the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 





GITANESはまだ吸い始めていなかった頃。
それとは無関係に・・・。

先日どこかの記事だったか本だったかで
「新人研修」について書かれていた。
内容自体はまったく記憶に残るようなものでは
なかったのだが、そう言えば自分が今の会社・
洋服小売り・に入ったとき(30数年勤務
しており、転職経験はない)はどうだった
っけ?と思い起こした。
いやそれも大した話ではないのだが。


基本的には来るもの拒まず去る者追わずという
傾向が今よりもずっと濃い会社だった。
だから入れたのだろう。
まとまって新規採用・入社・入社式なんてものは
なかった。その日新たに入社したのは私一人だったが
同期(同年入社)は20人ぐらいいた。

初出勤の日は初めに男子ロッカー室に案内され、
先月突然来なくなったという奴のロッカーを
宛がわれ、
「ほれ、ここ使え。」と指示された。
嫌も何もないので私がそこを使わせてもらうことに
なったが、ロッカーのネームプレートはしばらく「真鍋」
だった。もちろん失踪したと言われる先輩の名前だ。
ロッカーの内部にはまだ「真鍋」氏の私物が入ったまま
だったが、案内してくれた人が手際よくそれらを無造作に
ゴミ袋に放り込み
「ほら空いた。お前はここや。」
と、私がロッカーの後継者になった。
真鍋氏の残置物の中にメジャーがあった。洋服小売りの
販売員には必須アイテムだ。
「ほら、お前のメジャー。これ使え。」とそのメジャー
の後継者にもなった。メジャーの端っこには油性ペンで
「真鍋」と書かれていた。
そこから約1.5年、私は真鍋メジャーを使い続けた。

清掃が既に終わった様子の店舗に連れて行かれた。
朝礼の時間だ。
もちろん最後尾に並んだ。司会者はずっとずっと前方に
いた。朝礼には事務方の人や商品管理の人も参加する
ようだった。もちろん販売員もいた。総勢30人ぐらいは
いて、二人ずつ縦列で並んでいた。

店次長が私を皆に紹介した。前に出てあいさつするよう
促された。何を言ったのか忘れたが、当たり障りのない
あいさつをしたように思う。
その日の朝礼はいつもより長く、かつ入念だったらしい。
何しろ、『消費税3%』というものがスタートする特別な
日だったのだ。
新人のナントカという野郎のことなどどうでもいい。
とにかく日本人の誰一人として経験のない「消費税」
がこの日から導入される日なのだ。他のことなんて
どうでもいい。
やがて朝礼は解散した。各自は持ち場に帰っていく。
私はひとりその場所に取り残された。
店次長に質問した。
「あの、どこに行けばいいでしょうか?」
「あ、どこ所属とかそういうの聞いてないのか?」
「ええ、わかりません」
店次長はどこかに内線しった。
「あの、今日からのヤツねえ、彼はどこ所属ですか?
はい・・・はい、わかりました。」

「おい、お前2階らしいで。」
「あ、上ですね。」
「そう。」
2階へ階段を上がる。
「おい、走れ!」
お、この会社も無駄に走らせる会社なのか。そんな
会社が多いとは聞いてたが・・・。
無視する訳にもいかないから、走っている風の
感じを出しながら歩いて行った。
2階に到着したらフロア責任者らしい人がいた。
その他の人もレジに集結していた。なにしろ
今日から消費税だ。

自己紹介した。
「あ、そう。」
あいさつは終わった。そのまま時間が停止した。
「あの、何をしましょう?」
「メジャー持ってるか?」
「はい、真鍋って書いたのをいただきました。」
「そうか。お前は販売員だろうから、今日から
売れ。何の遠慮もいらん。服を売ったらええ。」

販売知識など何もない。
それで「売れ。」と一言。これが新人研修のすべて
なんだろうか。
ああ、これで接客される人は気の毒だな。

ところが恐ろしいもので、そんな状況でも
その日59000円のジャケットを1着売ることが
できた。名札には「研修中」と書かれていたが
まだ何の研修も受けていないのに。

