the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESの煙で燻された車だったが、下取り査定には
関係なかった。
それとは無関係に・・・。


半期予算編成の時期でもあり、中期計画などのミーティングが
予定されていたりするので、あちこちで数字に関する会話が
飛び交う。
資料が必要な人が
「あの数字をくれ」とか「あれをまとめておいてくれ」などと
命令を出す訳だ。

何に使われるかすら分からず、ただ頼まれた仕事をやるというのは
どういう気分なのだろうか。

まあ私は、そういう依頼がまったく来ないという恵まれた疎外感を
満喫するだけなのだが。





昨夜のひき肉入りオムレツは、ジャガイモを入れすぎたせいで
きちんと巻けないわ、味はコロッケの具だわ と
イマイチしっくり来なかった。

むずかしいぞ、時間との戦いは。




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GITANESをまとめて隣で吸ってやりたい。
それとは無関係に・・・。


たまに昼食の店で居合せる、女性の3~4人組。

楽しそうで賑やかなのは別に構わないのだが、
その中に手をパチパチ叩きながら馬鹿笑いする者がいる。
(念のため、そこは居酒屋ではない。)
テレビなどに出てくる十把一絡な芸能人のマネかその影響か。

自分たちのグループが張っている領域の境界線から外側なんかには
まったく興味も持てず何の配慮もできないらしい。

手を叩いていない奴も、そいつを許容して恥じることなく一緒に
馬鹿笑いしているということは、同じメンタリティを持っている
ということだろう。


まあ、十把一絡芸能人に影響されているような方だから、
自身の生活においてもその人は十把一絡なポジションなのだろう。
ということは、その人はそのままでいいということになる。

なぜならば、

十把一絡だからだ。



関係ないが、昨夜のみそ汁は味噌を入れすぎ失敗した。
タチウオの塩焼き、豚かぼちゃ煮はそこそこの成功。
一番うまかったのがちりめんじゃこにシソと大根おろしを
かけたものだった。
しかしそれは料理じゃない。



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GITANESもネットで買えてしまう。恐ろしい。
それとは無関係に・・・。


まだまだリアルな書店での買い物の方が多いものの、私にとっても
ネットで注文して購入する本のシェアがどんどん増えつつある。

本屋で探して、なかった本は諦めるという方法だから
歯止めになっていたのだが、ネットならほとんどの場合
探している本は見つかってしまう。

見つかってしまうと、買わなければならない。

携帯で本を検索・発見・注文し、近所の本屋さんで受け取る
というスタイルである。


非常に便利だ。便利すぎる。快適すぎる。


明日も注文した本が2冊書店に到着する。
(イタリア)料理に関する本2冊。


非常に便利だ。便利すぎる。
堕落だ。





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忙殺  




GITANESに逃げることもできないし。
それとは無関係に・・・。


出社して席についた途端にいきなりいろんな仕事が
動き出し、電話かけまくり・電話出まくり・メール送受信
しまくりの、移動につぐ移動、アポ取りまくり取られまくり
ファックス行ったり来たりの状態になった。
景気が悪いから忙しいのか、そうでもないのかがわからない。


多分いくつかの仕事は忘れているだろう。
仕方ない。忘れているんだから。



昨夜のクラムチャウダーは、非常にうまくいった。

スピードを要求されない料理はラクでいい。



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GITANESを休止しても味覚は変わらない。
それとは無関係に・・・。


家庭内料理修行は続いている。

イタリアのワイン、オリーブオイル(こっちは日本のメーカー)
麺、ゲランド塩、鷹の爪、マツの実を購入。
いや、購入しただけでしばらく使う予定はない。

使う直前にはバジル・ニンニクも買うだろう。


オトコが料理をすると、食費(材料費)が高くつく
と家人たちは言う。

しかし、それらを食費で賄ってくれなどと言うつもりはない。
こっちのサイフから出るのだから、いいではないか。

本を買うのを数冊我慢すれば、かなりいい食材を買えるのだ。



で、スーパーの帰りに本屋に立ち寄り、
結局本を数冊購入。

やっぱり料理は高くつく。



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GITANES初心者のころは、何度も気分が悪くなった。
それとは無関係に・・・。


ツチノコの死骸を並べた写真ではない。

それに決して朝飯ではなく、ディナーだ。


初めてにしては、形はともかく味はうまくいったと自賛している
卵焼き、鰆のムニエル、豚汁、茹でほうれん草である。
調理時間の問題も気力の上からも、このぐらいが限界だ。
(鰆については、皮の方を上にするべきだったと反省している。)


