２３１７話「あい。おい。」

GITANESの煙のように臭い。
それとは無関係に・・・。

スマホに、登録していない番号から着電。
こういう場合、ほぼ電話に出ないのだが（それで
困るのはほぼあちらであって、こちらではない）
珍しくも電話に出た。
あいおいナントカ損保の○○と名乗っていた。

「このお電話番号から弊社のK宛に着信が
あったとのことで、在宅ワーク中のKから
言付かりまして、お電話をかけさせていただき
ました○○と申しますが、そちらはどなたですか？」

という用件だった。
何のことだか皆目わからない。

確かに、事故の件でK氏とかかわりがある。
しかし、ここが肝心なのだが、私はK氏に電話
などしていない。電話が終わったあと発信履歴を
何度か確認したが誤操作でもない。そんな履歴
はなかった。

K氏に私から着信があったのなら、K氏が電話
で私に折り返し電話をすればいい。
それをどうして、同じ社の○○氏に
「090********から電話があったが出られなかった
ので、一度電話をかけて誰なのか確かめてくれ」
なんて依頼をするんだろうか。

いやそもそもこちらからかけていないのだから
リダイヤルはできないか。

なんとも返答に困る電話である。
「電話がかかってきて『あなた誰ですか？』と
問われて、普通名乗ります？」

「それはそうでございますね。」
「たしかに、あいおいナントカ損保のKさん
に心当たりはなくもないですが、そもそも私
Kさんに電話したことないですよ。」
「なるほどですね。あ、誤操作という可能性も
ありますよねぇ。」
「ええ、じゃあ誤操作の可能性があると
お考えならきっと誤操作なのでしょう。そもそも
こちらから電話する用事はありません。
だから、どこからの着信か知らないが
誤操作でいいじゃないですか。」

「なるほどですねぇ。お名前をお教えいただけ
れば助かるのですが。」

「いやです。」

着信拒否した。

あいおいナントカさん、頑張れ。

２３１６話「年末大掃除」

GITANESを吸いながら掃除していたころが
懐かしい。
それとは無関係に・・・。

１１月下旬
「ああ、年末が近づいてきたなあ。
よし今年こそは自宅の年末大掃除するぞ」

１２月突入
「とうとう１２月だ。よしやはり
年末大掃除する決心は揺るがないぞ！」

１２月２週目あたり
「道具は揃ってるだろうか。あ、あれは
あった方がいい。あ、あれもなかった！」

１２月中旬過ぎて
「何日にやろうか？
あ、休み取りにくいなあ。」

１２月下旬突入
「たった一日の年末休みに
掃除っちゅうのはどうなんだろうか」

クリスマス頃
「まあ、自宅の大掃除なんて大それたこと
考えずに、せめて書斎だけでもやらないと。
責任範囲だからなあ」

現在
「大体年末と年始なんて地続きではないか。
何を大袈裟に『大掃除』なんて言ってるのか。
いつもきれいにするのが本来の姿であって
既に我が家はそこそこきれいではないか。
そもそも掃除完了した次の瞬間から汚れ
始める訳で、そんな連環を断ち切れるなんてのは
人間の思い上がりだ。他の動物は年末大掃除
なんてしないぞ。」


年明けの予想
「ああ、年末大掃除しておけばよかったなあ。
よし！今年の年末こそやるぞ！」

２３１５話「テンション」

GITANESを吸うときはどんな音楽が
鳴っているだろうか。
それとは無関係に・・・。

私が勤める会社のオフィスは３階建てで
１，２Fが店、３Fがオフィスとなっている。
店ではUSENのBGMが流れている。チャンネルは
モダンジャズか何か。

で、この放送はビル全体で流れている。
さっきは少し眠かったのだが、ブルースマーチが
流れてきたので眠気もどこかへ行き、テンションは
わずかに上がった。

かと思うと、まだ午前１１時なのに
すでにその日２回目のラウンドミッドナイトが
流れてきたりする。あまりにも状況に合っていない
音楽にイライラすることもある。
それは多少なりともそれらの曲に聞きおぼえが
あるからこその違和感だろうが。