真鍋と書いたメジャーはズボンの後ろ右ポケット
に突っ込み、摘まみ出しやすいように端っこを少し
ポケットから出した。
そこがメジャーの定位置になった。


(次回に続く)




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GITANES嗜好者として記憶されているはずだ。
それとは無関係に・・・。

ある人と話していて、何かのきっかけで
主に2,30年前あたりでお付き合い・取引が
あった同業関係者の人々が現在どうしているのか
という話題になった。
あの人は今もう70歳ぐらいだが、ゴルフ場で
アルバイトをしているとか、あの人はまた別のメーカー
さんへ転職して、同じような営業の仕事をしている
とか、あの人とはつい先日連絡があって色々
話をした
というように会話が進んでいった。
驚くべきことに、その頃付き合いのあった人々は
みんな現在も健在だということだった。
おつきあいがあった真っ只中で病気によって亡くなった
人もいたのだが、疎遠になってから亡くなった人は
皆無のようだ。
それらの人々は現在50~75歳ぐらいの年齢。
その割にはみんな無事で元気だという。
私の周りでは亡くなる人がそれほど少なくないような
気がしていたので、それと比較すると本当に
珍しい現象なんじゃないか と思ってしまう。

「いやあ、あの、GITANES吸ってて
とにかく不愛想なあの人は今どうなったんだろう?」
などと先方は思っているかも知れない。

はい、ここにいます。元気です。




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GITANESは本の伴。
それとは無関係に・・・。

「チャンバラ」というあまりに直接な
タイトルの本を買い、すぐ読み切った。
宮本武蔵を描いた本で、ほぼ戦闘シーンばかり。
10年以上前に塚原卜伝の小説を買って読んだことが
あるが、それはストーリーが短いし、全体的に
説明臭いし、卜伝は最初から強いし、で
まったく面白くなかった。

こっちの本は楽しい。
「双頭の鷲」を昔何度も読み返した記憶があるが、
その著者・佐藤賢一が書いた「チャンバラ」は
当然面白い。
ということで、しばらくは時代物から離れるべきだ。
まったく違うジャンルのものを読もう。
未読本の棚卸しをそろそろやってみようと思う。





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GITANESはまずいのになくならない。
それとは無関係に・・・。

一時期どんどん増えていった食パン屋さん。
並んでも買えない、当日分がない、予約だけ
という日もあった食パン屋さん。
高級食パンブームだったのだが、今はどうなんだろう。
近所の食パン屋さんがもうなくなったという話
は今のところ聞こえてこないが、あの頃のような
出店ペースは完全になくなったようだ。

そして、某高級食パン屋さんブランドの運営会社
が破産というニュースは入ってきた。
そのブームの後はどうするんだろうか、流行っている
間に次の展開を考えているに違いない と
思っていたが、そうでもなかったのだろうか。
それともブームが予想よりずっと短かったから
考えるヒマ、開発するヒマがなかったのだろうか。

これは私個人の問題なのだが、チヤホヤされた
食パンを何度か食べたことがあるが、
いくら食べても食パンの味しかしないのだ。
高級か低級か知らないけど、食パンの味だった。
どうして食パンの味がする食パンがブームになんて
なるのかまったく理解できないまま、ブームは
去ったらしい。
いや、私の舌がおかしいのだろう。
みんなは「とっても美味しい食品!」と捉えて
食べていたのだろうなあ。

いやあ。




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GITANESはさすがに中で吸えない。
それとは無関係に・・・。

どちらかと言うと、自分は暑がりだと思う。
その反面、冬は結構な薄着で過ごしている。
大体室内ではロンTにハイゲージのニット1枚のみ。
外出のときはそこに上着を羽織るだけである。
それにくらべ、暑さは不快でたまらない。