スピードが足りない故の不細工さなので、慣れてくればそれなりの
ビジュアルにもなるだろう。

あのインチキグルメは食べるだけでは飽き足らず、とうとう作る方にまで
手を出したか
と、私を知る人はみな感じているだろうが、これがなかなか
ええ感じなのだ としか言い様がない。


料理を始めたのは、
暖かい季節になったら、休日に坪庭のテーブルで料理を広げ
ダラダラと昼飯を食ってみたい
と、ただそれだけのシンプルな動機なのである。

ただキャンプ料理ではないので、もちろん豚汁を屋外で食べる訳ではない。

それなりのものを作れるように、精進しなければならない。

と言っても精進料理でもない。



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GITANESをチョコレートみたいだと表現した人は
意外に多かった。
それとは無関係に・・・。


難しい。
某氏を起訴することも難しいだろうが、それと匹敵するほどに。


初心者でその上極度の不器用者ゆえに、セラミックの包丁を使っている
のだが、その真っ白い包丁で、おまけに真っ白いまな板の上で
真っ白い大根を切るのが、恐ろしいほど難しい。
じっと見つめていると、どこに何があるのかがわからなくなってくる。

ホワイトアウト
という言葉の新しい使い方を発見したような感覚だ。




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GITANESを吸いながら、といきたいところであるが。
それとは無関係に・・・。


料理も少々できる方がイイ感じなのではあるまいか

と思い立ち、家人の邪魔をしながらキッチンに立つように
なった。
本日はカレーと、イカのバター焼き、サラダ。

料理して初めてわかったのだが、自分で作ると
いざ食べる段階で、まったく食べることに集中できない。

ああした方がいいだろうか、あれが足りないのではないか、
もっと他に方法はないのか
などと考えていると、食事を愉しむどころではない。


道は遥か遠い。






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GITANESの味は他のタバコと、はっきりと違いがある。
それとは無関係に・・・。


おでんである。

美味い。

しかしふと気になった。

具に味がよく染み込んでいることを「よし」とするおでんだが、
そうすると、全ての具が「おでん」の味になっているということになる。
それが本当に「いいこと」なのだろうか。

例えば、路線バスに乗り込んだら
乗客も乗員も全員が、自分の好きな女優に似ていたら
そんなにうれしいだろうか。


あ、それはやっぱりうれしいかも知れん。

ということは、おでん万歳。





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GITANESを吸わなくても煙を吐き出せる能力とか。
それとは無関係に・・・。


この時期にいつも憂鬱なのが静電気。

車の乗り降りには特に気をつけたり、上着着脱の直後には
なるべく金属に触れないように心がけてはいるが、なかなか
そういう訳にいかないこともある。


昨日訪れたあるビル。
3Fに用があったので、エレベーターに乗って 3 のボタンを押したとき、
自分としては人生最大の静電気が来た。

バチッ!

一瞬辺りが暗くなったかのような錯覚を覚えるほどの静電気。
エレベーターがその電気のせいで突然動き始めるのではなかろうか
と思うほどの勢いだった。


自分の動作が静止してしまい、ああ静電気だったのかと気付くまで
二秒ほどかかった。
手を見ても別に煙も上がっていない。

しかし激しかった。

ひょっとしたら私は、今の電気ショックで未知の能力を授かってしまった
のではないだろうかと思うほどだったのだ。


残念ながらどんな能力を授かったのかは、すぐには確かめる術もない。
目からある種の光線が出るとか、一瞬で水を沸騰させることができるとか、
動物と世間話ができるなんて能力ならちょっと興味もあるが、
今まで以上に凄いスピードで晩飯を食べられるとか、心臓の鼓動が
ワルツになっているとか、おにぎりの具が外見からすぐにわかるなんて能力なら、
わざわざそのために電気ショックを受けただけ損だ。


無意識のうちにブログの文章をタイピングしている
なんて能力が欲しい。
できれば静電気なしで。



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GITANESを吸い始めると打ち合わせが長くなる。
それとは無関係に・・・。


某建設工事(改装)の打ち合わせ。
現場Aと現場Bで、説明会のはしごだ。
設計担当の設計士、施工元請A社と下請け各社、そして現場責任者と
私。
現説(現場説明会)といって、本来なら複数の元請会社が集まって
工事仕様などの説明を聞き、後日各社が見積を出して選別される
のだが、いろいろ事情もあり(別にやましいことはないけど)
A社と契約を結ぶことになっている。公共工事なら随契・特命随意契約と
いったところだろうか。
もちろん複数の企業に競ってもらった方がコスト的には良いのだが。