というように、音楽に感情が影響を受けるという
ことはよくあるだろうと思う。


ここではこんな音楽が流れてくるだろうな
と思うことが誰にもあるだろう。
時間的な余裕がない状態で夜のオフィスビル内を
小走りで移動しているときなど、００７のテーマ
が流れていたり、巨大な横断歩道で人の波に
飲まれながらもうまく歩いているときなど
ボレロが聴こえてきたり、
天気のいい日に川の堤防を歩いていたら
「贈る言葉」を想像したりする。


さて、マツケンサンバはどんな状況に
もっともふさわしいだろうか。
と想像してみたが、そんなシーンは
普通に生きている限り、ない。

第２３１４話「以上 の問題」

GITANESの火は、指が焦げそうになったとき消す。
それとは無関係に・・・。

実際に会っている人との別れ際は、
例えば取引先やお客さんなら、お礼をまず言い
さようならに代わる文言を言い、立ち去る側
が歩き始めたらそれで「以上」となる。
中には必要以上に丁寧な人もいて、
いつまでもお礼が終わらなかったり、
さようならもずっと続いたりすることもあるが
概ねうまく終われる。

問題は電話でのやり取り後である。
社内の内線でも外線電話でも、
携帯でも自宅の固定電話でも、私が電話を
切るときはたいてい、まだあちらの声が聞こえている。
あら、まだあいさつしてるんだ・・・。
実際に会う場合に比べると、電話をあっさり
切ることができない人が多いようだ。
ずっとお礼を言ってたり、「それではまた」
とお別れのフレーズを何度も言ってたり、
お別れフレーズがもう出たのにまたお礼に
戻ったりと、まあ面倒くさい。
「ありがとうございました、失礼します」
と言ったら、もうこちらからの台詞はない。
だから相手の
「ありがとうございました、失礼します」
が差し込まれるぐらいの間を開けて
電話を耳から離して、そしてそれから
（スマホなら）「切」をタップするのだが
その瞬間にも
「ごめんくださいませ、ありが」
と続いている。え、まだ続くんだったんだ。
もう電話なんか、トランシーバーの受け答え
のように
「以上！」とか「Over and out.」
であっさり切ればいいのに。

そういえば先の電話でも、

後略

第２３１３話「スーツを着る手順」

GITANESを入れられるポケットを
確保しなければ。
それとは無関係に・・・。


クローゼットに置いてある椅子に腰掛ける。
その日着る予定のスーツ、それに合わせるシャツと
ネクタイなどを頭に浮かべながら靴下を選び履く。

シャツを選ぶ。
素肌に袖を通す。
今のシーズンは冷たすぎて「ヒャーッ」となる。
釦は上から３番目あたりから下へ向けて留めていく。
襟を立てる。

スーツのズボンを穿く。
ズボンが靴下に引っかかっていないか確認する。
シャツの裾は一度きっちりズボンの中に収めて
しまったあと、少しだけブラウジングする。
左後ろ尻ポケットに白い麻またはコットンの
ハンカチを差し込む。


履くつもりの靴と同色のベルトを巻く。
真ん中の位置のベルト穴にツク棒を通す。

ネクタイを数本選び、その中から決勝戦をやって
１本を決定する。
襟を立てたままネクタイを巻きつけ、結び目を
作る。
結び目ができたら、大剣の端とベルトの位置を
確認し、おかしければ巻き直す。

きっちり結んでしまう前に、立てていたシャツの
襟を折り返す。
シャツの台襟ボタン（一番上のボタン）や、
まだ留めていなかったボタンを留める。

ディンプルを指で挟みながら、結び目を
上方にスライドし、ネクタイ巻きを完成させる。

腕時計を選び装着する。

カフリンクスを装着する。

上着を羽織る。袖や裾を軽く引っ張るが
それにはそれほどの意味はない。

カバンを選ぶが、大体前日のままである。
財布と手帳が入っているか確認する。

眼鏡を選ぶが、大体前日のままである。

玄関に移動し、靴を選ぶ。
軽く布で拭い、履く。

クルマに乗り込む。
STARTボタンを押し、エンジンをかける。

さあ。



スマホ忘れたので引き返す。

第２３１２話「The Good Life」

GITANESを吸いながらじっくり聴きたい。
それとは無関係に・・・。

自分は妄想するのが好きであるらしい。
好きと言うか、そういう癖があるようだ。
本当にくだらない妄想なので浮かんでは消え
浮かんでは消え、すぐに流れていってしまう
のだが、最近の妄想で何やら記憶に残って
しまったものがある。
それは、
『誰が歌っていたのか３５年経ってやっと判明し、
最近またその曲を週に何度も聴いている。
それを歌っていたアメリカのシンガーと会った
機会に、どうやってその状況を伝えたらいいか』
という場面の妄想である。
もちろん私の英語力の実力はECCの幼児教室程度
なのであるが。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