であるのに、入浴時だけは39度の湯に30分以上
浸かっている。そして浴室の暖房も効かせる。
もう5月だというのにこうなのだが、ちょっと異常
だと自分でも感じている。
おそらく浴室でたっぷり30分本を読むからだろう。
そのときには湯の温度はそこそこ下がっているから
室温が低いと相対的に「寒くて浴槽から出られない!」
ということになる。
実際は出られるのだが、せっかく温まったのに
どうして浴室内で早速身体を冷やさねばならんのか。

また、読む本によって入浴時間は変わる。
どうやら北方健三を読んでいるときは長風呂になる
ようだ。
そして、今読んでいる本とその前に読んでいた本は
あまりにも下らなさ過ぎて、あっさりした入浴だった。
公表したくなるほど面白くなかった。いや
しないけど。
こうなると身体が十分に温まる前に風呂から上がる
ことになってしまい、よろしくない。

やはり入浴前には本棚の前で充分立ち読みしてから
風呂に入るべきだ。

なんか間違っているような気がしないでもない。



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GITANESをとにかく吸うのがルーティンだった。
それとは無関係に・・・。

youtubeには本当にいろいろな動画があって興味深い。
最近ふとしたことから「morning routine」で検索した
動画をよく観る。つまり毎朝の習慣ということだ。
朝だけでなく夜のルーティンも観る。これがなかなか。

本当に本当に本当に本当に、そんなこと毎朝やるの!?
え、本当に!?ほんとに!?ホントに!?やるの!?

というようなことをやっている人が存在する。
そういう動画が結構多いのだから、そういうことを
ルーティン化している人が多いのだろう。

●まず、起きるのがめっちゃ早い。まだ暗いのに
 起きる。

●それなりの恰好に着替えてマットを敷いて
入念にストレッチする。

●ここでシャワーを浴びる人も多い。
ふかふかのバスタオルで身体を拭く。ふかふかだ。
真っ新だ。
●高そうなブランドっぽい何やらでスキンケアする。
顔が中心だが全身に何やらを塗る人もいる。

●いろんなものをミキサーに入れて、基本緑色の
スムージーを作って飲むが、結構な量だ。

●犬の散歩に出かける。

●お洒落な皿を取り出してバランスの良さそうな
朝食を作る。皿にはかならず野菜が乗っかっていて
必ず目玉焼きがあってシャウエッセンとか香薫とかじゃない
ソーセージも焼く。
●なんか野菜ジュースもある。

●コーヒーを淹れる。これは機械で淹れるケースが
なぜか多い。ハンドドリップはしない。

●動画にはそれらの食器洗いは省略されているが
きっと食洗器が活躍しているのだろう。

●今日着る服を、大きな鏡の前でいろいろ試す。

●仕事の人は出かける。

●そうじゃない人はお気に入りの海外の雑誌を
パラパラ開いたりする・・・。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」

とまあ、素晴らしい一日の始まり方がある訳だ。
彼我の差があまりにも激しい。
私など、
●「あかん!」と目を覚ます。
●とりあえず靴下を履く。
●歯を磨く・顔を洗う。
●父母と犬(ケンタロウ)の遺影の前に水を供える。
●スマホでネットニュースを確認しながらパンを食べる。
●着替える。
●気に入らない。
●着替える。
●出かける。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
これだけである。

夜にもルーティンなどと呼ぶほどのことはない。
●ばんめし
●コーヒーをドリップし、父母の遺影に供え
自分も飲む。
●室内でバイクを漕ぐ。
●湯に浸かり本を読む。
●一応化粧水は顔に叩き込む。
●歯を磨く。
●書斎で読書。
●「あかん!こんな時間や!」と、寝る。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

やはり日々の生活の中にオシャレアイテムを
いくつか採り入れるべきかも知れん。
でも、緑色のドロドロした飲み物はイヤだし
ふわふわのバスタオルなんて毎日使えないし
ストレッチする時間があるのならもうちょっと
寝ていたい。