この会議開催は1ヶ月以上前から決まっていて、事前に周知も万全
だったのだが、直前になってA社の建築責任者から連絡があり、
会議に出席できなくなったという。
理由を尋ねると、その日ちょうど本社の役員たちが来てそれの相手を
しなければならないとのこと。
役員がやってきてどんな話をするのかは知らないが、どんな話であっても
それを極限まで突詰めると、それは「どうやって仕事を受注するか」
「どうやって儲けるか」に集約される。結局は「どうやって客を作るか」
なのである。
それなのに、客との打ち合わせをキャンセルして、内側の人間と会わなければ
ならないという。
そりゃあ2件あるとは言ってもただの改装工事だし、新築などと比べると
工事代金も安い(いや、それでも3500万ぐらいはかかるぞ)。
でもこれが特命工事ではなくて入札だったら、果たして内部の事情を
優先させるだろうか。

「ああ、内部優先ね。わかりました。」と電話で言うと、
先方はかなり恐縮し困っていた。
いや彼には罪はない。立場も苦しいだろう。
「いやいや冗談です。代わりに事情のわかる人を寄越してね」と頼んだ。


さて説明会場の現場へ行く。
A社からは建築責任者の代行の人と、営業担当者Y氏がいた。
簡単にあいさつを済ませると、Y氏が言う。

Y「実は、私も会社に戻らなければならなくなりまして、すぐに失礼
  しなければなりません」
私「役員さんの相手かい?」
Y「そうなんです・・・。」

別に営業Y氏は出席しなくても会議に支障はないが、出席したいと言ったのは
先方だったのに。

私「あのね、これが入札がかかった気合の入った現説なら何を放ってでも
  来るでしょうよ。」
Y「はい・・・。」
私「もう注文を受けた気になってるかも知らんが、まだ契約書にサインして
  ないでしょうが。」
Y「はい・・・。」
私「その役員さんによろしくお伝えください。御社から誰一人説明会に
  来なくても『一応』御社と契約はしますって。」

Y「はあ、申し訳ないです。」
顔がひきつっている。

そうだよなあ、Y氏や建築責任者はものすごく辛い立場なのだ。
しかし常に紳士的な交渉を心がけてはいるが、ナメられるのはよろしくない。
会社全体を軽く見られる訳にはいかないのだ。



Y氏が去り際に
私「ああ、役員さんに伝えてね。
  どうせ特命だからって余裕かました分のしわ寄せが絶対に来るよーって。」



Aでの説明会が終り、全員で現場Bへ。そこも改装工事だ。

なんとそこには、急にキャンセルの入った建築責任者が待っているではないか。

私「あれ、どうしたの?身内の接待は?」

責「いやあ、面目ないです。現場Aの説明会は行けませんでしたが、こっち
  へは何とか都合がつけられまして・・・。」

私「そりゃあ何より。」

会社へ戻った営業担当者Y氏がこの建築責任者氏に言ったのだろう。
やっぱり出席しないと、いろいろ災いが起こりそうです とか何とか。




現場Bの説明会も滞りなく終る。
もともと工事や工程は完全に信頼できるA社なのだ。滞りないのは当たり前。


それも終って自分の会社に戻る。
会社の駐車場に黒塗りの国産高級車と、運転席には白手袋の運転手。
誰かエライ人が来ているのだろうか。


なんと、その問題のA社役員さん2名が来社しており、私の勤め先の社長と
会談中だった。
会話の内容までは聞こえなかった。


まさか、営業Y氏は「役員さんに伝えてね」と伝言した冗談を
そのまま本当に伝えたのかも知れぬ。


「御社のナントカ担当のSGCって人は、ちょっとお行儀が悪いですなあ」

なんて抗議に来たのだとしたら、おお!面白い!


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GITANESと財布さえあれば安心だった頃が
いちばん良かった。
それとは無関係に・・・。


私が勤める会社にも、当然ではあるが各種の定型書類がある。
休暇の届けや出張届け、その精算用紙などがそうだ。
フランチャイズの事業部に従事する者は、それこそ山のような
書類と日夜格闘しているが、会社内部だけの書類は
おそらく他社と比べると少ない方だろう。

例に挙げた休暇の届け、出張届けなどの他にはあまり思いつかない。
物品購入伺という書類もあるが、ほとんど誰も使っていない。

企画書という文化も根付いておらず、たまに必要に応じてそれを
作る人もいるが、もちろん書式も一定していないし企画書が
作られること自体稀である。
稟議書というシステムもない。まったくない。
例えば億を超える投資の案件(新事業展開や出店、不動産投資など)が
あったとしても、稟議書が作られることはなく、ほぼすべてが
口頭で進行していく。それがいいとか悪いとかの話ではなく。
参考資料が作られることはあっても稟議書が作成されたり提出される
ことはない。
誰が誰に対してどんな提案をしても自由である。
それを思いついたものが、整合性や経済合理性のとれた説明ができる
なら、どんな提案をしても許される(誰もやらないけど)。