学生時代の友人Tの部屋に転がっていた、
何かのコンピレーションCDをテープに録音
してもらった。
確か真冬だった。
ミニバイクで自宅に帰り、CDを聴いたのだが
コンピレーションCDだけあって、どれがどういう
タイトルで、誰がそれを歌っているのかほぼ
わからなかった。
その中には
「歌、うまいなあ」と思わせられるおっさんの
曲も入っていた。
誰の曲なのか誰が歌っているのか、後でTに尋ねて
みよう、と思いながらつい忘れがちで
とうとう学校を卒業してしまい、Tは地元に
帰ってしまった。
その曲のためにわざわざ連絡を取るなんてことを
するはずもなく、わからないまま３０年以上も
経ってしまった。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

判明したのは今年に入ってからだった。
その曲がamazon musicから流れていて、久しぶりに
聴いたのだが、Good Life が歌詞の中に何度か
登場するこの曲って、タイトルがそれなんじゃ
ないだろうか。
amazon musicでそれらしい曲を探した。
呆気なく判明した。
The Good Life トニー・ベネット
なんだ、あの、トニーベネットではないか。
意識して聴いたことはなくても多くの人が知っていて
私でも知っている人物だった。
他のシンガーとのデュエットのアルバムをいくつも
出していて、ノラジョーンズと歌うSpeakLowなんて
聴き倒しているではないか。
どうして気づかなかったのか。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

ネットで調べると、トニーベネットはまだ健在だった。
９５歳。
アルツハイマー型認知症が進行中であるらしい。
色々なことがよくわからない。

しかし、ピアノが鳴った瞬間に彼は歌詞のカードを
見ることもなく１時間のセットを歌い上げたという。

以前彼とデュエットのアルバムを発表したレディーガガ
と、またショーを開くことになったが
どうやらもう彼女がレディーガガだと理解しているのかも
怪しいような状況だったらしいのだが、
そのショーで奇跡的なことが起こり、


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
というようなトニーベネットである（youtubeにも
映像がある）。
そのガガとのショーが、一応彼の生涯最後の
ステージにしたということだ。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」
The Good Lifeだ。
どうも歌詞とメロディーが逆説的であるような
気がして、それが気に入っている。


」」」」」」」」」」」」」」」」」」
彼は９５歳である。そして抜群に歌がうまい。

第２３１１話「手が止まる」

GITANESの匂いで遠ざけたい。
それとは無関係に・・・。

オフィスから出かけたり戻ったりしている間の
ちょうどいない時を見計らっているかのように
取引先某社の某部長から４回電話があったらしい。
余程縁がないのだろうと諦めてくれればいいのだが
先方はそうもいかなかったようだ。

で、５回目の電話は仕事終わり直前に入った。
結局
「あの件のデータはどうしましょうか？」という
内容だった。
「メールに添付してくれたらいいですよ」
「わかりました。では前回のようにメールで
送ります」
って。

最初からメールで、前回のように送ってもらって
いれば、彼は５回も電話をかける必要もなかったし
こちらのスタッフは
「生憎席を外しております」という無駄な電話
4回分に煩わされることもなかったし、
「今回もメールで送ってね」という返答をした
（ついでに、電話だから当然要らぬあいさつ文句も
発した）私の手間も不要だった。
それでも一旦電話をするというのは、どういう
料簡なのか。

某社某氏
「あれのデザインの進捗はどうでしょうか？」
という問い合わせの電話をよく寄越すが
ちょうどその電話で手が止まってしまい、
ちょうどその電話が進捗を滞らせているのだよ
ということがわからないのだろうか。まだ
締め切り前なのに。


某社某氏
「今年もいろいろお世話になりまして」
というためだけに訪問されるのが一番嫌いなのだが
まだ付き合いが浅いからわからないよね。
でも、つきあいが深くなる前に疎遠になりそうですよ。


