GITANES嗜好者じゃなくなってからは
ポケットなしのシャツ。
それとは無関係に・・・。
別に「テレビ観ません」アピールをするつもりは全くないし
隙があったらずっとテレビを観ていたいのだが、最近は色々な事情で
まったくテレビを観る機会がない。
録画したものは繰り返し観るのだが、リアルタイムで放映している自分が
観たい番組を観る・ということがなくなってしまった。
家人が観たい番組を(大体はドラマか情報番組なのだが)横から
見るともなしに見ることはあるのだが、久しぶりに覗いてみると
なんとまあすごい情報量である。
真ん中にタレントがいて、いろんなところに文字が表れて
画面の中にもうひとつ小さい画面があってそこにもタレントが驚いた顔をしていて
音楽が鳴っていてナレーションが入る。
もう、こんな情報量の中に身を委ねるような器用なマネがまったくできなくなっていた。
老化なのかも知れないし、慣れの問題なのかもしれない。
とにかく、生活の中にあの感じが組み込まれることはもうないだろう。
なんか、それがうれしい。
未読の本がたくさんたくさん積まれているし、
当然本屋に行けばもっともっとたくさんの本がある。
本を読むのは(読むという作業だけ言えば)一次元的な行為なので
テレビをみるよりはずっとラクである。
そして一次元的な作業で頭に入ってくる情報は、自分勝手に四次元的に
展開される。
いやあ、テレビ飽きて、本には飽きていない。
よかった。
これならまだまだ続けられる。
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