いや、その手の書類や文化がないからといって、なんでもかんでも
口頭で提案した事案が通る訳ではない。
書類なしで○億円の投資が決まることもあれば、数千円の買い物が
却下されることも多々ある。


こういう流れは問題も多いのだが、しかし組織の中の風通しがよかったり
意思決定スピードが速いというメリットがあり、これは大きな利点である。


しかしながら、組織の中にはたまにバカなことをする奴がいたり、
問題が発生したり、人数が増えてくると「文化」だけでは統治できなく
なってくる。
仕方がないので書類や手続きが増えていく。


そうしておくと書類を出すほうも受け取る側も安心だからだ。
そしてその安心と何かを引き替えに手放すことになる。

こういう点だけを見ても、所帯は小さい方が扱いやすいと思う。


その方がいいと断言する訳ではなく、
懐かしんでいるわけでもないのだが。

あ、ただ書類仕事が面倒なだけなのか。



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陳謝  




GITANESなんて臭いものを吸って、申し訳ない。
それとは無関係に・・・。


最近よく謝罪する。

秘書のせいにしたいが、残念ながら秘書などいない。
くだらぬ日々だ。


遂行責任も結果責任も問われる立場であるらしいので、
譴責をうけることも、何かの問題が生じて誰かに
謝罪することも致し方ないことではあるのだが、
厄介ごとなのだから必ず原因は存在する。

その原因が失敗によるものであれば、挽回の余地もあるし
いずれは忘れたり許せたりできるものなのだが、
それが卑怯な行為であったり、悪意をもっての行為なら
それは決して許されることはないだろうし、忘れられることも
ない。
そういう簡単なことが分からないという人間が
世の中には存在するのだなあ。


今年はいろいろ不具合を排除して、そしていろいろ
新しいものを採り入れる年になりそうだ。
いや、確信はないが、なんとなく。




関係ないが、昨夜は部署の新年会。
酒を好む人とそうではない人、自然に席が分かれる。
どんどん盛り上がる場所と、どんどん法事のようになる
場所にくっきり分かれる。

けっこうなボリュームの料理が次々と運ばれ、物足りなさは
まったくなかった。

終わってから店の外で、「どこに行くんだろうか」待ちの
塊ができていた。二次会はカラオケだろうか。
みんな
「おれはイヤなんだけど、あいつが行きたそうだからなあ」とか、
「ボクは帰りたいんだけど、あの人が行くなら帰る訳にも
いかないし・・・」
「わたしはどっちでもいいんだけどねえ」
などと言って、誰も主体的に二次会へ行きたいとは言わない。

言わないのに、結局行くようだ。

その、にやにや笑いの駆け引きをする光景を横目に
「じゃあみなさん、ごきげんよう。」と、
クルマで立ち去る私。

どうも、和を乱して申し訳ないです。




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GITANESが名刺代わりの時期もあった。
それとは無関係に・・・。



会社から名刺を初めて持たされたとき、不思議な感慨があった。
それでやっと社会人になったような気にもなったし、
社名に縛られる人生が始まったような気がしたし、
そして当然初めての名刺だから肩書きも何もないし(販売員と
書かれていた)、ここに肩書きが入るのは何年先のことなんだろうか
などと思ったものだ(今では肩書きがまったく気にならない。
諦めてしまったのだろうか)。


正月を迎えると、名刺を貰う頻度が劇的に増える。
別に新しい出会いが目白押しになる訳ではない。
留守中にあいさつにきた取引先が、名刺を置いていくのだ。

新年のあいさつに来た足跡だけでも残していこう

という考えである。


少なくとも私は、同じ人の名刺を何枚も集める趣味はないので
非常に迷惑、いやもったいない気持ちでいっぱいになる。

先日抽斗の中をごそごそやっていたら、ナントカ広告のナントカ
という奴の名刺だけでも8枚出てきた。

本当にもったいない。
そもそも、新年だからといってわざわざあいさつになど来なくて
いいのだ。

中には「あの取引先は正月にあいさつにも来やがらない」などと
気分を損ねる奴もいるだろうけど、私はそうじゃないのだ。
だからいつもあいさつにだけ来られる人には、
「あの、あいさつになんか来なくていいから。その分
新規開拓か何かやったほうがいいよ。」と言うのだが、
「またまたぁ~。」なんて感じで、まともに受けとってくれない。