という風に、
年末進行を邪魔する仕掛けは今年も健在である。
ああ。

第２３１０話「あれこれ」

GITANESよりゴロワーズという人もいるし。
それとは無関係に・・・。

きのこたけのこ論争。
どうも劣勢のようなのだが、私はきのこの山派である。
どう考えても、きのこの山の方が美味い。
いや、たけのこの里も美味い。
いや、しかしきのこの山の方が僅差で美味い。
どっちも美味い。
こんなこと旗幟鮮明にしなければいけないことなのか。


卵焼き論争
だし巻派が優勢なんだろうけど、私は甘い派である。
どう考えても甘い方が美味い。
「甘い卵焼きなんて！おかずにならないでしょ」と
言い放つ味音痴もいるが、それはそれこそお前の舌が
融通利かないだけのことだ。
こんなこと旗幟鮮明にしなければならないことではない。

おすぎピーコ論争。
そんな論争はない。そもそもどっちだったけ？

第２３０９話「カウントダウンのきっかけ」

GITANESの買いだめ時期だったなあ。
それとは無関係に・・・。

年齢を重ねるにつれて季節感が薄れるのは
仕方ないようだ。そのような仕様になっているのだろう。
年末と年始の境目に大型休暇などがない業種に従事
しているから、商売上は年末にも年始にも敏感に
なっているものの、自分の生活上の年末年始感が
希薄である。これも仕様。

子供のころは冬休みが楽しみで、それはクリスマス
も正月・お年玉もあってと、いろいろなものが
もたらされる年末年始は「待ちに待った」という
雰囲気があった。
受験直前の年はさすがに「あ、あかん！もう日がない」
という焦りばかりだったが、それを除くと
楽しいことの方が多かったから、年末年始は
「楽しいもの」というイメージが強かった。

年賀状書きも、すべて手書きという時代は当然
取り掛かるのも早かった。
今はパソコンを使うから投函直前まで何もしない。
また、そもそも送り先も２０件を下回るほどしか
送らないからますます力が入らない。
「現役のサラリーマンが２０枚も出さないなんて！」
と笑われるが交友範囲が狭いのだから仕方ない。

という風に、年末年始感がますます薄れていく現在、
どこで「あら、年末だ」と感じるかと言うと
１２月１４日という日付しかなっくなった。
もちろん赤穂浪士の討ち入りの日である。
だからって忠臣蔵に興味がある訳ではないのだが
子供の頃は必ずこの時期に忠臣蔵関係の
時代劇ドラマがテレビで放映されていて、
それが刷り込まれたのだろう。

ホームこたつと石油ストーブ、家族が狭い部屋に
犇めいていた時代だった。
室温は寒がりの親父に合わせていたからかなり
暑かった。
テレビチャンネル権を持つ親父が観る忠臣蔵を、
兄や姉はつまらなさそうに観ていたような、
いや他のことをやっていたような気がする。

今の住まいにはホームこたつも石油ストーブもない。
だから年末がなかなかやってこないのかも知れない。
床暖房とオイルヒーターで、ぼんやり暖かい日々である。

第２３０８話「あの時期に突入！」

GITANESの煙と匂いで追い返したい。
それとは無関係に・・・。

とうとうあの時期に突入した。
SGCの読者の方ならもうお分かりだと思う。
「年末年始のあいさつ」期間だ。

どんどんやってくる。
年末にやってきて、年賀状を寄こし
そして年が明けたらすぐに年始のあいさつにも
やってくる。
どれも要らない！
最低でも、このうちの２つは要らない！

毎年毎年ここに書いているが、ここを読んでいる
取引先はほぼいないので、何の意味もないのは
分かっている。

年末のあいさつに来たから取引量を増やそうとか
年始のあいさつに来たから他社より優先しようとか
年賀状を寄こしたので特別に便宜を図るとか
そういうことは一切しない。商売はほぼすべて
是々非々で決まる。
それがわからない人がどれほど多いことか。

いや、あいさつに来る側の人の問題ではないことは
わかっている。
「あいさつに来ないのは怪しからん！」と言う
客側がまだまだ存在していて、すべてはそいつらが
悪いのである。



年末年始だからって、そんなに営業マンの顔を
見たいのなら、自分から会いに行きなさいな。

第２３０７話「暖かいはず」

GITANESの匂いはやや暑苦しい。
それとは無関係に・・・。

身体が温まって汗をかくと、
それを察知してさらに暖かくなるという
よくわからない機能的な衣服がスタンダード
になってきた。
身体が温かくなるまえの段階で暖めてくれないか
と思ってしまう私は多分ズレているのだろう。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