ま、他人様に見られている訳じゃないんだから
これでいいかと妥協する毎日である。





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GITANESは夏に不味い。
それとは無関係に・・・。

気温がとうとう30度近くまで上昇し、ああ
夏ってこんな感じの始まり方するよなあ
と感じる一日となった。
また今日は来客が多く、昼過ぎまでに3組
8人の人と商談。一日でこんなに大勢の人と
会うことは珍しい。
いつも商談の最中にもメモを取り、また商談
が終わってからはそのメモをもとにもう少し
詳細を付け加え加筆訂正、感想があればそれも
書き込んでミーティングの記録を作成する。
これをレジュメとか言う人もいて、
「あ、レジュメ って本当に言ってしまう人が
実在するんだなあ」と感慨深かった。
いやそれは関係ないのだが、とにかく手書き派の
私は手描きで自分だけのために資料を作り、
それをすぐさまスキャンしてpdfで残す。
手書きしたメモはすぐに捨てる。

いやいや、じゃあもういきなりパソコンで
資料を作ればいいではないか と思った人も
多いだろう。
その通りだ、わかっている。
ただ単に手書きが好きなだけなのだ。
それと、ノートパソコンで何か記録を取っている
人を見るのがどうにも苦手なだけである。

ということで、たまにインク切れで掠れる万年筆
にイラッとしながら、今日も3組8人の様子を
手書きで残した次第である。
スケッチみたいなものだな。
言葉のスケッチだ。



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GITANESが短いから短感。
それとは無関係に・・・。

引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
東スポ

谷原章介 ジャニーズ性加害問題に厳しい表情も…
コメンテーターに見解は求めず

 15日放送の「めざまし8」(フジテレビ系)で、
創業者ジャニー喜多川氏による性加害問題について
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が謝罪した
ことを取り上げた。
 元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏らが
ジャニー喜多川氏から性被害を受けていたと訴えて
いる問題で藤島社長は14日に約70秒の謝罪動画を
公開し、見解と今後の対応についての文書を公表。
 番組中盤の「NewsTag」のコーナーで取り上げ、
藤島社長の動画を中心に、これまでの経緯を
ナレーションで説明するにとどまった。
 スタジオでもアナウンサーが藤島社長の回答を
読みあげるとMCの谷原章介も厳しい表情で頷く
のみ。元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏、
社会学者の古市憲寿氏らコメンテーターに
見解を求めることもなく次のニュースに移った。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

某スポーツ選手の性加害事件については先週
どんどん報道されていたように思うが、こっちは
何年も何年も前から深刻な問題で、マスコミは
到底知らん顔などできるはずもなかったのに
ほとんど何の報道もしなかったマスメディア。
「忖度」「斟酌」が目の敵にされて、マスコミ
でも「忖度が諸悪の根源!」風な論調だったが
自分のことになると話は別だ。


引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
中日スポーツ
『伝えてこなかった我々にも責任がある』
武田真一アナがジャニーズ問題を反省
「ひと言は重い」「#加藤浩次 ならバッサリ
斬るのに」

 元NHKの武田真一アナ(55)が15日、
MCを務める日本テレビ系の情報番組「DayDay.」
に出演。ジャニーズ事務所の性加害問題を取り上げ、
報道側として責任を感じていると明かした。

 ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(56)
は14日、ジャニー喜多川前社長が元ジャニーズJr.
から性暴力を告発されている件について、騒動を
謝罪する動画と一問一答形式の見解を公式HPで
公開。番組ではこの経過をトップニュースとして扱った。
 これに武田アナは「報道の現場に長くいましたけれども、
この間、こうしたことは芸能界の中での出来事で
『ニュースとして伝えるべきことなのかどうか』
ということを突き詰めて議論したり、考えたりする
ことをしてきませんでした」と当時のメディアの
姿勢について振り返った。
 その上でさらに「藤島氏が自らも『積極的に
知ろうとしたり、追求しなかったことについて
責任があると考えている』としていますけれ
ども、同じ責任を伝える側としても、今感じて
います」と反省した。