本当に不要なのに。
そして、会えなかった時の置き名刺も要らないのに。

その人の名刺が10枚たまったら、金色のカードに格上げされるとか、
でっかい名刺になる なんてことなら少々の遊び心も感じられるが、
地球にもやさしくないし、会社の印刷費もムダに遣うことになるし、
こっちは邪魔になるし、他人様の名刺を捨てるのには罪悪感が
あるし、まったくいいところ無しなのである。

留守中の訪問については、事務所スタッフがきっちりと報告してくれ
るから大丈夫だし、止めませんか、置き名刺。

とここで言っても何の役にも立たないのだが。




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休憩  



GITANES嗜好者の頃は休憩室使用を遠慮していた。
それとは無関係に・・・。

会社には広い休憩室がある。
それなりの設備は揃っているからちょっと休憩や
ランチをとるのに不便はない。
広さもそれなりにあるので、30人ぐらいなら会議もできる。

入社した頃の休憩室はあまりに賑やかで騒がしくうるさく、
とても静かにランチなんて環境ではなかった。
休む間もなく誰かしらが話しかけてくるので、それに応えるのも
面倒だった。
うるさくなくても、椅子をいくつか連結させてそれに寝そべり
大口を開けて寝ている奴もいるし(今もいる)、漫画を一心不乱に
読みふけっているおじさん(要職者)も数人いる(今もいる)。
休憩なんだから何をやってもいいじゃないかという理屈だろう。

でも大口を開けた他人の寝姿を見たくない者もいるし、
漫画は家で読めばいいのにと感じるのだが、やっぱり基本的に
休憩中は自由時間だから、おっさんの寝姿や週刊漫画を読みふける
おじさんの姿をみたくない人(私など)がその部屋使用を遠慮すれば
すべて丸く収まるのである。



さて、昼過ぎ頃その部屋に誰もいなかったので、コンビニでレンジ調理の
食糧を買ってきて、素早くランチ。
真冬なのに暑い。直前まで誰かが暖房をガンガン効かせていたのだろう。
私は基本的に一人の時は冷暖房を稼動させない。
私一人を温めるために、そんな頑張るなよエアコンさん
という感じの音を立てているエアコンが不憫だからである。


体調は戻ったが調整期間中として、コンビニで発見した七草粥レンジOK
を買っていた。当然そんなものだけでは到底足りないので、
きつねうどんレンジOKも買っている。準備は十分だ。

粥の方をレンジに入れる。
500Wで二分と書いている。おお、そうか二分でいいのか。

レンジの設定を見る。

強い
弱い

ワット表示はどこなのだ?

なんなのだその、「強い」とか「弱い」という、ふわっとした
表現は?

万事慎重な私としては、ここはひとまず「弱い」で試してみたい。

弱い  2分  スタート。


二分経過。器を取り出した。まだ温かくないではないか。

そうか、もうちょっとだ。

弱い   1分  スタート。

チン。

まだだ、全然だめだ。

いくら慎重派の私でも、「弱い」では弱いのだ ということを悟る。

強い   1分   スタート。

チン。

辺りには原っぱの匂いが立ち込める。
あの、子どものころの空き地の匂いだ。どうしてだろう。
あ、さすがに七草粥が七草たる所以である。
ところが困ったことに、その匂いは郷愁を呼び起こすが
まったく食欲をそそらないのである。


「ニオイたくさん微妙味」の粥を食べながら、きつねうどんを
レンジにセット。
もう学習した。
「弱い」は文字通り弱いのだ。

500Wで4分30秒とうどんの容器には書いている。


「強い」  5分  スタート。


粥を食べ終える。文庫本を読み始める。レンジは動いている。

チン。が鳴らないうちに、一度停止させてみて様子を見る。

奇妙な煙が出ている。容器はこんな形だったっけ?

中のうどんはアツアツだった。アツアツ過ぎるぐらいだ。
うどんは臨界点一歩前だったのかも知れぬ。


この古い古い電子レンジは非常に扱いにくい。
そりゃあ、高機能過ぎて扱いきれない機器は世の中に数え切れない
ほどあるが、やっぱり電子レンジの温度設定はせめて

「弱い」
「そんなに弱くない」
「強い」
「すごい」

ぐらいのピッチでなければ、粥もうどんもいい具合にならない。



と考えているとき、ランチ休憩に誰かがやってきた。


うどんを一気食いして休憩終了。

スリリングだ。




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