いやいや、既に
服の内部に熱線を仕込んだり、体温を反射させる
生地を縫い込んだりして、直接身体を暖める
アウターはもう存在していて、主にアウトドアの
店やワークウェアを取り扱う店でよく売れている
という。
そりゃちょっと違うんじゃないか　と思ってしまう私
は、やはりズレているんだろう。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


リー〇イスの「暖かいジーパン」というのを
買って履いてみたら、それはそんなに暖かい
訳ではなくて、しかし夏場に履いたら暑苦しい
だろうなあ　ということはわかった。

洋服って難しい。

第２３０６話「おれおれ」

GITANESの詐欺的な香り。
それとは無関係に・・・。

未だに、オレオレ詐欺にひっかかる人がいるらしい。
そんなに素直な人がまだまだこの世にいるという
ことは、考えようによっては良いことではなかろうか
と思えるほど、予想外なことである。
いくら啓蒙しても無駄ということだろう。
それだけ人の弱みを的確に突いてくるのだろう。

M資金　なんて話も、もうさすがになあ
と思っていたら、たまにM資金話が息を吹き返して
騙されたとか騙されかけたなんという話も聞こえてくること
がある。
オレオレは身内を助けるため、M資金は儲けるため
という決定的な違いはあるのだが、それでも胡散臭さ
を見抜けないと損をするということには変わりない。

自分だってどんなパターンで被害に遭うかわからないから
偉そうに言える訳ないのだが、猜疑心のアンテナは
かなり敏感ではある。
まず、知人以外からかかってくる電話は全て
イレギュラーな邪魔者と認識している。
耳寄りな話を教えてくれるような親切な人は
いないと思い込んでいるし、どのような勧誘も
撥ね退けてきた。そもそも電話が嫌いなのだから
電話がかかってきた時点で「敵」認定している。
文書やネットの宣伝についても、どこかにかならず
違和感や、おかしい表現が見つかるもので
その時点で「はいウソ」という断定をしてしまう。

という私ではあるが
オレオレ詐欺などの被害者のお年寄りに尋ねても多分
「自分だけは大丈夫と思っていた」筈だから
私の自信も砂上の楼閣に違いない。

ところで某NTTナントカからたまに何かしらの
勧誘電話がかかってくる。
平日の日中、昼日中（ひるひなか）である。
「いまお時間よろしいでしょうか？」
良い訳ないではないか。
「いや、仕事中ですよ？」
というやり取りももう何度かしている。

あれも何か私を引っ掛けようという魂胆なのか。
その手には乗らんぞ某NTTナントカよ。

第２３０５話「短感」

GITANESが短いから短感。
それとは無関係に・・・。

引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
読売新聞オンライン

園児３８人が２列で散歩中に…先頭付近に車突っ込む、１０人搬送

　９日午前９時４５分頃、愛知県東浦町の路上で散歩中の
保育園児の列に７０歳代の男性が運転する乗用車が突っ込んだ。
　消防によると、園児１０人が病院に搬送された。
いずれも軽傷とみられる。事故当時、園児３８人が２列
になって散歩していたが、列の先頭付近に男性の車が衝突したという。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
現在の報道によるといずれも軽傷とみられる
とあるのでほっとする。
７０歳代の男性が　　という部分は要るんかね。


引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
読売新聞オンライン

女児襲撃の少年「人を殺してみたかった」
「力の弱い幼い女の子狙った」と供述

　群馬県大泉町で下校中の女子児童が刃物を持った少年に
襲われた事件で、銃刀法違反容疑で大泉署に現行犯逮捕
された少年が「人を殺してみたかった。残酷なことを
したかった」と供述していることが、捜査関係者への
取材でわかった。同署は８日、少年を殺人未遂容疑で
再逮捕した。
　県警によると、７日午後４時頃、
小学４年生の女児（１０）に覆いかぶさり、
文化包丁（刃渡り約１８・５センチ）で刺し殺そうと
した疑い。調べに対し「力の弱い、幼い女の子を狙った」
と話して容疑を認めている。

