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「子どもの個性理解して」松山でフォーラム

2013-02-09 00:05:21 | 講演会

きょうは寒さが厳しい一日でした。朝チラついていた雪は、あとは降らなくて、比較的良好な日和でした。空気は冷たかったですが・・・。

 

今朝、友人からメールあり。

今月3日に松山のコムズで開催された、「トークフォーラム21」(えひめ親子・人間関係研究所・主催)の記事が愛媛新聞に掲載されていました。少し紹介します。

・・・県内の教育・保育関係者や保護者ら約130人が、子どもの個性を尊重しながら円満な関係を築くためのコミュニケーション技術などを学んだそうです。

 

・・・子育てに関わる人にコミュニケーションの大切さを再認識してもらおうと、2001年から毎年開催。今回のテーマは、「親も子どもも、生きる力を育てよう!」で、松山赤十字病院の小谷副院長と勝山幼稚園の武井義定園長を講師に招き、小谷副院長は、「個性を伸ばす子育て塾」と題して講演。子どもの目を見てコミュニケーションを図りながら個性や感受性を理解する重要性を説明し、「自転車の乗り方を何千回聞いても乗れるようにはならない。学んだあとは、とにかく子どもと話し合ってみることが大事」と強調。

 

・・・最も大切なのは自尊心とソーシャルスキル(社会生活を営む上で必要な技術)だとし、「自尊心は自分や子どもの素晴らしいところとへんてこりんなところを正しく評価する力。ソーシャルスキルはここぞというときに自分の思いを相手に伝える技術」と解説。

 

講演のあとは、参加者でグループに分かれて子育ての悩みなどを話し合うワークショップもあったそうです。

 

☆今回で13回を迎えた「トークフォーラム」。毎回、様々なテーマで開催されてきましたが、私が参加したいと思うことの一つには、講演のあとのワークショップです。

以前、小学校等のPTA役員をしていたとき、毎年PTA連合会の研究大会があってその中で分科会があり、「グループに分かれて討論する」というのがあったんですが、その場は凍りつくほどシーンと静まりかえっていてものすごい緊張感があったのを思い出すんですが、これは、なかなか慣れなくていつも、どうしようと思いながら参加してた苦い経験があります。

しかし、このトークフォーラムの「ワークショップ」は、そういう緊張感は全然なくて、むしろ参加された方、一人一人の話を聴く(傾聴)ところから始まり、それぞれの家庭での悩みを共有でき、お互いの気持ちを理解しあえる良さがあり、自分自身の話も聴いてもらうことでスッキリして帰ってくる、という感じでしたね。これは、参加すると実感できる心地よさがありました。

 

今回、これだけ大勢の方が参加されたということは、みなさんそれぞれ悩みながら子育てされているってことですよね。子育てって正解なんてないし、それぞれの家庭で違っていて当然だし、子どももまた個性があって兄弟でも違うわけですから、いってみればそれが子育ての面白さかもしれないですよね。子育て真っ最中の身には、なかなかそのことが実感できなくて、子どもとのコミュニケーションに悩んでしまったり・・・。でも、みんな気持ちは同じわけですからそれを言い合って共有する。違うことは違っていい。イライラしたり、子どもにあたってしまったり、親だって行きずまることもあるけど、それを共有しあえることで、気持ちが楽になるんじゃないかな。

 

それと、コミュニケーションスキルも大事だなと。親も感情的になるとコミュニケーションどころじゃなくなる。すべての言動が、指示・命令になる。脅迫もある。子どもの自尊心はズタズタにされるわけです。私自身も、イライラが最高潮になると、爆発していろんなこと言ってた時期もありました。(笑)

でも、このスキルがあると、少し冷静になって対応できたりする。こういう場合は、こう言い返したらいいんだ、みたいな。「わたしメッセージ」で伝えるというのもそれで、「あなたはそう思うかもしれないけれど、私はこう考えるよ、こう思うよ、」と伝える。もちろん、冷静じゃないと言えない。(笑)

・・・子育て家庭共通の悩みです。こういうワークショップ、一度味わうと意外と楽しい。

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