


4月である。





近所の神社では桜が咲き始めた。

ゆっくりゆっくり、歩いて散歩に行く
そんな、




4月である。





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