後略
」」」」」」」」」」」」」」」」」
マスコミの責任「も」ある
と、仰る。
もっともっと前、何年も前に報道していたら
少なくともそれ以降被害者は増えなかった可能性
は高い。
そりゃああの人物が悪いんだろうが、他者の責任に
ついては
マスコミ「も」悪い どころじゃないでしょうに。

引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
ロシアの労働力不足 ウクライナ侵攻で悪化

【5月14日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻は、
ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の長年
の懸案事項である少子高齢化を加速させた。
侵攻により西側諸国から制裁を科され悪化した経済が、
さらに停滞する可能性もある。
 低出生率が何年も続き、労働力の減少に直面して
いたロシアにとって、ウクライナ侵攻は状況の悪化と、
長期間にわたりその影響が残り得ることを意味する。
 動員により、男性数十万人が労働市場から消えた。
さらに、高学歴者の多くは国外に脱出した。

中略

■新型コロナで打撃
 ロシア当局はウクライナでの戦死者数について、
昨年9月に国防省が5937人と発表して以降、更新していない。
 西側は、ウクライナ、ロシア両国の死傷者はそれぞれ
15万人に上ると推計している。
 モスクワ国立大学(Moscow State University)の
ナタリア・ズバレビッチ(Natalya Zubarevich)氏は
「軍事作戦による正確な死者数は分からないが、
30万人が動員され、若い労働力がさらに減った」と指摘した。
 さらに、新型コロナウイルスによって約40万人が
死亡したと公式統計ではされているが、実際の死者数
はこれを大幅に上回るとみられる。
 労働力が減少していることを考えると、3.5%という
失業率は良いとはいえない。人手がおらず、さまざまな
業種で人材不足が起きていることを示している。
 ロシア中央銀行が先月19日に公表した統計から、
「急激な」人手不足が起きており、特に加工業や輸送業、
水道業などで顕著であることが明らかになった。

後略
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
そりゃ、戦争に若いのが取られたら国内の労働力は
低下します。
彼らが短期間で目的を達成し、華々しく凱旋してくる
つもりだったのだろうから、大きくアテが外れてしまって
いる訳だ。これでもプーチン体制は保っているのだから
よくわからん。


引用
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
東京新聞

日本除いた「G6」からLGBTQの人権守る法整備を
促す書簡 首相宛てに駐日大使連名 
サミット議長国へ厳しい目

 先進7カ国(G7)のうち日本を除く6カ国と欧州連合
(EU)の駐日大使が連名で、性的少数者(LGBTQ)
の人権を守る法整備を促す岸田文雄首相宛ての書簡を
取りまとめていたことが、複数の外交筋への取材で分かった。
元首相秘書官の荒井勝喜まさよし氏の差別発言をきっかけに、
エマニュエル米大使が主導した。
G7で唯一、差別禁止を定めた法律がなく、同性婚も
認めていない日本政府に対し、今年5月の首脳会議
(広島サミット)で首相が議長を務めることも踏まえ、
対応を迫る内容だ。(柚木まり)
 書簡は2月17日付。「プライベートレター(私信)」
の扱いだが、エマニュエル氏を含む7人の大使が署名した。
 日本政府高官は15日、本紙の取材に
「途中はどうかわからないが、結果的にはもらって
いないのではないか」と述べた。
 本紙が入手した書簡のコピーによると、日本で
LGBTQの権利を守る法整備が遅れていることを
念頭に「議長国の日本は全ての人に平等な権利を
もたらすまたとない機会に恵まれている」と指摘し、
国際社会の動きに足並みをそろえることができると求めた。

後略
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
自分(達)がいいと思うことであれば内政干渉であろうと
なんであろうと直接行動して構わない
という人はどこにでもいるということだ。アメリカも
例外ではなかった。それだけのこと。

