GITANESをこっそり吸えるような木陰を見つけた。
それとは無関係に・・・。
会社から1キロほど離れた場所に関連施設があって
その運営も自分の守備範囲となっている。
炎天下はわかっているが、そこまで徒歩で行く。
一応日除けのハットは被っているが暑いものは暑い。
丁度この道のりは、先日AのO元編集局長が熱中症で
倒れたコースでもある。
別にそれに挑戦している訳ではないが、歩くのは元来
嫌いではないし、暑い最中に歩くのはそれなりに気持ち
いいものだ(個人の感想です)。
無風の炎天下を水を飲み飲み歩く。
途中には商店街のアーケードもあるから、そこを通過する
ときはラクだ。
それが終わったら、そこそこ大きい公園脇を通る。
何の音なのかわからないが、ずっと「ジーーーーーーーー」
という音が聞こえているような気がする。
なんだろうか、セミか他の動物か、気のせいか。
こんな音、冬でも鳴ってたっけ?と考えながら歩く。
いや、冬は主に風の音か。
いくら考えても正解など浮かばないのだから、これはもう
勝手に「夏の音」ということにした。
夏の音を聴きながら流れる汗と戦う。
こういうとき、ジーパンはアカンなあと考えながら
水をまた飲み飲み歩く。
何しろ1キロしか距離がないのだから呆気なく終わる。
到着した場所で取引先数人とカンカン照りの屋外で
打ち合わせ。
また夏の音を聴きながら帰ってくる。
合計2キロしか歩いていない。
(熱中症による)命の危険を感じることもなかったが
身に入れる水分より出ていく水分の方が多いだろうな
という感覚をおぼえた。
まだしばらくは、熱中症で死んでしまうような
身体ではないと自覚できたのは収穫だった。
まあ、わからんけどな。