後略
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「じゃあお前も同じ目に遭いなさい」
としか思えない。
それにしても、助けた人たちは素晴らしい。
そして、「取り押さえるだけ」で留めたのも
立派だと思う。
自分がその立場だったら、犯人にとどめを
さしてしまうような気がして恐ろしい。


引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」
レコードチャイナ

鳩山由紀夫氏「中国に謝罪したら日本政府から
批判された」―中国メディア

6日、観察者網は、鳩山由紀夫元首相が中国で開かれた
国際フォーラムにオンラインで出席した際「中国に
謝罪して、日本政府に批判された」と発言したことを
報じた。写真は南京大虐殺記念館を訪問する鳩山氏。

後略

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

いやあ、
もっと総合的に批判されたんだと思うけど。


引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
朝日新聞デジタル

「野国」やめます　立憲、共産などとの国会連携の枠組み解消
立憲国民社民共産

　立憲民主党は8日、国民民主、共産、社民各党と国会運営で
連携するため開いてきた「野党国会対策委員長会談」（野国）の
定例開催をやめることを決めた。立憲の泉健太代表は、共産との
共闘のあり方を見直す方針を掲げており、続ける意義は薄いと判断した。

後略
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
選挙終わったので解消、また選挙になったら
やるでしょうけど。

引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
共同通信

中国「まだ招待していない」
英の外交ボイコット
　【ロンドン共同】在英中国大使館は8日、来年2月の
北京冬季五輪に英国が政府代表を派遣しない「外交ボイコット
」を決めたことに対し「中国政府はまだ英政府の閣僚や
高官を招待していない」との報道官談話を出した。
　談話は、政府代表の派遣を問題にすることは「事実上の
政治的な中傷運動で、スポーツの政治化だ」と指摘。
スポーツの政治的中立を原則とした「五輪憲章の
精神に明らかに違反している」と批判した。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「行かねえからな！」
「呼んでねえけどな！」
なんかこのやり取り、好き。

第２３０４話「寝る話。小日記」

GITANESがあったら多分１箱近く消費していただろう。
それとは無関係に・・・。

午前中、２年ぶりのインフルエンザ予防接種。
いつも行く病院で、２年前は医師の見守りの中
見慣れない顔の人に注射を打たれたが、それが結構
痛かった。
何やら一瞬の逡巡のあと、「えい！」と掛け声が
聞こえてきそうな打ち方だったので、そりゃ痛いだろう
と今なら分析できるが、その瞬間はたまったもんでは
なかった。
今回も医師の見守りの中、看護士さんかな　と思う人
に打たれたが、まったく何の痛痒もなかった。
天才だ。

ちょっと書店に寄り、その後昼飯を食べて
１４時ぐらいからフローリングに寝そべっていたら
昼寝してしまった。
３時間半も寝てしまったから、昼寝の域を超えている。

１８時半には風呂にも入ってしまい、夕食後
やることもない。
予防接種直後だからトレーニングというのも
憚られるし、もう寝床に入ってしまおうと
０時過ぎにはベッドに入る。
北方謙三・チンギス紀の新刊が出ていたので
それを読む。

案の定寝られない。そりゃあれだけ昼寝をしたら
当然だろう。
本を読んでトニーベネットを聴きながら
トイレにも３回行ったりしていると午前４時になった。

充実した無駄時間だった。

第２３０３話「１２月」

GITANESは冬の嗜好品です。
それとは無関係に・・・。

子供のころからの習性かもしれないが
１２月になると、大人になった今でも
自分のどこかに忙しなく振動する部分がなくもない。
仕事が年末進行になって通常のスケジュールで
動かしているととんでもないことになる
というのが主な原因なのだろう。
しかし、それでも
「あとちょっとで今年も終わりかあ」
「サンタが来ないのは知ってるけどクリスマスだなあ」
とか
「来年はどんな年になるだろうか」
「あ、年賀状まだ書いてない」
などなど、イレギュラーな思いが
他のシーズンよりは多いのは事実だ。

年末年始は大みそかまで仕事で
１月２日から仕事というのはほぼ決まっている。
通常の曜日感覚しか持っていない。
だから、ここに年末年始の休暇が１週間ほども
あるような人ならば、もっと１２月には
「特別感」があるだろう。
「特別感」というのは「メリハリ」の正体だろう。

羨ましいが如何ともし難い。
だから無抵抗に過ごすのみである。