さあ、こっちも内政干渉しよう。
まずアメリカは銃社会からの脱却を。
え?それがどうしてできないの?
銃器が行き渡っていることで年間に何人殺されてます?
ほら、できるよね。

 


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GITANESを吸いながら歩きたい。
それとは無関係に・・・。

行きがかり上、職場に飾る花の手配をいろいろ
するようになった。何の因果か。
私は別に花大好き人間という訳ではないのだが
店舗の面々があまりにも無頓着なため仕方なく。

最近よく行くようになった花屋まで歩いたのは
よかったが、そういえば紫陽花のシーズンだし
今年はまだ自宅用の紫陽花を買っていなかったので
また歩いて遠回りして、別の花屋へ。
昨年までしばしば行っていたそっちの花屋は
商店街の真ん中にある。


花屋がなかった。閉店というようなレベルではなく
(閉店なんだろうけども)、建物ごと消えていた。
確か年末にはあったのに。毎年紫陽花買ってたのに。

別の支店に電話して尋ねたら、「2月で閉めました」
とのこと。ああそうだったのか。
寂れた商店街の真ん中にあり頑張っていたような
イメージだったが。
まあそこから数十メートル先には別の花屋がある
から近所の人も困らないだろうが、こうやって
どんどん店が減っていくような気がしてならない。
その代わりに、何を出すのかわからない、センスが
いいのか悪いのかもわからない飲食店がポツポツと
開店している。
どんな店でも増えるのはいいことなんだが、
それにしても「絶対に自分が入ることはない店」
がいくらオープンしてもなあ。

馴染みの店がなくなっていくのはどうにも変な
気分である。それも、知らぬ間の閉店なんて
「最終回を見逃した!」のような、終わった気が
しない結末風だ。









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GITANESは読書の最良の伴。
それとは無関係に・・・。


7,8年前、書店の棚で
「ジーノの家 イタリア10景」という文庫本
を何気なく、本当に何気なく手にして買った。
それが日本エッセイストクラブ賞などの受賞作
というような情報も何も知らず買った。
内田洋子氏、よく本屋では見かける名前だが
まったく読んだこともなくて読む予定もなかった。

帰宅してあっと言う間に読んでしまった。
次の日またその書店に行った。書店に並んでいる
内田洋子氏が書いた本をすべて買った。
過去に書いた本を調べ、その本屋に並んでいなかった
ものはamazonに発注した。
しばらく自分の書斎は内田洋子祭状態になっていた。
ミラノの太陽、シチリアの月 という本が気に入って
気に入っている割には誰かに貸してしまってそのまま
になっているのだが、その中にある「鉄道員オズワルド」
が特に印象的で、たまたま寝込んでいるときに読んだ
せいもあるのか、殊の外涙腺を刺激された。

その後も単行本が刊行される度、発売日に購入している。



実は内田洋子氏とは某SNSを通じて少しだけ
交流があった。
「鉄道員オズワルド」に関する感想を伝えることも
できたし、その返信に彼の近況(実在の人物である)
も聞けたりと、ラッキーな出会いに感謝した。


先月末には最新刊が発売された。
「イタリア暮らし」
もちろん買って、すぐに読んでしまった。
ここにまた「鉄道員オズワルド」にまつわる話が
2つほど収められていて、まったく無関係な人なのに
懐かしく思いながら読んだ。


イタリアを拠点として活動している人物なので
コロナ禍の状況ではかなり諸々が制限されていただろうと
推察される。
今後また刊行ピッチが上がればいいのに 
と背表紙を眺めながら考えている今日この頃である。





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GITANESの煙の色だ。
それとは無関係に・・・。

意外に思われるかも知れないが、ずっと昔から
「カバンはまあ、どうでもいいや。」と思っていた。
そこそこの収容力があれば、まあどうでもいい。
強度はあったほうがいいのだが、色なんて黒で
あればそれほど気を遣うこともないだろうし
というような基準で、それこそ一度買ったら同じ
カバンを、傷んでしまうまで使っていた。
もちろんスーツのときに持つカバンとそれ以外
ぐらいの使い分けはしていた。
カジュアルのときなんか、ほぼ布でできた袋みたいな
変なカバンを使っていた。というより今も使う。

それが、10年ほどまえにスモーキーなブルーの
革製トートを買ったことがきっかけで、
「やぱりカバンもそれなりに使い分けがいるし
それなりに拘らないとなあ」と感じるようになった。
とにかくそのカバンが気に入り、1年後には
同じシリーズの肩にかける小ぶりなカバンも
買った。
カバンなどどうでもいいと考えていた人間にしては
そこそこの価格だった。
底や側面をあちこちにぶつけて色が剥げていくので
自分でメンテナンスの塗料を買って補修もしている。

そういうアイテムの最大の敵は水分、つまり雨らしい。
ということは、雨の日には持てなくなる。
だからそういう日のために、某店で真っ黒の帆布の、
やや大ぶりなトートバッグを買った。
最近では専らこれを使用している。晴れの日でも。
理由は簡単、中身を入れ替えるのが面倒だからだ。

カバンの中にはいろんなものが入っているが
それらをいくつかのカテゴリーに小分けして
トートに放り込んでいる。
クスリや消毒、マスクのスペアや爪切り・ハサミの
ポーチ、
財布・現金・カード類のポーチ、
カギやハンコのポーチ。
こういう分類はほんの1年ほど前からである。
それ以前はとにかく何でもかんでも適当に
トートに放り込んでいた。
眼鏡も財布も小銭も鍵も、本もパンもケータイも
保険証もペンもノートもポイポイと。
そのせいで、必要になったアイテムをすぐに
カバンから取り出せることはなかった。
一度全部中身を出してみないとどこにあるか
わからない。それどころか、本当に入っているか
どうかもわからなかった。
いくつかのポーチに小分けするようになって
かなり機能的にはなった。

ただ、問題は「分けたのはいいんだけど、結構
モノが増えていってカバン全体が重くなってきた」
ことだ。
理想を言うと、出かけるときはスマホと財布、
ペンとノートがあればそれでいいのだから
本当は手ぶらで出歩きたい。
だからそもそも、アイテムの小分けなんて
どうでもいいことなのだ。まったく
私が進みたい方向ではない。

ということで、不本意ながらいくつかのポーチ
に持ち物を小分けして、それらを不本意ながら
黒いトートに放り込み、
「重いなあ・・・」と呟きながら今日も
歩いているのである。ああ。





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GITANESは読書の最良の友。
それとは無関係に・・・。

ブクログというアプリがあって、それを利用
している。
読んだ本や読みたい本を登録して管理するアプリだ。
感想も書けるし会員同士コミュニケーションを
とることもできる。とらないけど。
本の登録はスマホのカメラでバーコードを読み取る
ことで簡単にできるし、使いようによってはかなり
便利である。
で、毎月末になるとアプリから
「お前は今月これだけ読んだよ」と知らせがくる。
それによると4月は9冊読んだとのことだった。
今年に入ってからは35冊。
ちなみに昨年は112冊だったらしい。
もちろん再読分はこれらに含まれないから
それらを加えると年間に150冊ほどは読んで
いるのだろうと思う。

たくさん読んだからどうなのだ、ということだ。
つまり、自分以外にはまったく関係のないことだから
冊数を競う気もないしそれに何か価値があるとは
思わない。

しかし、子供のころ
「オトナになって、やっと欲しい本を自分の力で
買えるようになったときも、やっぱり本を読んで
いる人でいられればいいな」と思った自分としては、
積み重なっていく本は子供のころの自分自身に対する
アピールにはなっているだろう、とは思っている。

やあお前、つまり昔の自分。
今もやっぱり相変わらず何かしら読んでいるよ。
ということだ。




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